やじうまミニレビュー

iPhoneアプリを活用して、箱の中身を管理できる収納ボックス

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
キングジム「ニュートラルボックス」

 ものを取り出そうとしたときに、どの箱になにが入っているのかわからなくなり、結局ほとんどすべての箱を開けて探すことになってしまったという経験はないだろうか。収納箱になにを入れたのかを記載しておくという手もあるが、いちいち細かく書くのはけっこう骨の折れる作業だ。今回紹介する「ニュートラルボックス」は、このような問題を解決する収納箱である。

メーカー名 キングジム
製品名 ニュートラルボックス
希望小売価格 700円(Sサイズ)
購入場所 Amazon.co.jp
購入価格 756円
箱の組み立て方

 ニュートラルボックスは、無料のiPhone専用アプリ「DIGITAL TAG(デジタルタグ)」を活用して箱の中身をわかりやすく管理できる収納箱だ。箱にはタグ番号を書き込む欄が用意されており、ここに3桁の番号を書き込み、書き込んだ番号を専用アプリに入力した上で箱の中身を撮影して登録する。そうすると、あとからタグ番号を入力することで中身の写真を確認することが可能となる。

 箱のサイズは、CDや文庫本の整理に適した15.5×26×13.5cm(幅×奥行き×高さ)のSサイズと、DVDやノートなどの収納に適した20.5×28×15.5cm(同)のMサイズ、衣類やおもちゃの収納に適した27×38×18cm(同)のLサイズ、A4サイズ書類や雑誌なども収納できる31×40×21cm(同)のXLサイズの4種類で、それぞれ白、グレー、ベージュの3色が用意されている。今回使ったのはSサイズだ。

 箱の素材は厚手のボード紙製で、デザインもシンプル。クローゼットなどにしまわずに部屋に置いておいても違和感はない。収納箱は、工具を一切使用せずに組み立てることが可能で、使わないときには折りたたんで収納することもできる。

 厚手の紙を使っているだけでなく、折り目や接合部もかなりしっかりしていて丈夫だ。ハードカバーの書籍など重いものを入れても変形が少なく、底が抜ける心配もない。2段に積んでも下の箱が歪むことはなかった。これなら重いものを入れて積み重ねた状態で、下段の箱を引っ張り出しても壊れにくいだろう。

底の紐を引っ張ると簡単に解体できる
使わないときはコンパクトに折りたためる
上下に積んでも歪まずにしっかりと置ける

 「デジタルタグ」では、タグ番号に写真、もしくはURLを登録することができる。写真を登録しておくと、登録リストにタグ番号に加えて写真がサムネイルで表示されるので、これらの写真から目当ての探し物をすばやく見つけられる。また、一度登録した画像にあとから別の画像を再登録することも可能だ。

 URLについては、特に指定はないので、自分で管理しているサイトや箱の中身を紹介しているサイトでも良い。メーカーではURLの登録を想定しているが、実際には商品名など簡単に中身がわかるキーワードを登録することもできる。

 この収納箱にはタグ番号の記載欄だけでなく、「Book」「Cloth」「Document」「Food」「Other」の5項目のチェックボックスも用意されており、これらの中のどれかにチェックを入れておけば、iPhoneを使わなくても簡単に内容物のジャンルを判別できる。

 今回はSサイズを使ってみたが、CD13枚と文庫本5冊を収納できた。CDケースを入れる場合は横向きとなるので、アルバム名やアーティスト名が記載されている面は隠れて見えず、この点は少し残念だ。

 一方、文庫本は背表紙が表を向くので、カバー無しでしまえば書名を確認できる。なお、文庫本の縦のサイズが14.8cmなのに対してSサイズの幅は15.5cmと余裕が少なく、カバーをした状態で入れると少しきつくなる。

専用アプリ「DIGITAL TAG」
箱の表面にタグ番号を書き込める
箱の中身を撮影
URLも登録可能。商品名を
登録した箱をリストで管理
Sサイズは文庫本とCDの収納に適したサイズ

 ニュートラルボックスと専用アプリを使わなくても、普通の段ボール箱の表にペンで番号を記入し、中身の写真を撮影した上でPCのデータベースソフトや表計算ソフトなどを使って管理することはできる。

 だが、箱全体のデザインとタグ番号の記載欄、さらにジャンルを示すチェックボックスの使いやすさは大きな魅力であり、タグ番号と写真を結びつけるためのソフトウェアとして「デジタルタグ」はよくできている。衣替えシーズンとなる今の時期、手軽に管理できる収納箱として、ニュートラルボックスを活用してみてはいかがだろうか。

(片岡 義明)