シャープの冷蔵庫でドアが外れる事故、無償点検を実施


 シャープは、同社が発売した一部の冷蔵庫において、ドアが外れて怪我をする事故が発生したと発表。ユーザーに対し、当該製品の無料点検を行ない、部品を交換するとしている。

 点検の対象となるのは、同社が1996年から2001年までに製造した冷蔵庫48機種。このうち3機種において、冷蔵室とドアの間に物が挟み込んだ状態で無理にドアを開閉することによって、ドアが外れて怪我をする、という事故が合計3件発生した。同社では通常の使用でドアが外れることはないとしながらも、安全のために同様の機構を持つ製品を無償で点検、ドアカムやヒンジなどの部品交換を行なう。

 点検の申し込みは、同社ホームページにて掲載されているフリーダイヤルにて受け付けている。

 同社ではまた、ユーザーに対して、ドアの開閉が固くなったときには、ドア周辺や庫内に者が挟まっていないかを確認するよう呼びかけている。

無料点検の対象となる、冷蔵庫の品番修理内容。パッキン、ドアカム、ヒンジを交換する



(正藤 慶一)

2010年1月26日 16:26