Dometic、車内でも使えるコンパクトサイズの保冷庫など
デザイン家電や雑貨の展示会「インテリアライフスタイル」が、6月1日、東京ビッグサイトで開幕した。会期は6月3日までの3日間。時間は10時から18時で、最終日は17時まで。商談を目的とした商業見本市のため、一般の入場はできない。
家電Watchでは、会場で公開されていた生活家電を中心に紹介する。
■Dometic、車の中でも使えるコンパクトサイズの保冷庫など
Dometic「ミニフリッジ小型保冷庫 F16」 |
Dometicのブースでは、車の中でも使えるコンパクトサイズの保冷庫「ミニフリッジ小型保冷庫 F16」が展示されていた。
ミニフリッジ小型保冷庫は、AC100Vと自動車のDC12Vに対応しており、車内でも使用できる。容量は約15L。本体サイズは265×270×495mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約5kg。
ドアは、右開きと左開きが変えられるマグネティックドア方式を採用。仕切り棚は取り外し可能で、すべて取り外した時には1.5Lのペットボトルを4本収納でき、小棚を1枚取り付けると、1.5Lのペットボトル2本のほか、惣菜なども入れることができる。
冷却方式は、電流により冷却を行なうペルチェ方式。冷却温度は、外気温度より最大20℃冷却する。消費電力は37W。希望小売価格は1万円前後。
本体を開いたところ。右開きにも左開きにもなる | ドアが開き過ぎないように配慮されている | 本体背面までカラー塗装が施されている |
展示されていたカラーは全4色 | 本体背面の上部に、電源の差込口がある |
本体デザインはイタリアのチームによるもので、角は丸みを帯び、カラーは本体背面まで塗装されている。展示されていたカラーは、はっきり明るい色味のレッド/ライムグリーン/ブルー/水色の4色で、インテリアのアクセントになるという。
同社では、車載用としてだけではなく、自室に置く2台目用としても使えるとしている。また、暑い季節には女性の化粧品を冷やすのにもおすすめという。
ブースではこのほか、庫内の温度を2段階に分けて管理できるワインセラー「Ma Cave 100」も展示していた。発売予定は今年秋頃で、価格はオープンプライス。市場想定価格は20万円前後。
ワインセラー「Ma Cave 100」 | 庫内に仕切りがあり、仕切りの上下で別々に温度管理できる | 庫内の様子 |
収納本数が最大128本のワインセラー。庫内に仕切りがあり、仕切りの上下で別々に温度管理できる点が特徴。庫内の温度は、本体上部にあるパネルにて、上下それぞれデジタルで表示される。
冷却方式は一般的な冷蔵庫と同じコンプレッサー式。ノイズレベルは42dB。消費電力は160W。本体サイズは595×630×1470mm(同)。重量は80kg。
庫内の左右には青色LEDが付属し、ボトルのラベルが見やすいようになっている。扉は、右開きと左開きどちらにも変更できる。
なお、最大収納本数が62本のワインセラー「Me Cave 50」と、最大収納本数が23本のワインセラー「Me Cave 15」も発売される。発売時期は今年秋頃で、価格はいずれもオープンプライス、市場想定価格はそれぞれ12~13万円前後、7~8万円前後。
庫内の温度は本体上部にあるパネルでわかる。上下それぞれデジタルで表示される | 取っ手は左右に交換でき、扉は右開きと左開きどちらにもなる | 最大収納本数が23本のワインセラー「Me Cave 15」 |
(本誌:小林 樹)
2011年6月2日 00:00