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家電製品レビュー

ダイソン 「Digital slim DC35 multi floor」 前編

〜DC35、拙宅の次期主力コードレス掃除機に決定!!
by スタパ齋藤
ダイソン「Dyson Digital slim DC35 multi floor」

 家電Watch編集部から「貴様はコードレス掃除機大好き野郎であるゆえ、ダイソンの充電式掃除機を試してみなはれ」的なメールとともに、ダイソンのスティック型コードレスクリーナー「Dyson Digital slim DC35 multi floor(ダイソンデジタルスリム DC35 マルチフロア)」が送られてきた。ウヒョ♪ コレ使ってみたかったんだよなぁ。


メーカー ダイソン
製品名 Dyson Digital slim DC35 multi floor
希望小売価格 オープンプライス
オンラインストア販売価格 49,800円

 試用する前に、試用者っていうか拙者のコードレスクリーナーに対するスタンスを書いておきたい。拙者の場合、10年以上前から掃除機はコードレス(充電式)派で、現在でも複数のコードレス掃除機を使用中だ。コンセントから電源を取りつつ使う普通の掃除機も使っているが、使用頻度はコードレス掃除機のほうが圧倒的に高い。

 理由は、非常にマメに掃除をするからだ。マメに掃除をするのは、結局そうしていると家の中が汚れにくくなり、結果として軽い掃除だけで済ませられてラクだから。

 ちょっとホコリとかを見つけたらサッと掃除しちゃえば、まあ率直な話、大掃除なんて3年に一度くらいで済んじゃう。逆に「掃除は月に一度でいいや」なんてなコトをやってると、半年もしないうちに大掃除が必須と感じられるほど部屋が汚れちゃう。ので、マメに掃除を。

 そんなふうにマメに掃除をする拙者にとって最強に便利なのがコードレス掃除機だ。第一に、いちいちコンセントにコードを挿さなくていい。第二に、コードがないので部屋中どこでも自由に動き回ってクイックに掃除ができる。第三に、コードレス掃除機のほとんどが小型だったりスリムだったりするので、出しっぱなしにしておいても邪魔になりにくい。

 も〜コードレス掃除機サイコーっすよ。思い立ったら即、手軽に使える。ので、マメに掃除できる。ゆえ、年間を通して部屋がキレイに保たれる。これホントですマジです。だから拙者はもう10年以上コードレス掃除機ばっかり使っているというわけだ。

 そして本題であるダイソンの「Dyson Digital slim DC35 multi floor」(以下、DC35)。ダイソンの直販価格は49,800円。コードレス掃除機としては超高級の部類に入ると思うが、見聞きするに、そーとー気合いを入れて作ったようだ。コードレス掃除機マニアの拙者としては物凄く興味津々。使用感が良かったら次期主力コードレス掃除機として購入しようと思っている。

 ともあれ、DC35の特徴などを見ていこう。

 写真のとおり、DC35はいわゆるスティック型のコードレス掃除機ですな。また、パイプを外せばハンディ掃除機のスタイルでも使える。吸引機構にはもちろんダイソン独自のRoot Cyclone(ルートサイクロン)テクノロジーが使われている。また、コードレス掃除機なのに標準装備のヘッドが電動───カーボンファイバーブラシ搭載モーターヘッドを採用している。

DC35の外観。この状態のサイズは217×205×1224mm(幅×奥行き×高さ)(モーターヘッド/パイプ/バッテリー含む)で、重量は2.22kg。パイプ部分はアルミ製だ パイプを外して本体にヘッドを取り付ければ、このようにコードレスのハンディ掃除機として使える。ちなみにスイッチは人差し指部にある カーボンファイバーブラシ搭載モーターヘッド。静電気を起こさず床などの汚れを掻き取る電動ブラシだ。コードレスなのに電動とはナイス

 基本的な特徴を見たところで、オモムロに掃除を開始!! してみての第一印象は、なにこの音、不思議♪ みたいな。

  DC35には小型軽量でありかつエネルギー効率の良い「ダイソンデジタルモーター」が搭載されているそうだ。このモーター、ダイソンが10年かけて開発してきた最新モーターで、なんと毎分104,000回の高速回転をするという。じゅうまん、よんせん、かいてん!! 凄い速度で回るわけだが、そのためか、掃除機の動作音が「ゴー」とか「ギュイーン」とかじゃなくて「フォーン」というような高音。印象としてはドライヤーのような小型モーター家電に近いかも!? とにかく独特のサウンドである。

 なお、吸引力は2段階に切りかえられる。強にあたるMAXにすると、この「フォーン」という音がさらに高音になり、ちょっと航空機っぽい音になる。また、音量的にウルサいかどうかは、まあ DC35がとくにウルサいって印象ではない。ほか一連のコードレス掃除機と同様、ソレナリの騒音というイメージ。逆に言えば、ほかのコードレス掃除機と同様に、静かだとは言い難い。

 DC35の吸引力だが、拙者的観点では「コードレス掃除機としては十二分に強力」だと思う。てのは、じつはDC35を試用する直前に、いつも使っている「フツーに床のホコリやゴミを取れるコードレス掃除機」で床を掃除しておいたのだ。が、DC35で掃除したら、2〜3分で細かなゴミと猫の毛と粉塵的汚れがけっこータップリ集まった。

DC35での初めてのお掃除は、DC35の最大パワー(MAXランプ点灯)で行なった。航空機のような風変わりな動作音がする 古いスティック型コードレス掃除機で掃除した直後なのに、こんなにゴミが取れた。吸引力に関して十分満足できた モーターヘッドは電動で回転。2種類のブラシにより静電気を抑えつつ床などのゴミをシッカリと掻き取ってくれる

 事前の予想では、まあ10万4千回転だし、サイクロンだし、モーターヘッドだし、試しに手のひらを吸ってみたらグワッと強く吸引されたしで、拙宅にあるどのコードレス掃除機よりも吸引力ありそーだな、と思っていた。が、拙宅のコードレス掃除機が全然掃除できていなかったかのようなゴミの集まり方。大したモンだと思う……もうコレ買う!! 記事書いたらポチッとする!! DC35、拙宅の次期主力コードレス掃除機に決定!!

 予想以上のパワーを見せたDC35だったが、予想外の使用感もあった。たとえばちょっと重く感じられること。重量は2.22kgで、スティック型のコードレス掃除機としては軽量だとは思う。たとえば拙宅で現在も第一線にて活躍中のナショナルの「テキパ」BH-622の重量は約2.4kg。ぶっちゃけ、前述、DC35試用直前の掃除機がけに使ったのがこのBH-622なんだが、コレより吸引力があるのに200g程度軽いDC35はグレイトと言えよう。

 しかし、使用時はBH-622よりもDC35のほうがずっと重く感じられる。恐らくDC35は重心が上にあり、背も高いからだろう(テキパの高さは約105cmでDC35は約122cm)。なんかですね、DC35の重心を意識しないでガシガシと掃除すると、掃除中はつねに電源ボタンを押し続ける必要があったりもして、どんどん握力奪われて手が疲れちゃいます。女性にはちょっとキツいのかもニャ〜、とも思った。

 のだが、使い慣れると徐々に重さが感じられなくなるようにも思う。DC35の重みをパイプ経由でモーターヘッドに任せるように、つまり手首などで無理に掃除機を動かそうとしなければ、重みは感じずに滑らかに掃除機がけできる。重心が上にあるスティック型コードレス掃除機をラクに使う動かし方があるようだ。

 それから、DC35には壁掛けができる収納用ブラケットが付属している。このブラケットに付属のACアダプターを接続すれば、収納時に充電できる。一般的なスティック型コードレス掃除機には充電台を兼ねる置き台があるが、DC35の場合は壁掛けスタイルになるというわけだ。ちなみに、付属のACアダプタをCD35に直接接続しても充電できる。

付属のブラケットを壁などに固定すれば「DC35の壁掛け収納」が可能 壁掛け収納としたときのイメージ。省スペースで収納できる

 収納用ブラケットの使用感は文句ナシ。収納状態からは、DC35を軽く上に持ち上げて斜めに抜き取れば外せる。装着するときはその逆。バッテリーが入る位置に挿して軽く押し上げ、そのまま壁と平行にすればセット完了。ダイソン「DC16 Motorhead」にもこれと似た収納ブラケットがあるが、より使いやすくてスマートな印象となった。

 ただ、も〜しかすると、この収納ブラケットによりDC35の購入を躊躇する人があるかも。てのは、DC35、基本的にはこのブラケットを使って収納するように作られているからだ。つまり壁や家具にブラケットをネジ止めする前提で作られている。壁や家具に穴……そんなのダメ〜、てな人にはプチ厳しいですな。

 ブラケットを使わない場合はどうするか? DC35のモーター部を下にすれば、自立させて置いておける。ただ、若干不安定になり、またその状態での充電は現実的ではない。本体とパイプを分離すれば床置きでき、その状態で充電することもできる。が、使用時にパイプをつなぐなど一手間がかかることになる。

 てなわけで、やっぱりDC35は付属の収納ブラケットを使って壁掛け収納にするのが便利。壁や家具にネジ止めせずにこの収納ブラケットを利用できたら最高なんだが、ソレは無理なようである。ちょい残念ですな。

 ともあれ、マメに掃除したい人のためのチョイ使いなコードレス掃除機としては十分な能力を持つDC35。便利そうな付属アタッチメントなども含め、さらに使い込んでみて、次回により詳しい試用レポートをお届けしたい。引き続きご愛読よろしくお願いいたします〜。


後編はこちら →





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2011年2月14日 00:00