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やじうまミニレビュー

マックス「コロコロケシコロ」

〜文字を消すには文字で! 転がすだけで個人情報を守るスタンプ
by 正藤 慶一


やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです


マックス「コロコロケシコロ」

 郵便やダイレクトメール、宅配便の伝票には、当然ながら受取人である自分の個人情報が書いてある。捨てるときには、そのままではなく、個人情報保護のために、何かしら対策を施しておきたいところだ。

 その手段としてはシュレッダーがあるが、それよりももっと安価で、手っ取り早く個人情報が保護できてしまう方法も存在する。それが、今回紹介する「コロコロケシコロ」だ。

 メーカーのマックスのホームページによれば、このケシケシコロコロは「個人情報保護用ローラー式スタンプ」というカテゴリの製品になるらしい。本体に搭載されたローラー状のスタンプで宛名や送り状などをなぞることで、個人情報が隠せるというのだ。


メーカー マックス
製品名 コロコロケシコロ
購入店舗 Amazon.co.jp
購入価格 619円

 本体を手に取ると、そのコンパクトさに驚かされる。サイズは40×27×63mm(幅×奥行き×高さ)で、重量もたった20gと軽いため、指で簡単につまめてしまう。フタを取ると、スタンプ部が顔を出すが、ここを紙などに当ててコロコロと転がすことで、個人情報が隠せるというものだ。

本体は40×27×63mm(幅×奥行き×高さ)ととにかくコンパクト。片手で簡単につまめる スタンプ部分。インクは黒だ
スタンプを転がした跡。「東京」「渋谷」「仙台」「福岡」といった地名や、「智」「佳」「神」「都」といった文字も確認できる

 まずは白い紙にスタンプを引いてみる。取り回しは非常にスムーズで、縦15mmのスタンプが簡単に引けた。スタンプは細かい字がぎっしりと詰められており、「東京」「渋谷」「仙台」「福岡」といった地名、あるいは「智」「佳」「神」「都」といった漢字、あるいはひらがななどが並んでいる。中には「MAX」というメーカー名も確認できる。

 最初はこれで本当に個人情報が消せるのかと思ったが、これがちゃんと機能してくれる。紙にプリントした社名と自分の名前をコロコロケシコロでなぞるだけで、元は何が書いてあったのかまったく判別できない。じっくり見ようとすると、スタンプの「東京」「仙台」などの漢字が目移りして、元の文字が浮かび上がってこない。

 紙だけではなく、段ボールに貼り付いた伝票にも使えた。小さいので取り回しが良いのはもちろん、力を無理に入れなくても十分に住所や名前が隠れるだけの濃さを維持してくれる。PLUSの「ケシポン」に代表される“押しスタンプ”形との違いはここが大きいだろう。なお本製品は、ローラーの回転とともにインクを補充する「インク転写方式」を採用しているため、連続で使用しても濃さが長持ちするという。

会社の住所が簡単に消せた Amazonから届いたダンボールに付いている伝票。個人情報がぎっしりと詰まっているが、スタンプで転がせばすぐに消せる。Amazonのロゴですら消せた 小型で取り回し易いので、ダンボールの伝票隠しにはピッタリだ
宅配便の伝票にも使えた スタンプが回ると、自動的にインクが補給される「インク転写方式」を採用しているため、インクのかすれも少ない

 特に気に入っているのが、先に挙げた「東京」や「仙台」など、さまざまな文字が重なりあったスタンプ面だ。スキマが少ないうえに、スタンプ文字が元の文字と重なって判別しにくい。よく“木の葉を隠すなら森”と言われるが、文字を隠すなら文字の中がピッタリだ。

 あまり欠点は見当たらないが、強いて挙げれば、スタンプの最初の1回転くらいのインク濃度が薄めなところか。また、文字が太い場合はスタンプの跡から浮かび上がってくることもある。ただし、これらは何度も往来を繰り返せば解決する話だ。

 なお、コロコロケシコロの新製品として、今夏にレターオープナー付きのタイプも登場している。封筒を開封しつつ、宛名がスタンプで消せるという一石二鳥のアイディア製品だ。サイズはほとんど変わらないが、丸みがある分、ノーマルのコロコロケシコロの方が若干コンパクトで使いやすく感じられた。

文字のフォントが太いと元の文字が浮き上がってくるが、 左はこの夏に新登場のレターオープナー付きコロコロケシコロ。封筒を開封したついでに、封筒の宛名が消せる。なお、スタンプの形はノーマルモデルと同じ 個人的にはノーマルタイプのコロコロケシコロが好みだ。丸みがあるぶんコンパクトで、机の引き出しのような狭いスペースにも入る

 力もいらず、簡単に使えるので、シュレッダーで細断できないダンボールなど厚紙には非常に便利。実売で500円程度と安い点も好印象だ。伝票や明細書をそのまま捨てるのには気が引けるけど、シュレッダーがないという場合には、本製品で個人情報をコロッと消してみてはいかだだろうか。





2011年 10月 14日   00:00