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やじうまミニレビュー

シック「ハイドロ5 パワーセレクト」

〜ジェル付き・振動付きT字カミソリで滑らかなシェービング
by 正藤 慶一


やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです


シック・ジャパン「ハイドロ5 パワーセレクト」

 男であるからには、コレだ! という自分好みのヒゲ剃りを見つけたい。たとえ髪の毛が薄くなっても、歯がなくなったとしても、ヒゲだけは毎日しっかり生えてくる。とても長い付き合いになるからだ。

 そこで今回は、シック・ジャパンからこの冬に新発売となったT字カミソリ「ハイドロ5 パワーセレクト」を試してみたい。

 シックのT字カミソリでは、去年、既に「ハイドロ5」という製品を紹介している。ハイドロ5では、5枚刃の上部についたジェル「モイスチャージェル」が溶け、肌に浸透することで、肌を潤しながらシェービングができる点が特徴だった。

 今回の「パワーセレクト」では、このモイスチャージェルは引き続き搭載し、さらに乾電池による微振動機能を備えた点が特徴。しかも、ただ振動するだけでなく、振動パワーが3段階から選択できるのだ。好みや剃る部位に合わせて、振動の強さをカスタマイズしながら、なめらかなシェービングができるという。

 振動するT字カミソリといえば、以前にジレットの「フュージョン プログライド」も使ったことがあるが、3段階調節できるのはこれが初めてだ。一度使ってみよう。


メーカー シック・ジャパン
製品名 ハイドロ5 パワーセレクト
希望小売価格 1,470円
購入店舗 Amazon.co.jp
購入価格 1,268円

 ハイドロ5パワーセレクトの第一印象は、ちょっと太めのT字カミソリといったところ。白と青を基調としたデザインは、従来モデルの「ハイドロ5」と同じだが、柄部分が一回りほど太くなったようだ。

 太くなったのにはもちろん理由があって、振動の電源となる電池を入れるためだ。柄の後方部分を回すと、電池の投入口が中から現れる。ここに、電源となる単四乾電池を1本だけ投入する。

本体は電池が入るため、従来モデル「ハイドロ5」よりも太め 電源は、柄の部分中央にある緑色のボタン。ここを押す毎に、運転が切り替わる

 電源ボタンは、柄の中央部分にあって、押すごとに弱→中→強の順に切り替わる。弱は本当に弱いが、強にすると、かなりの振動力を感じる。以前に紹介したフュージョン プログライドは、「中」くらいの振動だっただろうか。

 なお、購入時には単四のアルカリ乾電池が1本同梱されるが、電池のブランドは、アメリカのEnergizer(エナジャイザー)社のもの。これは、シックがエナジャイザーの日本国内の販売代理をしているからだろう。


運転を弱→中→強の順に切り替えているところ

 刃については、ハイドロ5とほとんど同じ。枚数は5枚で、刃には肌を平らにして肌の負担を減らす「スキンガード」も付いている。刃の上部には、水に濡れると溶け出すモイスチャージェルもある。変わったところといえば、モイスチャージェル部分のカラーが変わったくらいだ。

刃は従来の「ハイドロ5」と同じ。刃の上にある黄緑色の部分が、モイスチャージェルだ モイスチャージェルは水に濡らすと、ヌルっとしたジェルになる

 それでは、さっそく使ってみよう。最初はシェービングフォームなどを使わずに、水だけでシェービングしてみた。前回のレビューでも、これだけで顔がシェービングフォームを使ったようにヌルヌルっとなり、ちゃんと剃れたからだ。

 まず「弱」で剃ると、これは本当にパワーが微弱。自然とストロークも遅くなってしまった。細かい部分を剃るのにはピッタリだが、既に振動タイプのT字に使い慣れている身としては、パワー不足に感じられた。

 ここでパワーを一気に「強」に変更。すると、振動で肌の摩擦が少なくなったためだろうか、ストロークが進む進む。頬など面積が広い部分は一気に剃れてしまった。恐らく、顔全体は「強」でササッとシェービングし、剃り残した細かい部分を「中」や「弱」で補うというのが賢い使い方なのだろう。

 結果的には、ヒゲはまったく問題なく剃れた。シェービングフォームも使っていないのに、ヒリヒリ感も少なく深剃りできたのは、この振動機能とモイスチャージェルの効果だろう。

 今度は、同社のシェービングフォームを使って剃ってみた。フォームの商品名は「ハイドロ シェービングジェルフォーム」。ジェル状なのだが、顔に塗ると泡状になる、最近流行りのシェービングフォームだ。運転モードは「中」にしてみた。

シェービングフォーム「ハイドロ シェービングジェルフォーム」を使ってシェービングをしてみよう 「ハイドロ シェービングジェルフォーム」は、手に出した瞬間はジェル状だが、手でこねると泡状に変わる

 使う前は、モイスチャージェルとシェービングフォームの相乗効果で、顔がヌルヌルしすぎて剃れないのでは、と懸念していた。案の定、ヌルヌル感はかなりのもの! でも、剃れないというわけではなく、むしろワンストロークでほとんどのヒゲが剃れる。肌へのやさしさも、先程のモイスチャージェルのみとは段違いで、肌が荒れることもなく、またシェービング後もすべすべ感が持続した。結果的に、気持ち良いシェービングができた。

ヌルヌル感が強すぎて剃れないかと思ったら、ワンストロークでスルッと剃れてしまった シェービング前(写真上)とシェービング後(写真下)の私の姿。2日ほどヒゲを剃らなかったものの、スッキリと剃れてしまった

 というわけで、モイスチャージェルと振動機能による効果は確かに合ったが、使っていくうちに、パワーが3つもあるのがちょっと面倒臭くなった。というのも、「中」にすれば顔のどの箇所でもバランス良く剃れるので、弱や強にすることがなくなってしまったからだ。使っていくウチに自分なりの使い方が選べるという点では良いが、毎回ボタンを押して「弱」から「中」にしたり、OFFにする際には一旦「強」にする必要があるのは面倒。贅沢かもしれないが、電源ボタンとパワー調節ボタンが別だったら、なおのこと良かったように感じた。

シェービング後は、刃の裏側にジェルやシェービングフォームが溜まりやすい。しっかり水で流そう

 また、これは注意なのだが、シェービング後は刃の裏側に、モイスチャージェルやシェービングフォームが溜まりやすい。使用後の手入れは水で洗い流すだけで問題ないので、裏側からしっかりと水を当てよう。

 細かいことを言ったが、基本のシェービング性能に関してはまったく不満はない。振動が加わったことで、これ1本だけでより肌にやさしく剃れるし、シェービングフォームを使えばもっと徹底的にできる。普段使いにも、旅行にも使えそうだ。肌にやさしいT字カミソリなら、この「ハイドロ5 パワーセレクト」を選んでおけば大丈夫だろう。






2012年 2月 22日   00:00