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やじうまミニレビュー

シヤチハタ「おりがみ工場」

〜チラシなどの不要な紙を使って折り紙をつくる
by 石井 和美


やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです


シヤチハタ「おりがみ工場」

 昔から子供達の遊び道具の一つとして親しまれてきた折り紙。我が家の子供達も折り紙が大好きで、よく遊んでいる。

 最近気になっているのは、折り紙を毎回大量に使ってしまうことだ。小さな子供はよく失敗したり、ちょっと折っただけで別の紙を使ってしまう。折り紙はそれほど高いモノではないが、ゴミが出るし、やはりちょっと折っただけで捨ててしまうのは抵抗感がある。

 そこで練習用にはチラシなどの不要な紙を使いたいところだが、紙を正方形にきれいに切るのは面倒だ。パッと簡単に正方形に切れるモノはないかと探してみたところ、おもしろそうなものを発見した。

 はさみやカッターなどの刃物を使わず、正方形にカットできるという「おりがみ工場」だ。さっそく買って使ってみることにした。


メーカー シャチハタ
製品名 折り紙工場
希望小売価格 525円
購入場所 文房具屋
購入価格 525円

 おりがみ工場は、チラシなどの不要な紙を使って折り紙を作るための商品だ。紙を挟んで切るだけなので、仕組みはとてもシンプル。はさみやカッターなどの刃物を使わないので、子供が使用しても安心だ。75×75mmの小さいサイズと150×150mmの大きいサイズの2種類の折り紙が作れる。

 本体は、土台と「透明プレート」に分かれている。折り紙を作るときは、まず本体に折り紙にしたい紙を差し込んで、透明プレートで上から紙を押さえる。この時、紙はあらかじめ扱いやすいサイズに切っておくのがポイントだ。

 次に、差し込んだ紙が動かないよう、透明プレート先端の丸い部分をしっかりと指で押さえる。透明プレートの先端は尖っているので、紙を差し込んだり、折り紙を取り出す際は、小さな子供が扱う際は、さわらないように注意する。

 最後に紙の角を持ち、対角線をイメージして手前側にまっすぐ引きながら切り取っていく。ビリッと切り取るのは爽快だ。慣れるとどんどん折り紙を作れるようになる。

おりがみ工場の仕組みはとてもシンプル。紙を挟んで切るだけ 透明プレートを持ち上げて紙を入れる 奥まで差し込む
透明プレートの丸いくぼみをおさえる紙を持って手前に引いていく ビリッと切り取る 紙を取り出す

折り紙工場を使って折り紙を作っているところ
小さい折り紙もできる。「ちいさいおりがみ」の印部分に紙を合わせる 小さくてもきれいに切れる 大と小を並べてみた

 最初は端の部分が微妙に残ってしまったが、慣れていくうちにコツがわかってきれいに切れるようになった。まず、紙をセットするときに紙を奥までピッタリ差し込むこと、切り取る際には対角線上にゆっくり引くのがポイントだ。引き抜くのが早すぎたり、紙を曲げてしまったりすると、きれいに切れない場合がある。

 なお、刃物を使って切るわけではないので、切り口はスパッと切れるわけではない。紙に定規をあてて切っているのと同じなので、切り口が少し毛羽立ったような感じになる。

 色々試してみたが、使用する紙は少し厚みがあるチラシやコピー用紙がベストだ。新聞紙もできたが、薄手なので別の場所で裂けてしまうこともあって、なかなか難しい。クラフト包装紙は紙の繊維が出やすく、切り口が裂けてしまうことがあった。

印刷を失敗してしまったA4コピー用紙。これが一番切りやすかった コピー用紙の厚さは切りやすい
かわいらしいクラフト用紙で挑戦 うまくできることもあるが、端っこが残ってしまうこともあった 箸置きを作ってみた。切り口が多少残っていても、気にならない

 切り口が気になる方もいるかもしれないが、小さな子供は折り紙で複雑なものを作るわけではないので、切り口が多少モサッとしていても気にすることはない。これで十分だ。

小さな子供でも楽しみながら「エコ」を学べる

折り紙の定番ツル。小さな子供には難しい作業だが、チラシなどで先に練習して、本番ではきれいな色の折り紙を使うことにした

 チラシなどで十分練習し、上手にできたら本番は折り紙を使うようにすれば、子供達も目標ができて頑張るようになる。また、きれいな包装紙をとっておいて、おりがみ工場で切り取ってから折り紙として使うのもお勧めだ。

 少々面倒だと感じたのは、折り紙工場で紙を切り取る前に、チラシなどを扱いやすいサイズに切っておく必要があること。ハサミを使って丁寧に切る必要はなく、折り目をつけて手でラフに切ってしまっても大丈夫だが、折り紙をたくさん作るときはこの作業に少々手間取ってしまった。

 ただ、こういった下準備も含めて、モノを大事にする心を育てられる「エコ」な製品。ビリッと破る感覚も楽しいので、遊びながら「もったいない」が学べるだろう。お子さんがいるご家庭にぜひおすすめしたい製品だ。





2011年 9月 21日   00:00