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ドイツのスタイリッシュデザインと、日本の職人技が融合した真空断熱タンブラー

 サーモスグループ傘下の、ドイツの高級魔法びんブランド「alfi(アルフィ)」は、ステンレス製真空断熱タンブラー「Coral(コーラル)」と「Reaf(リーフ)」を発売した。いずれも320mlと400mlサイズを用意。価格は順に、10,000円、12,000円(税抜)。

ステンレス製真空断熱タンブラー「コーラル」
「リーフ」

 アルフィは、1914年にドイツで設立された卓上用魔法びんブランド。ヨーロッパを中心に、世界90カ国の専門店や高級ホテルで事業を展開している。ホテルだけでなく一般家庭でも使われており、クラシカルでありながらモダンなデザインは、100年以上も愛され続けているという。

 2014年にサーモスグループ傘下に入り、今回初めてアルフィのデザインとサーモスの品質が融合した、メイド・イン・ジャパンの製品が誕生。スタイリッシュなドイツデザインと、日本の優れたものづくりを組み合わせ、これまでにないハイクオリティな逸品としている。

サーモスの歴史。2014年にアルフィがグループ傘下に入った

新潟県の職人が1つ1つ研磨して、光かがやくなめらかなフォルムを実現

 本体は、サーモスならではの真空断熱技術を採用。温かい飲み物は温かく、冷たい飲み物は冷たく保ち、上質なひとときを演出するという。金属ながらも、唇にやさしくやわらかい飲み口が特徴。

 デザインは、製品名「コーラル/リーフ」の由来となるサンゴ礁をモチーフにしており、光輝くなめらかなフォルムを実現。表面は、新潟県燕市の職人によって1つ1つ研磨されており、表面研磨ミラー仕上げを施している。

サンゴ礁をモチーフにしたデザイン
やわらかい飲み口を特徴としている
真空断熱の仕組み
温かいコーヒーはずっと保温されていた

 本体サイズは、コーラルの320mlタイプが70×130mm(直径×高さ)で、リーフの400mlタイプが75×165mm(同)で、約300g。いずれも保冷効力は、8℃以下(1時間)。

 このほか、ギフトに適したペアセットも用意。パッケージにこだわり、艶消し黒のシンプルな箱で、開けたときにシルバーの輝く美しさをいっそう際立たせるという。

 価格は、コーラル、リーフともに、320mlタイプが20,000円、400mlタイプは24,000円(税抜)。

ギフトに適したペアセット。パッケージにこだわったという

ステンレス製で熱いものや氷も入れられる卓上用ポット「Juwel」

 また、アルフィを代表する製品である卓上用ポット「Juwel(ジュベール)」もリニューアルし、2月22日に発売した。0.73Lタイプと1Lタイプを用意し、価格は順に28,000円、30,000円(税抜)。

卓上用ポット「Juwel」。コーヒーや紅茶などをたっぷり入れられるサイズ

 ジュベールは、1918年の誕生以来、デザインを変えず100年近く愛され続けているという。

 今回のリニューアルでは、デザインはそのままに内筒をガラス製からステンレス製に変更。熱いものや氷を入れても割れず、安全に使うことができる。

 本体サイズは、0.73Lタイプが150×120×230mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約0.9kg。1Lタイプが、160×130×250mm(同)で、約1.1kg。

内筒をステンレス製に変更した
ジュベールは1918年の誕生以来、100年近く愛され続けている

 このほか、数多くのデザイン賞を受賞したという卓上ポット「Kugel(クーゲル)」も、内筒をステンレス製にリニューアル。美しい曲線が織りなす存在感のあるデザインで、アルフィ製品の中でも高い人気を誇っているという。

 容量は1L。価格は、ホワイト・レッド・ブラックカラーが10,000円、ステンレスミラーが30,000円(税抜)。

数多くのデザイン賞を受賞したという卓上ポット「Kugel」

流行を追うのではなく、ずっと使える銘品を

アルフィ ベルンハルト・ミッテルマン社長

 アルフィのベルンハルト・ミッテルマン社長は、同社の製品について以下のように語った。

 「アルフィの成功の歴史は、デザイン面も重要な役割を果たしています。流行を追うのではなく、ずっと使える銘品を心がけてきました。世界のホテルやレストランでは、エレガントさと丈夫さが、私たちの製品の特徴として認められています。2014年にサーモス傘下に入ったことで、これからは日本の方々にも、アルフィの製品のクオリティと類まれな特性を知っていただけることを楽しみにしています」

エレガントさと丈夫さが受け入れられているという