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5月の家電出荷額は13カ月連続のプラス~過去10年の平均値上回り堅調を維持

 日本電機工業会(JEMA)は、5月度の国内家電出荷額を発表した。出荷総額は1,775億円で、前年同月比101.3%と13カ月連続のプラスとなった。

 製品別の出荷額は、エアコンは630億円、同6%減と4カ月ぶりのマイナス、冷蔵庫は313億円、同5.1%減と5カ月ぶりのマイナスとなったものの、洗濯機は231億円、同19.7%増となり、5カ月連続のプラスに。家電全体では13カ月連続で前年超えとなり、過去10年平均値(1,719億円)を上回る堅調ぶりを維持した。

 製品別の傾向として、洗濯機の「洗濯乾燥機」のタイプ別で見ると、「ドラム式」と「その他タイプ」の台数構成比はおおよそ5:5となっている。また掃除機の出荷数は29万7,000台で前年比10.1%減となり、2カ月ぶりのマイナスに。手軽に掃除ができる利便性から、スティッククリーナーやロボット掃除機などの2台目、3台目需要を喚起しているという。

過去1年の国内出荷金額動向