ニュース
厚さわずか3cmで15,000円のロボット掃除機。エスキュービズムが“ルーム家電”に注力
2017年7月13日 16:00
エスキュービズムは、厚さ約3cmの「超薄型床用ロボット掃除機 SCC-R05GM」を、8月初旬に発売予定。想定価格は14,800円前後。
薄型のロボット掃除機。厚さ約3cmで、さまざまな家具の下に潜って掃除できる点が特徴。運転モードや本体サイズなど、スペックの詳細は発売時に発表を予定している。
同社はこれまでに、ECサービスやポスレジシステムの開発を手掛けており、現在は「IT」「流通/海外」「家電」の3つの領域を軸に事業展開。家電事業では、1人暮らし向けのテレビや冷蔵庫などを販売し、売上高20億円を達成。今後さらに注力していき、その第1弾としてロボット掃除機を発表したという。
1~2人向けの“ルーム家電”を展開。生活の中での困りごとを低価格の製品で解決
エスキュービズム 代表取締役社長 薮崎 敬祐氏は、同社が手掛ける家電事業について次のように語った。
「私たちが注目しているのは、小さい空間で使用するひとり暮らし向けの家電です。3~4人以上の家族がリビングで使うような家電は大手メーカーさんがノウハウを持っていますが、1~2人世帯の家電も需要が高まっており、まだ差別化できる領域だと思います。エスキュービズムではそうした家電を“ルーム家電”と名付け、機能を限定し、納得のいく品質を保ちながらも低価格な製品を提供していきます」
コンセプトは「ENRICH THE ROOM -部屋を、ひとつ豊かに-」。生活の中で少し困ってる、少し不便と思うことがある人に、手頃な価格で製品を提供していくという。
第1弾のロボット掃除機は、単身世帯でも手に取りやすいように低価格を実現しているが、部屋に置きたくなるデザインを目指し、本体はスタイリッシュに仕上げたという。カラーは、「パールホワイト/シャンパンゴールド」、「ガンメタリック/ブルーメタリック」、「シルバーメタリック/ガンメタリック」の3色を用意し、インテリアに合わせて選択可能。
「厚さが3cmと驚くほどスリムですが、吸引力はパワフルです。さまざまな家具の下に潜っていけるので、掃除機のヘッドを無理に伸ばさなくても掃除ができます」(薮崎氏)