やじうまミニレビュー
室内干しにも便利! 「狭いスペースでシーツが干せますハンガー」
by 田中 真紀子(2015/7/28 06:00)
また寝苦しい夏がやってきた。一晩寝て、汗をたっぷり吸い込んだシーツは、すっきり洗濯したいが、干すときにシーツをそのまま物干し竿にかけると、かなりのスペースを占領してしまうのがネック。
物干しスペースが狭い、部屋干ししかできないなどの事情から、思うように洗濯できない人もいるのではないだろうか。今回使ってみたのは、そんな人にお薦めのハンガー、その名も「狭いスペースでシーツが干せますハンガー」だ。
メーカー名 | 杉山金属 |
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製品名 | 狭いスペースでシーツが干せますハンガー(3本組) |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 2,872円 |
約70cmのポールに、それぞれピンチ6個とフックがついており、それが3本連結している。そのため、シーツをジグザグに干すことができ、狭いスペースに干すことができるというものだ。
3本組と4本組があり、長さに注意
実はいきなりしくじってしまったのだが、自宅にあるシーツの長さは約260cm。しかし購入したハンガーの長さは、70cm×3本で210cm。正確に言うと、端から端まで使えるわけではないので長さが全然足りず、ユルい干し方になってしまった。
このシーツのサイズであれば、4本組(70cm×4本・280cm)が必要だったのかも。ただ3本組でも、シーツを折り畳んだり重ねたりすることなく干せるし、4本組になると、重さが750gから950gと重くなってしまうので、そこも考えものだ。
バスタオルハンガーとしても重宝
このハンガーが活躍するのは、シーツを干すときだけではない。シーツ同様、干すときにスペースを取るバスタオルにもかなり重宝する。もちろん、それ以外の洗濯物を干すことだってできる。
洗濯物を取り込むときや収納するときは、3本のバーを束にすればコンパクトになるので、その点ではむしろ、普通の四角いハンガーより扱いやすいかもしれない。
シーツそのものが大きい点に留意を
実はもうひとつ、しくじってしまったことがある。わが家の物干し台は、低い位置に物干し竿を設置するマンション仕様のため、シーツを干そうとしたら、裾が床についてしまったのだ。これは、フックからピンチまでの長さが予想以上に長かった点と、わが家の物干し台が予想以上に低かったという不運が重なった結果だろう。
そこでフックのチェーンをポールに一巻きしてみたところ、だいぶチェーンが短くなり、床からの距離も少し離れた。
シーツ干し以外にも便利に使えるアイデアハンガー
結局、わが家ではシーツハンガーとしてはうまく使うことができず、ゆったりと半分に折り曲げて使うことになったが、バスタオルハンガーとしてのポテンシャルはかなりあると実感した。
というのも今まで、さまざまなバスタオルハンガーを使ったが、なんだかんだ言って干しにくかったり、かさばったり、個人的に不満を抱えていたからだ。でもこれなら、狭い場所でもばっちり干せるし、使わないときはスリムに畳んで収納できる。これから汗をかいてシャワーを浴びる回数が増えそうな季節に、大活躍してくれそうだ。