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パナソニック、プロのアドバイスを受けながら美容家電を実際に使える「Panasonic Beauty SALON 銀座」

 パナソニックは、同社の美容家電などが体験できる「Panasonic Beauty SALON 銀座」を9月15日より東京・銀座にオープンする。常設の体験サロンとしてオープンするもので、営業時間は11:00~20:00。年末年始(12月31日~1月3日)を除いて不定休。住所は、東京都中央区銀座5丁目5番9号オージオ銀座ビル1~4F。

美容家電などが体験できる「Panasonic Beauty SALON 銀座」を9月15日にオープンする
フロアは1階から4階まであり、それぞれコンセプトが異なる
パナソニックの美容家電製品群「Panasonic Beauty」の製品が実際に試せる

 パナソニックの美容家電が無料で体験できるサロン。1階から4階まで用意しており、各フロアでコンセプトが異なる。1階は「流 Trend」をコンセプトとしており、プロのビューティーアーティストが美容家電を使った季節ごとの美容メソッドを紹介する。フロアには、パナソニック独自の技術により、シミ、シワ、毛穴、透明感、ほうれい線の5つの項目を分析する「スノービューティミラー」を備えており、この分析結果に基づき、最適な美容家電を推奨してくれる。

シミ、シワ、毛穴、透明感、ほうれい線の5つの項目を分析する「スノービューティミラー」
パナソニック独自の技術によりメイクしたままの状態で分析可能
将来的に出てきそうなシミなども確認できる

 また、ドライヤーを使ったクイックブロー(約10分)、スチーマーを使ったクイックフェイシャルエステ(約10分)が無料で体験できるコーナーも備える。

 2階は「感 Feel」をテーマとしており。製品をじっくり試せる体験の場となっている。ドライヤーやスチーマーナノケア、洗顔美容器、炭酸イオンエフェクターなどのヘア、スキンケア製品に加えて、レッグリフレや骨盤おしりリフレなどのマッサージ機器も試すことができる。同フロアには、メイクを落として素肌で体験できる「コスメブュッフェ」が用意されており、化粧直し用のスキンケア、メイクアップ用品も備える。

2階では、製品をじっくり試せる。メイクを落として素肌で体験できる「コスメブュッフェ」が用意されており、化粧直し用のスキンケア、メイクアップ用品も備える

 3階は「磨 Explore」をテーマとしており、約60分の予約制エステを体験できる。クリア肌コース・深層保湿コース・毛穴クレンジングコース・ひきしめコースの4つを用意しており、いずれも無料でプロのビューティーアーティストが行なう。同フロアでは、百貨店や直販サイトなど、販路が限られたプレミアムライン「Panasonic Beauty PREMIUM」を体験でき、さらに製品を購入することもできる。

3階では約60分の予約制エステを体験できる。プロのビューティーアーティストのアドバイスを受けられる
販路が限られたプレミアムライン「Panasonic Beauty PREMIUM」を体験でき、さらに製品を購入することもできる

 4階は「創 Creative」をテーマとしており「これからの美」とである場所とし、コラボセッションやイベント、セミナーなどを行なう予定だという。

 パナソニック 執行役員 コンシューマーマーケティング ジャパン本部 本部長 河野 明氏は体験サロンをオープンする狙いとして「インターネットでひとたび検索すれば、様々な情報が出てくる時代だが、特に美容家電においては、実際使っていただくことを何より重視している。銀座という感度の高い場所にリアルな体験の場を設けることで、より多くの人に製品に触れていただける」と語った。

パナソニック 執行役員 コンシューマーマーケティング ジャパン本部 本部長 河野 明氏

 また、パナソニックでは美容家電を含むスモールアプライアンスを重点投資を行なう高度成長事業と位置づける。この理由については「多くの生活家電は限界普及率を迎えており、買い換え需要に頼らざるを得ない。特に日本においては、買い換え需要だけでは成長を維持出来ない。日本はもちろん、中国、アジアにおいても女性向け美容家電は需要の伸びが期待できる製品」と話し、2018年の売上を2008年比で約1.5倍を目指すという。

 今回のサロンオープンは「そのための先行投資」でもあると話した。

美容家電を含むスモールアプライアンスを重点投資を行なう高度成長事業と位置づける
美容家電製品群の売上目標として、約1.5倍を掲げる(2008年比)