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ダイニチ、消臭システムを搭載した高機能タイプの石油ファンヒーター
2017年8月22日 10:39
ダイニチ工業は、消臭システムなどを搭載した高機能タイプの石油ファンヒーター「SDRタイプ」を発売した。暖房目安13畳まで(コンクリート・集合)の「FW-3717SDR」、17畳まで(同)の「FW-4717SDR」、20畳まで(同)の「FW-5717SDR」の3機種で価格はオープンプライス。市場想定価格は潤に33,800円前後、39,800円前後、43,800円前後(いずれも税抜)。
石油ファンヒーター使用時の不満として挙げられることが多い「消化時のニオイ」や「給油の手間」を改善した高機能モデル。同社の石油ファンヒーターでは従来より消火時のニオイ対策を施していたが、新モデルでは消火時にファンが大風量で回転し、バーナの高温時間を長くすることで、ニオイの原因となる燃え残りの気化ガスを燃やしきる。これにより従来に比べ消火時のニオイが約40%減少したという。
「給油の手間」に関しては、業界No.1のタンク容量9Lとし、一度の手間でたっぷり給油できるようにした。持ちやすさに配慮して、タンクの上下に取っ手を付けたほか、本体液晶画面で灯油の残量を8段階で確認できる。
そのほか、便利な機能として、暗い部屋で液晶部のまぶしさを感じる時に明るさを軽減できる「減光セレクト」や、運転延長を知らせるまでの時間を選べる「延長セレクト」を搭載する。延長セレクトは、従来3時間で固定されていた運転延長のお知らせを「3時間・2時間・1時間」から設定できるというもの。シーンによって使い分けができるという。
暖房目安13畳まで(コンクリート・集合)「FW-3717SDR」の本体サイズは438×349×445mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は12kg。タンク質量は9L。燃焼継続時間は大火力時で約25時間、小火力時で約125時間。本体カラーはスノーホワイト、オータムレッド、コズミックブルーの3色。
なお、17畳まで(同)の「FW-4717SDR」、20畳まで(同)の「FW-5717SDR」では本体カラーはスノーホワイト、コズミックブルーの2色展開となる。