東芝、新形状のかけ面で動かしやすくなったコードレスアイロン
La・Coo(ラクー) TA-FV900 |
東芝ホームアプライアンスは、新形状のかけ面を採用したコードレスアイロン「La・Coo(ラクー) TA-FV900」を2月1日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は2万円前後。
全方向に動かしやすいように、前方向だけでなく後ろ方向の先端も細くした「美(ミ)ラクルベース」採用のコードレスアイロン。後部を細くすることで、後方が見やすくなり、作業をスムーズに進められるという。
また、かけ面後部にはブラウスのフリルやスカートのプリーツのアイロンがけに便利な「ポイントプレス」を新たに採用した。ポイントプレスはかけ面より浮いた状態で備えられており、使用時は本体を傾けて使用する。これにより、周囲の布にシワを付けることなく狙ったポイントだけをアイロンがけできるという。
かけ面前端部分は、ボタン周りなどの細かいアイロンがけが楽に行なえるよう先端部分が細くなった「楽がけライン」を搭載する。
かけ面には、滑りが良い「ボロンコーティング」を施す。ボロンはステンレスの約3倍の強度を持ち、耐摩擦性と蓄熱性に優れた素材で、軽い力でアイロンをかけることができるという。
FV900では、これらかけ面の機能をより効率的に使用するため、本体の向きを360度回転できる充電台を採用。充電台から持ち上げることなく、アイロンの向きを変えることができるという。
新形状のかけ面「美(ミ)ラクルベース」を新たに採用した | かけ面の機能を活用するために、充電台の載せたままアイロンの向きを変えられる機能を新たに搭載した | フリルやプリーツなどの細かい場所をアイロンがけするのに便利なポイントプレス。本体を傾けるようにして使用する |
スチーム機能では、52個のスチーム孔をかけ面の前方から後方にかけて配置。スチームをかけ面全周から噴出できるため、スチームショットの噴出距離が従来機種に比べて約1.5倍に向上しているという。また、スーツのジャケットなどをハンガーにかけたままスチームを当てられる「全周吊るしてショット」機能も搭載している。スチームの適温持続時間は最長260秒。
操作性では、持ちやすさに配慮した「新型オープンハンドル」を採用。ハンドルの長さを従来より約10mm長くし、くびれを設けたことで、手に馴染みやすくなったとする。
使い勝手の面では、給水用のカセットタンク内に除菌効果のある「プラチナアクアクリーンユニット」を設けるほか、アクアクリーンユニットの抗菌効果により、抗菌効果のあるミストを本体から放出することもできる。また、プラチナアクアクリーンユニットに含まれる抗菌ガラスには、水垢の堆積を抑制し、スチーム孔の目詰まりを防ぐ効果があるという。
本体サイズは103×228×139mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1.2kg。消費電力は1,200W。本体カラーはピンクとレディッシュゴールド。
ピンク | レディッシュゴールド |
下位機種として、スチームの適温持続時間が最長約180秒の「TA-FVX800」と、かけ面のコーティングが異なり、プラチナアクアクリーンユニットなどを省略した「TA-FVX700」の2機種を同時発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格はTA-FVX800が16,000円前後、TA-FVX700が12,000円前後。本体カラーはTA-FVX800がピンクとレディッシュゴールド、TA-FVX700がピンクとブルー。
「TA-FVX800」レディッシュゴールド | 「TA-FVX700」ピンク |
(阿部 夏子)
2011年1月13日 15:51