東京おもちゃショー2012
タカラトミー、光の軌跡で絵を描くiPhone用ペンライト「よぞらにおえかき」

 おもちゃの見本市「東京おもちゃショー 2012」が、6月14日、東京ビッグサイトで開幕した。会期は17日までの4日間。前半2日間は商談見本市で一般の入場は制限されるが、後半2日間は入場無料で一般公開される。時間は前半2日間が9時半から18時まで、16日は9時から17時まで、17日は9時から16時まで。

 家電Watchでは、大人も一緒に楽しめるような製品を中心に紹介する。

タカラトミー、光の軌跡で絵を描く、スマホカメラ用ペンライト「よぞらにおえかき」

 少し前から、ペンライトアートというものが話題だ。暗闇でカメラのシャッターを開放し、その間にペンライトを動かすことで、光の軌跡で絵を描くというもの。暗闇に浮かび上がるような、幻想的な写真が出来上がるのが特徴で、この撮影した静止画を繋ぎ合わせれば、アニメーションのように見せることもできる。

光の軌跡で絵を描く、ペンライトアート。結婚披露宴の余興用ムービーとして撮影されることも
タカラトミーアーツ「よぞらにおえかき」

 タカラトミーアーツのブースでは、iPhone/iPad用のアプリを使って、手軽にペンライトアートを楽しめる「よぞらにおえかき」が紹介されていた。

 よぞらにおえかき本体は、27色の光が照らせるペンライト。側面に、シアン(cyan)、マゼンタ (magenta)、イエロー (yellow)の3色のスイッチがあり、それぞれスイッチを押すことで色味を調節できる。

シアン(cyan)、マゼンタ (magenta)、イエロー (yellow)の3色のスイッチで光色を調節する。また、線は実線と点線の切り替えが可能となっている

 使うにはまず、専用カメラアプリをApp Storeからダウンロードする。アプリの料金は無料。

 アプリを起動させたら、コマ数とシャッター開放時間、明るさを選択。カメラを固定して、撮影を開始する。

専用カメラアプリのトップページ。撮影を選択コマ数とシャッター開放時間、明るさを選択
撮影開始を押すと、カウントダウンが始まる

 撮影した画像は、メールに添付したり、TwitterやfacebookなどのSNSに投稿できるという。アイデア次第で楽しみ方は無限大だ。

 本体サイズは約60×160mm(太さ×長さ)。電源は別売りで、単四形アルカリ乾電池3本。カラーはブルーとオレンジ。本体にはiPhone用のスタンドが付属する。発売は11月頃。価格は2,520円。



(小林 樹)

2012年6月14日 16:33