やじうまミニレビュー

MONKEY BUSINESS「Karoto」

〜鉛筆削りじゃないよ、ピーラーだよ

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
MONKEY BUSINESS「Karoto」

 デザインとはなんだろう。建築デザイン、電子機器や文具などプロダクトデザイン、服飾デザイン、はたまた文字のデザイン……世の中にはさまざまなデザインがあるが、その要素は大きく分けて2つ、機能性と遊び心に分けられるのではないだろうか。そしてこの機能性と遊び心がうまく融合したものこそが、優れたデザインと言えるのではないだろうか。

 いきなり大風呂敷を広げてしまったが、本日紹介するMONKEY BUSINESSの「Karoto(カロト)」もそんなデザインセンスを感じさせるアイテムだ。

 ご覧のように、一見ただの鉛筆削り。いや、鉛筆削りにしてはすごく大きい。実はこれ、人参などの野菜の皮を剥いたり、削ることのできるピーラーなのである。

メーカー MONKEY BUSINESS
製品名 Karoto
購入場所 Amazon.co.jp
購入価格 1,050円

 Karotoの本体は鉛筆削りをそのまま大きくしたような形だ。サイズは75×55×40mm(幅×奥行き×高さ)。カラーはイエローとブラックがあり、イエローを選んだ。

ブリスターパッケージ入り。カラーはイエローだが、にんじんのオレンジ色に近い気がする
手前の穴が、人参などの食材の差し込み口
鉛筆削りと比較すると大きさがわかると思う

 刃は、側面と上面の2カ所についており、それぞれピーラー用と、飾り付けカット用の刃に使い分けられる。刃の素材はステンレススチールと記載されている。

ピーラー用の刃。刃渡りは約50mm
本体背面まで、鉛筆削りをマネて作り込まれている
本体側面には滑り止めとして凸凹加工が施されている

 野菜や果物の皮をむく際は、側面のピーラー用の刃を食材に当てる。あとは普通のピーラーと同じ要領で、皮に沿って刃をたてていけばいい。人参やじゃがいも、大根で試したところ、スムーズに皮がむけた。とりわけ大根のような、デコボコのない表面の皮はスルスルと簡単に剥ける。

人参の皮剥きに
ジャガイモの皮も剥ける
大根のような表面に凹凸のない皮を剥くのは特に適している

 さらにKarotoの面白い点は、本体に鉛筆のように人参を差し込んでクルクルと回せば、飾り付けにピッタリな形、いわゆる「桂むき」にカットできる点だ。最初はカットの力加減に慣れが必要で、力を入れすぎるとブツ切りになってしまうのだが、慣れてくると長い扇形に波打ったような形にカットできる。この切ったものをクルクルと丸めると、花びらのようになる。これをサラダに乗せてもいいし、肉や魚の付け合わせにもピッタリだ。鮮やかな食材の彩りと共に、食卓の一皿がパッと華やぐ。

 こうした飾り用の形にカットするのは、包丁だと難しいが、Karotoなら食材を入れて回すだけなので、子供でも簡単に飾り付け用にカットできるのが良い。

 ちなみに、人参のほか、キュウリでも使えた。アイデア次第でいろいろな食材に活用できる。

扇形に波打ったような形にカットできる
カット後の人参は、こんな感じで尖った。まさに、削った直後の鉛筆のようだ
キュウリもおしゃれにカットできる

 Karotoの発売元はMONKEY BUSINESSというイスラエルのデザイン会社。ほかにも潜水艦型の茶こしや、電池型の電池入れなど、ユニークなモチーフの製品を沢山発売しており、ホームページを見ているだけでも楽しくなってしまうものばかりだ。

機能と遊び心の着地点

カットしたものをクルクルと丸めれば、花のよう。食卓の一皿を華やかに演出する

 最後にKarotoのエライところをまとめておこう。まずピーラーとして、人参や大根、じゃがいもの皮をスルスルとむいてくれる。また飾り用にカットするツールとして、人参やきゅうりを可愛くカットして、活躍してくれる。

 さらに、なんといってもこの遊び心のあるデザインには愛着がわく。普通のピーラーよりも収納はかさばるが、それもご愛嬌というところだろうか。

 ただ皮をむくだけでなく、飾り付け用にカットもできるピーラーで、キッチンに遊び心をプラスしてみてはいかがだろうか。

(小林 樹)

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