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やじうまミニレビュー

メガハウス「ジュース合成 グミックス マザーセンター」

〜グロおもしろい! 昆虫グミが作れるクッキングトイ
by 石井 和美


やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです


食べられる昆虫型のグミ

メガハウス「ジュース合成 グミックス マザーセンター」。テレビなどでも取り上げられ、注目を集めているクッキングトイだ

 料理やデザートを簡単に作れるクッキングトイが、女の子の間で人気を集めている。かわいらしいデザイン、本格的な出来栄えに、最近では大人でもはまっている人も少なくないようだ。今まではクッキングトイといえば女の子向けだったが、ついに男の子向けクッキングトイが発売された。メガハウスのその名も「ジュース合成 グミックス マザーセンター」(以下グミックス)だ。

 グミックスは男の子が大好きな昆虫の形をしたグミを作るクッキングトイだ。コーラやジュース、シロップといった色の付いた材料とゼラチンを湯せんして混ぜ合わせ、グミ液を作り、専用の型に流し込んで、冷やせば完成する。もちろん、できあがった昆虫グミは食べることができる。


メーカー メガハウス
製品名 ジュース合成 グミックス マザーセンター
希望小売価格 3,675円
購入場所 Amazon.co.jp
購入価格 2,956円

 今回購入した「マザーセンター」は、グミックスの基本セットである。造形型を置く台座になるマザーセンター本体や、ビーカー、ピンセット、計量スプーン、かくはん棒などがセットされている。このほか、マザーセンターの拡張キット「ジュース合成 グミックス ワンダーラボ」も同時発売された。ヘラクレスオオカブトとその幼虫が作れる「File 01 ヘラクレスオオカブト」と、アマガエルとオタマジャクシとタマゴが作れる「File 02 アマガエル」の二種類だ。価格はそれぞれ1,570円。

 マザーセンターで作ることができる昆虫は4種類で、ダンゴムシ、カブトムシ、オオクワガタ、アメリカザリガニだ。レシピは男の子が大好きなカードタイプになっている。

マザーセンター(台座)、ビーカー、ピンセット、計量スプーン、かくはん棒、湯せんプール。これがあれば他に道具は必要ない 男の子が好きそうなカードタイプのレシピ。実際の昆虫写真も掲載されており、作るときの参考になる
マザーセンターで作ることができるのは4種類。拡張キットを使えば、アマガエルやヘラクラスオオカブトなども作ることができる 取扱説明書には詳しく作り方が紹介されている。全体的に写真や文字が小さいので、冊子タイプにしてもう少し見やすくしてほしい

料理というより理科の実験

 詳しい作り方は取扱説明書に掲載されている。はじめにグミ液を作る。ビーカーにジュースと砂糖を入れ、よく混ぜておく。次に湯せんプールを本体にセットし、60℃前後のお湯を入れる。ビーカー湯せんプールにセットしたら、ジュースが温まるまで約5分間待つ。ジュースが温まったことを確認したら、ビーカーにゼラチンを入れ、よく攪拌する。これでグミ液の完成だ。

 ゼラチンを入れるとき、ビーカーの口径が狭いので、入れるときにこぼれてしまうのは気になった。もう少し細長いスプーンにして欲しい。

ゼラチンを入れるとき、粉がこぼれてしまう。細長い計量スプーンにしてほしい ゼラチンはたっぷり入れる。少しずつ入れた方がダマにならない

 グミ液ができあたら、昆虫の造形型を本体にセットし、グミをゆっくり流しいれる。グミ液は一気にいれてしまわず、何回かに分ける。かくはん棒に液をつたわせるように入れ、くぼみなどにもしっかり入るようにかくはん棒で隅々までいきわたらせる。

 グミをいれ終わったら、造形型を合わせてしっかりはさむ。造形型押さえではさみ、冷蔵庫で冷やす。型からはがすときはピンセットを使う。お菓子作りでピンセットを使うのは初めての経験だ。夢中になって作ったが、料理というより理科の実験みたいだ。

造形型をセットし、流し入れる。はみ出しても後で取ることができるので、たっぷりめに入れておく 造形型おさえではさみ、冷蔵庫で冷やす。ダンゴムシで7分、オオクワガタやカブトムシは15分で固まる 出来上がった、チョコレートシロップバージョンと水で作ったダンゴムシ。足がリアルだ

食べるのがつらくなるほどリアルな出来映え

 完成したダンゴムシを、食べてみることにした…つらすぎる。不味いわけではないが、これを食べるのは勇気が必要だ。味は普通だが、開いたダンゴムシの舌に残る感覚は気持ち悪いものがある。

ビーカーに入れた牛乳。目盛りがついているので、秤などは必要ない。牛乳にチョコレートシロップを少々入れて、再度ダンゴムシを作ってみることにした こちらは牛乳にチョコレートシロップを少々入れて作ったダンゴムシ。これはこれで不気味である……
オオクワガタやカブトムシは、足が細いので型からはがすときに注意が必要だ。足はちぎれてもまた接着できるが、細いので上手にできなかった

 ダンゴムシは簡単だったが、オオクワガタやカブトムシは、足を取るのがむずかしい。細いので、力を入れるとすぐに切れてしまう。ゼラチンがこぼれて量が減ってしまったので、やわらかすぎたのかもしれない。はみ出たグミはピンセットを使いながら、ゆっくり丁寧に取っていく。このあまったグミは食べてしまうこともでるが、ビーカーに戻せば再度使うことができる。

 型からはがしたら、足を接着する。残しておいたグミ液で足と胴体を接着する。昆虫の足、裏側を見て背中がゾクゾクしてしまった。約5秒、しっかりあわせておく。これで完成だ。グミを型に流すのはあっという間だが、型からグミをはがすのと、足を接着するのは意外に時間がかかる。

オオクワガタの裏側に足を接着したところ。余ったグミ液を使って、ピンセットで5秒おさえる ココアで作ったオオクワガタ。ほろ苦いグミだ シュークリームにオオクワガタをトッピング。こうして見ると、シュークリームがちょっとした岩に見える……気がする

 カブトムシは、カードに記載されていた「超絶リアルレシピ!!」を参考にして作った。表はコーラ、裏側はココア。表面はねり黒ゴマで線を描いた。

「超絶リアルレシピ!!」は数種類のグミ液を組み合わせるので手間はかかるが、やはり質感のクオリティは高い。残念ながら足はもげてしまったが、これはこれでリアルだ…… フルーツと組み合わせたカブトムシ。夏の虫かごを思い起こさせる、涼やかな一品だ

息子はムシャムシャ! 娘はトーンダウン

 全体的に市販のグミに比べて味は薄い印象だ。黒ゴマの風味がかなり強いので、コーラと黒ゴマの組み合わせはびっくりしてしまった。

 食べたときの食感は、どうにも気持ち悪い。昆虫の部位を見事に連想させるのだ。足、角、体、触覚が口の中でわかってしまう。これは精神的にキツイものがある。

 今まで女の子向けのクッキングトイばかり試してきたが、今回の男の子向けクッキングトイ「グミックス」は、かなり衝撃的な体験であった。虫は大の苦手なので、完成した虫グミを見て、あまりのリアルさにボーゼンとしてしまった。男の子向け新カテゴリー「食王(ショッキング) TOY」というフレコミだが、虫が苦手な人には拷問に近いだろう。

 付属の昆虫カードを見て大喜びだった5歳の娘には食べてもらおうと出したのだが、目の前にグロい虫グミがお皿に乗って出てくると、一気にトーンダウン。「作らなければよかったのに」「食べたくない」「これは無理」と、そっぽを向いてしまった。

 今回、虫が苦手な母娘で挑戦したので、こんな結果になってしまったが、昆虫好きな男の子なら大喜びではないだろうか。我が家の2歳になる息子も、最初は「これ食べられるの?」という顔をしていたが、ふつうにムシャムシャ食べていた。口からダラリと飛び出したカブトムシの足に卒倒しそうになったが、昆虫大好きな男の子なら、喜んでくれそうだ。

 息子がもう少し大きくなったら、遊びにきたお友達に出しても盛り上がるだろう。もちろん、お誕生日会のケーキなどにこっそりカブトムシやダンゴムシを乗せておく……というイタズラで驚かせるのも、余興になっていいかもしれない。

 リアルでグロくてかっこいい昆虫グミができるグミックス。男の子がいるご家庭で、ぜひ挑戦してみてほしい。





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2010年 2月 25日   00:00