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やじうまミニレビュー

【年末特別企画】やじうま大掃除ウィーク:お風呂編

〜2千円でお風呂をカンタン・スッキリと掃除しました
by 正藤 慶一


やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです


 寒い夜に身が震えてしまう季節だが、だからこそ熱い風呂にるのがたまらなく気持ち良い。入浴剤を入れたり、本などを持ち込むなどで、楽しみながら体の芯から暖まりたい。

 そんな楽しいお風呂場も、湿度が高いため、カビなどの菌が発生しやすい点が難点。気がつくと、壁や天井に黒い斑点が発生したりしている。キレイ好きの人なら見た瞬間にゴシゴシと掃除するかもしれないが、忙しい毎日で放置している人も多いだろう。

 そこで今回は、【やじうま大掃除ウィーク】の一環として、風呂場がカンタンかつスッキリきれいになるグッズ4品を紹介しよう。すべて購入しても2,000円以内という安さにも注目だ。


カビ取りは正直これだけで大丈夫。左官屋さん気分でゴシゴシ掃除

〜レック「お風呂のカビとります ハンディ」(参考価格:440円)

レック「お風呂のカビとります ハンディ」 440円

 まず取り上げるのが、レックの「お風呂のカビとります ハンディ」だ。正直に言って、風呂場のカビ取りなら、コレを使っておけば間違いない。壁をチョイチョイっとこするだけで、簡単にカビが落ちるからだ。

 カビとりますハンディは、本体半分を占める持ち手部分を握り、もう半分のブラシ部分で壁をこすってカビ汚れを取るというもの。例えるなら、左官屋さんのコテのような形状をしている。パッケージには「洗剤いらず」と、掃除する気満々のキャッチコピーが記されている。ブラシ表面はナイロンのゴワゴワした不織布で、薄くて硬い。この中には研磨剤が含まれており、壁にキズが付かないらしい。

 さっそくお風呂の壁のカビをこすると、これが本当に落ちる。ブラシ表面は水に濡らしておく必要があるのだが、グッと力を入れれば、ワンストロークでカビの50%くらいは落ちるような印象だ。しばらくゴシゴシしていれば、本当に洗剤なしでもほぼ100%カビを消すことができた。当然、洗剤アリの方が汚れは落ちやすいが、何もなしでもここまでできるのには驚いた。

表面の素材はナイロンの不織布。薄くて硬め パッケージを見返すと、「洗剤いらず」「水に濡らしてこするだけ」と、強気な謳い文句が
さっそく、我が家のお風呂でチェック。恥ずかしながら、壁面には黒いカビの斑点がある 「カビとりますハンディ」を水に濡らし、カビの周辺でゴシゴシ磨く 本当に洗剤なしで落とすことができた

 ここまで汚れが落ちる理由は、ナイロンの不織布というブラシの素材に加えて、コテのようなその独特の形状も一役買っていると思われる。ブラシが薄く堅いため、手に掛けた力がダイレクトにブラシに伝わり、パワフルに磨ける感覚がある。

 また、この形状は使いやすさにも貢献している。先端が細いスリムな形状のため、鏡の枠やドア枠の淵など、細かい部分にもピタっとハマるのだ。

 難点としては、自然と力が入るため、掃除後は疲れてしまうことだろうか。ただ、そのぶん力が入れやすいということでもある。小さく簡単に使えるので、女性でも子供でもまったく問題ないだろう。左官屋さんになった気分で、ササッと壁をキレイにしてしまおう。

 「洗剤なしで磨ける」とはいっても、やっぱり洗剤アリの方が汚れは落ちる。汚れが厳しい場合は、洗剤の使用をお勧めする 鏡や壁のフチにピッタリと沿わせることもできる
ハンディタイプなので蛇口の裏のような手の届きにくいところも大丈夫 ブラシ部分は取り外しが可能。スペアも売られている

・レック
http://www.lecinc.co.jp/

天井も壁も浴槽も、届きにくいところはおまかせ

〜BMK「バスペット吸盤付」(参考価格:498円)

レック「ミドルバススポンジ」。柄が約70cmと長い点が特徴だ。価格も498円と安い

 壁がきれいになったら、次は天井。風呂の湯気が立ちこめる風呂場では、天井にカビが発生しがち。ただ、手が届きにくく、なかなか掃除できない。先ほどの「カビ取りますハンディ」も、いくら手軽に汚れが落とせるとはいえ、届かなくては意味がない。

 そこで便利なのが、BMKの「バスペット吸盤付」。その名の通り風呂掃除用のスポンジで、約70cmの長い柄が付いているのが特徴。そのため、楽勝で天井に届き、カンタンに掃除できる。スポンジなので「カビ取りますハンディ」ほどのパワーはないが、意外と簡単に汚れが落ちる。

 また、洗い場や浴槽の掃除にも使用できる。柄が長いため、一般的なスポンジで洗うよりも体勢がラクなので、日常のお手入れにはもってこいだ。普段は洗い場や浴槽の掃除に使って、天井は汚れが目立ってきたら使うというのが便利な使い方だろう。壁に吊り下げられるフックも同梱されている点もまたうれしい。

 価格面でのメリットもある。天井用のブラシや、柄の長いブラシはほかにもいろいろあるが、千円を超えるものが多く、なかなか手を出しにくい。しかしこのミドルバススポンジは、近所のドラッグストアで498円と、とにかく安かった。柄の伸縮はできない、スポンジ部分だけの交換も不可、洗い流すときは天井から水滴が落ちてしまうなど、高価格商品と比べれば見劣る点はあるが、購入しやすい価格とカンタンに使える点がお勧めだ。

スポンジ表面の青い部分は不織布で硬め スポンジ部分だけの交換はできない
天井も簡単に掃除できる。掃除後の水のしたたり落ちには注意 壁の高い場所も余裕
浴槽や床の掃除も、腰を曲げすぎずできる 壁掛け用のフックもある。これは超便利!

蛇口など手が届きにくい細部は、合体/分離する新感覚のブラシで

〜東和産業「ジョイントリオ」(参考価格:440円)

 壁と天井、床と浴槽が掃除できたが、まだまだ掃除は終わりではない。蛇口まわりやタイルのスキマなど、細かい部分にも汚れは溜まっているのだ。

 そんな細かい部分の掃除に便利なのが、東和産業のタイルブラシ「ジョイントリオ」だ。

 タイルや金属など固い材質のものを掃除するためのブラシなのだが、取っ手部分を切り離せば、こちらもブラシとして使える点が特徴。要は“合体ロボ”風のブラシなのだ。

藤和産業のブラシ「ジョイントリオ」。緑の取っ手部分と、白いブラシ部分が分離する 取っ手には大小2つのブラシが付いている

 切り離した後の取っ手ブラシは、蛇口周りの掃除に最適。ブラシの先が細いので蛇口のスキマにもスルスルと入り込み、溜まった汚れをどんどん掻き出してくれる。ブラシの毛は歯ブラシのように山切りカットされているため、スミのスミまで入り込んでくれているのだろう。このほか、シャワーフックや壁の隅の掃除にも有効だった。

 ブラシを“合体”した状態だと、洗い場や壁、お風呂の備品などをゴリゴリとパワフルに洗うことができる。2つのブラシの接合部がガタガタすることもなく、非常に安定していた。ただし、タイルや木の素材には向くが、ホーローやステンレスなどには不向きとのこと。購入前に風呂場の材質をチェックするのが賢い買い方だ。

 風呂場全体の掃除にも、細かい部分の掃除にも使える、一石二鳥の便利なブラシだ。

取っ手のブラシは蛇口部分の掃除にピッタリ。小型なので入り込みやすい。写真は大きめのブラシ 小さめのブラシは、スキマの掃除にちょうど良かった
蛇口以外にも、シャワーのフックなど細かい部分にも向く “合体”すれば、床や壁など広い部分の掃除に使える。ただ、素材によってはキズがつきやすい点には注意

・東和産業
http://www.towasan.co.jp/

洗面器など小物類は、放置するだけでキレイに

〜フマキラー「お風呂まとめて洗浄プラス」(参考価格:398円)

フマキラー「お風呂まとめて洗浄プラス除菌」。風呂場の小物を洗うための洗浄剤だ

 壁、天井、浴槽、床、蛇口と、全体の掃除はほとんど終了。あと残っているところというと、洗面器(湯桶)や風呂用のイス、フタなどの備品だ。これらの用具も、年中お風呂場にあるものだから、当然ながらカビなどの被害の対象となる。

 これらもジョイントリオでゴシゴシと洗ってしまえば良いのだが、中にはブラシでは取れないほど汚れがこびりついているものもある。かといって、捨てたり新しく購入するのもまた面倒な話だ。

 そこで活躍するのが、フマキラーの「お風呂まとめて洗浄プラス除菌」だ。実はこちら、過去に当レビューでも取り上げたことがあるが、今回の企画にピッタリの商品なので、改めて取り上げさせていただこう。

 粉末の洗浄剤で、まずはお風呂の残り湯に投入する。そして、その中に洗面器やイスなどを入れ、8〜12時間浸け込む。すると、湯垢や黒ずみ、ヌメリなどがスッキリきれいになるというものだ。洗浄剤の中には、皮脂汚れに効く界面活性剤、タンパク質汚れに効く酵素、石鹸カスを引きはがす「キレート剤」という3つの洗浄成分が入っているという。

 さっそく入浴後に使用。8時間後に取り出して洗い流すと、なるほど、確かにフタなどは黒ずみが減り、キレイになっている。洗面器やイス、シャンプーなどを入れる箱にはまだ汚れが付いていたが、ブラシでゴシゴシと洗えばカンタンに取れた(パッケージにも「汚れが残っている場合はスポンジ等で軽くこする」とある)。

お風呂の残り湯に投入する 洗浄剤をかき混ぜたら、洗面器やイス、フタなどを投入。あとは8〜12時間放置するだけだ

 

8時間後。一部に汚れが残っているが、全体的にはキレイになっている 洗面器の使用前(上)と使用後(下)。内側の黒ズミがなくなっている。汚れが落ちにくい場合は、軽くこするとカンタンに取れる

 使用後は浴槽に汚れが落ちるので、当然ながら掃除が必要。アルカリのヌルッとした感覚がなくなれば、薬剤が落ちたという証拠になる。個人的には、大きくて洗うのに困っていたフタが簡単にキレイになったのがうれしかった。

 おそらく、お風呂の小物を定期的にくまなく洗っている人は多くはないだろう。家のお風呂の洗面器とイスを見て“これはちょっといただけない”と思ったら、簡単なので一度使っていただきたい。

・フマキラー
http://www.fumakilla.co.jp/
・製品情報
http://www.fumakilla.co.jp/products/athome/cleaner/-250g.html


 というわけで、ここまで4製品でお風呂の掃除が完了。合計金額は1,776円、実働時間は1〜2時間程度と、安く簡単に、気持ちいいお風呂空間が取り戻すことができた。約200円のお風呂用洗剤を入れても、2千円以内ということになる。「そういえば最近、風呂掃除していないな……」という方は、ぜひ参考にしていただきたい。




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2010年 12月 8日   00:00