【インテリアライフスタイル 2012】
スパンキーケイ、電子レンジで野菜や果物のチップスが作れるシリコン調理グッズ

 デザイン家電や雑貨の見本市「インテリアライフスタイル」が、6月6日、東京ビッグサイトで開幕した。会期は6月8日までの3日間。時間は10時から18時で、最終日は17時まで。入場料は2,000円で、オンラインで来場を事前登録した人や招待状を持参した人は無料。商談を目的とした商業見本市のため、18歳未満や一般の入場はできない。

 家電Watchでは、会場で公開されていた生活家電を中心に紹介する。

 

スパンキーケイ、電子レンジで野菜や果物のチップスを作るシリコン調理グッズ

「トップチップス」

 スパンキーケイのブースでは、野菜や果物のチップスを電子レンジで手軽に作れる調理グッズ「トップチップス」の実演が披露されていた。

 トップチップスは、電子レンジ専用のシリコン調理グッズ。本体は円盤状で、表面に小さな穴が沢山開いている。

 この上に、スライスした野菜や果物を寝かせるように並べ、電子レンジで加熱する。すると数分後に、油で揚げないヘルシーなチップスができあがる。市販のチップス類と比較して塩分の取りすぎを防げ、野菜本来の味を楽しめるという。食材は、じゃがいも、さつまいも、にんじん、れんこん、生姜、西洋梨、りんご、マンゴーなど幅広く使える。 

 試しにじゃがいものチップスを食べてみた。パリパリとした食感で香ばしい。塩気はほとんどない。じゃがいもの味がそのまま凝縮されていて、優しい味わいだ。


本体は円盤状で、表面に小さな穴がいくつも開いている野菜や果物を薄くスライスする。ここではじゃがいもを使用
できあがったじゃがいものチップス。パリパリとした食感で、香ばしい味だ電子レンジで数分加熱するだけ

 本体サイズは約280×30mm(直径×高さ)で、小型の電子レンジだと入りきらない場合があるという。1枚当たりの重量は約150g。耐熱温度は160℃。材質はシリコーンゴム、リング部分はポリプロピレン。

 なおトップチップスは仏マストラッド社の製品で、日本ではスパンキーケイが今年から輸入販売している。販売価格は2枚セットで3,570円だが、出荷が追いつかない状況という。

 このほかブースでは、野菜や果物を薄く切る時に便利な「ハンドスライサー」も紹介されていた。現在のところ予約販売制で、販売価格は1,365円。

 野菜や果物を約1mmの均一な薄さにカットできるスライサー。ホルダーで野菜や果物を押さえながらスライドさせると、簡単にスライスできるという。

「ハンドスライサー」ホルダーで野菜や果物を押さえながらスライドさせる
約1mmの均一な薄さにスライスされる


約1mmの厚さにスライスできる

 






(本誌:小林 樹)

2012年6月7日 00:00