イベントレポート

【東京おもちゃショー2013】
タカラトミー、スマホと連動する貯金箱「人生銀行 for iPhone」

~桂小枝が声優を務める“関西弁貯金箱”も

 おもちゃの見本市「東京おもちゃショー 2013」が、6月13日、東京ビッグサイトで開幕した。会期は16日までの4日間。前半2日間は商談見本市で一般の入場は制限されるが、後半2日間は入場無料で一般公開される。時間は前半2日間が9時半から18時まで、15日は9時から17時まで、最終日は9時から16時まで。

 家電Watchでは、大人も一緒に楽しめるような製品を中心に紹介する。

iPhone専用の人生銀行が登場

人生銀行 for iPhone

 タカラトミーアーツのブースでは、iPhoneと連動する貯金箱「人生銀行 for iPhone」が展示されていた。希望小売価格は3,990円で、発売日は6月27日。

 貯金をすればするほど、画面内のキャラクターが裕福になり、ストーリーを楽しみながら貯金できる「人生銀行」シリーズの最新モデル。これまでの人生銀行では、貯金箱に備え付けの画面でストーリーが進んでいったが、新製品ではiPhoneと連動。ストーリーはiPhone専用のアプリ上で進行していく。

 使用方法は、iPhoneにアプリをインストールし、目標貯金額と期間を登録したのち、人生銀行本体にセットする。硬貨を投入すると、本体のスピーカーから音が流れるが、この音によりiPhoneに貯金データが送信され、アプリ上に貯金額が表示される。投入できる硬貨は500円玉のみ。

 画面内のキャラクターは学生で、貯金スタート時は三畳一間の暮らしだが、貯金をするごとに引越しを繰り返し、次第に生活が豊かになる。目標貯金額の1/10を貯金するごとに、就職や結婚、出産などのストーリーが展開される。貯金額が目標に未達なのに本体から硬貨を抜くと、ストーリーは最初からやり直しとなる。

スタートは三畳一間のアパートから。「お母さんの肉じゃが食べたい……」というセリフが泣かせる
投入できる硬貨は500円玉のみ
硬貨投入後に貯金箱本体から音が流れる。この音をiPhoneが認識し、貯金額をカウントする
貯金が貯まるほど、ストーリーは進行していく。目標額に未達の状態で貯金箱内に貯まった硬貨を抜くと、ストーリーははじまりに戻る

 アプリではこのほか、ストーリーの途中でスクリーンショットを撮ったり、貯金の進度をグラフで表示する機能も用意される。

 本体サイズは168×127×135mm。電源は別売りの単三アルカリ乾電池が3個。最大貯金額は10万円。アプリは無料。対応するiPhoneは、iPhone 5/4S/4/iPod touch(第5世代、第4世代)。対応OSはiOS 5.1.1以降。iPhone 3GS以前の機種は使用できない。

目標金額と期間の設定画面
貯金の進捗状況はグラフで確認できる
ストーリーのスクリーンショットも撮れる。TwitterなどSNSへのフィードもできる
本体裏面。電源は単三アルカリ乾電池2本

関西弁をしゃべる貯金箱「バンクマン」。声は桂小枝

バンクマン まいどおおきに 500円玉専用 関西系

 貯金箱ではこのほか、関西弁をしゃべる「バンクマン まいどおおきに 500円玉専用 関西系」も展示されていた。希望小売価格は5,775円で、発売日は6月27日。

 バンクマンは、貯金額や貯金の催促などをしゃべって知らせる貯金箱。おしゃべり中に目と口を動かす機能も付いている。

 これまでに100円硬貨専用の「草食系」と、500円硬貨専用の「肉食系」の2タイプを発売していたが、新製品では「まいどおおきに」「このペースあきまへんで」など、関西弁をしゃべる点が特徴となる。投入硬貨は500円玉専用。

 バンクマンの声を担当するのは、「探偵!ナイトスクープ」(朝日放送)など関西系の番組に出演する落語家の桂小枝さん。

 本体サイズは160×130×130mm(幅×奥行き×高さ)。電源は別売りの単三アルカリ乾電池3本。最大5万円まで貯金できる。

「まいどおおきに」「このいらち!」など、関西弁で話かけてくる
声は、テレビ番組「探偵!ナイトスクープ」の探偵でお馴染みの落語家・桂小枝さん

正藤 慶一