家電製品ミニレビュー

ダブルファンを搭載した強力ドライヤー「バックステージモンスター」

小泉成器「BACKSTAGE MONSTER ダブルファンドライヤー KCD-W700」

 お風呂上がりの髪を素早く乾かすには、大風量のドライヤーが欠かせない。そこで、とにかく風量を重視してドライヤーを探していたところ、小泉成器の「BACKSTAGE MONSTER(バックステージモンスター) ダブルファンドライヤー KCD-W700」と出会った。

 KCD-W700の風量は2.0立方m/分。国内メーカーの大風量ドライヤーといえば、1.5立方/m前後が多い。この製品は店頭で最も風量が大きかったのだ。

メーカー 小泉成器
ブランド名 BACKSTAGE MONSTER
製品名 ダブルファンドライヤー KCD-W700
購入場所 Amazon.co.jp
購入価格 6,078円

 さっそくKCD-W700の本体を取り出してみると、流線型のヘッドに細身のハンドルが印象的だ。本体サイズは255×270×95mm(幅×奥行き×高さ)、本体重量は約630g。手に持つと、がっしりと大きくて重い。カラーはレッドのほかにシルバーも用意されている。

ハンドルは細身で握りやすい
500mlのペットボトルよりも約1.5倍大きい
円型の吸気口
風の吹出口

 なんといってもこの製品の特徴は、ダブルファン構造だ。このドライヤーは2つのファンを採用して、2.0立方m/分の大風量を実現している。風量の測定方法はメーカーごとに異なるが、本製品では吹出口から1.5mの円筒に風を通して風量を測定したという。

 ファンの周りはスケルトン素材で、ファンの動きが見える。

2つのファンを搭載している
2つのファンがパワフルな風を生むことで、風量1.7立方m/分の従来モデル「KCD-1230」に比べて、髪を乾かす時間を40%短縮したとしている

 さっそく使ってみよう。操作はハンドル部のデジタルスイッチから行なう。運転モードは「TURBO/HIGH/LOW/COOL」の4モードだ。電源ボタンをONにすると「HIGH」から運転を始める。消費電力は1,200Wだ。

 「HIGH」でも熱い風が勢い良く吹き出すが、「TURBO」にするとさらに風圧が増して、頭皮に吹き付ける風を強く感じる。ファンはクルクルと回り始めて、すぐに回転数を増し、目に見えなくなる。ドライヤーの先からは、勢いの良い風が吹き出す。髪は表面からみるみるうちに乾いていく。

操作ボタンはデジタル式。シルバーカラーでキラキラしている
運転中はLEDランプが光ってモードを表示する。ファンの回転は速く、目に見えなくなる

 結論から言って、乾かす時間は速かった。これまで使ってきた大風量ドライヤーでは、ロングヘアを乾かすのに3分半以上かかっていたが、この製品では3分弱に短縮した。

 風圧が強いので、慣れないうちはつい頭皮から離しがちになってしまったが、慣れると頭皮の近くで運転しても違和感がなくなった。

 音は大きい。キーンというモーター音よりも、ファンが「ゴーッ」と風を切る音が目立つ。「バックステージモンスター」という名前だけあって、迫力がある。

 風の温度は、若干低めに感じた。特に電源を入れた直後は、TURBOやHIGHでもぬるく感じる。

早く乾いて、髪がパサパサしない

大風量で、風の勢いがある

 この製品の良い所は、素早く髪を乾かせることと、熱すぎない風温で大風量で乾かせるため、乾いた髪がパサパサしないことだ。髪はしっかりと乾き、サラリとした質感にまとまる。

 ファンが覗けるスケルトンボディや、シルバーカラーでキラリと光るボタンなど、デザインにもこだわりが見える。

 ただし、大風量ドライヤーの常として、本体が大きくて重い。旅先に持っていくには不向きだ。また、デジタル式のボタンは、髪を乾かしている際にうっかり押してしまいそうになるので、注意が必要だ。

 実売価格は約6,000円で、大風量ドライヤーとしては比較的手を出しやすい部類に入る。ドライヤーを買い替える際には、選択肢に入れてみてはいかがだろうか。また、回っているファンを覗けるというギミックが好きな方にはぜひ店頭などでお試しいただきたい。

(小林 樹)