【東京おもちゃショー2012】
タカラトミー、立ち上がっておしゃべりする時計“クロックちゃん”

 おもちゃの見本市「東京おもちゃショー 2012」が、6月14日、東京ビッグサイトで開幕した。会期は17日までの4日間。前半2日間は商談見本市で一般の入場は制限されるが、後半2日間は入場無料で一般公開される。時間は前半2日間が9時半から18時まで、16日は9時から17時まで、17日は9時から16時まで。

 家電Watchでは、大人も一緒に楽しめるような製品を中心に紹介する。

 

タカラトミー、立ち上がっておしゃべりする時計“クロックちゃん”

タカラトミーアーツ「かくれんぼクロックちゃん」

 タカラトミーアーツのブースでは、立ち上がっておしゃべりする時計「かくれんぼクロックちゃん」が展示されていた。

 時刻の文字盤を持たず、おしゃべりだけで時刻を知らせる時計“クロックマン”シリーズの新作。初代「クロックマン」では、A型/B型/O型/AB型の4タイプの性格、昨年モデル「クロックマンiD」では、ユーザーの使い方によって64通りに性格が変化するタイプが用意されていた。

 新製品のかくれんぼクロックちゃんは、本体底面から生える2本の足で、立ち上がっておしゃべりする点が特徴。おしゃべり時にはまぶたを開け、視線を動かしながら手足をバタつかせる。

頭頂部のボタンを押すと、目を開いて立ち上がり、おしゃべりする
ボタンを一度押すと「らんらんら~ん♪ 」、二度押すと「ちょっとちょっと~。午後6時4分よ」と時刻を告げた。正時には自ら立ち上がって、時刻を教えてくれる

 

性格はカラーごとに異なり、おしゃべりの内容も変わる

 性格は、本体カラーごとに異なり、おしゃべりの内容も変わる。ハッピーな気持ちにさせてくれる「ピンク」、チャレンジする人を応援する「ブラック」、皆の笑顔を誘う「イエロー」、フリーダムな人を応援する「グレー」の4タイプが揃う。

 このほか機能面では、目覚まし機能を強化。起床時刻には「起きて! 」と叫び、そのまま起きずにいると、怒ったような口調で「もう10分経ちました。やばいよー」「待つわ、いつまでも待つわ」と告げる。

 本体サイズは110×110×110mm(幅×奥行き×高さ)で、従来モデルよりひと回りコンパクト。電源は別売りの単四型アルカリ乾電池3個。発売は9月予定。希望小売価格は4,410円。

本体底面に足が付いているおしゃべりする時以外は、両サイドの手もピタリと収納されている本体上部には、おしゃべりさせたり、目覚ましを止める際に押すボタンと、スピーカー部が付属

おしゃべり貯金箱「肉食系/草食系 バンクマン」に新色も登場

おしゃべり貯金箱に新色。「肉食系 バンクマン」のブラウンと、100円玉専用でコツコツ貯める「草食系 バンクマン」のクリーム

 なお、同シリーズのおしゃべりする貯金箱「バンクマン」の新色も10月より発売される。希望小売価格は5,775円。

500円玉専用でガツガツ貯める「肉食系 バンクマン」のブラウンと、100円玉専用でコツコツ貯める「草食系 バンクマン」のクリームが用意される。


 このほかブースでは、手のひらサイズのコンパクトな鳩時計「どこでもハト時計」も紹介されていた。発売は9月頃を予定。希望小売価格は3,150円。

鳴いて時刻を知らせる、コンパクトなハト時計





(小林 樹)

2012年6月15日 00:00