941のイクメン徒然
第8回:子供が産まれて意識し始めるマイホーム問題
by 櫛井 優介(2014/1/23 07:00)
はじめましてな方は、はじめまして。そうでない方はこんにちは。
「最初に喋った言葉は『ママ』だった」なんて聞きますが、うちの娘が発したなんとなく認識出来る単語っぽいもの最初の言葉は「ママ」でした。が、我が家はパパ・ママではなくお父さん・お母さんと呼称しているので純粋に「ママ」が言いやすかっただけっぽい。
さて、子供が産まれて意識しはじめるのが家の問題。現在は賃貸だけどいずれはマイホームの購入も検討したいなぁと思っているので、オンラインの住宅情報サイトを見たり資料を取り寄せてみたりモデルルームの見学に行ったりしております。買える準備が整うのが何年先になるのかわかりませんが、今日は最近のマンション設備について。
賃貸か持ち家か問題
永遠の課題ですね。どちらにもメリット・デメリットがあり、持ち家を選択するとなると税金のことや環境のことなども関係してくるのでいつ買うのが適正かというのも非常に気になってくるところ。自分の場合は親から「賃貸の家賃は捨ててるのと同じなんだから無駄に高い金を払うのはよくない」と言われて育ってきたので「持ち家なら意味もあるよなぁ」となんとなく思っているのでマイホーム購入は前向き。
賃貸の場合は職場が変わったり家族構成が変わったり近隣住民とのトラブルがあったりなど、家庭を取り巻く状況が変わった場合に対応しやすいけれど、ある程度覚悟を決めたうえで1つの町に住むのを選ぶというのもアリだよなーと思いつつ物件を見ております。
どこに住むのか、は3つしかパターンがない
不動産屋さんと話していると、会話の中から細かなポイントを拾ってポジティブに話を進める話術がすごく勉強になるなーと勝手に感心しながら話を聞いているけど「今住んでいるところから離れている場所の物件について説明されている場合」に聞いた話。
マイホーム購入の際にどのように場所を選ぶかは
・夫婦どちらかの実家が近い
・夫婦の職場が近い
・地縁がある
という3つしかないそう。
2つめまでは合理的な理由でわかりやすいけど、3つめの「地縁がある」というのはパッと聞くとよくわからない。どういったことか聞いていくと「以前住んでいたことがある」というのがしっくりくる説明のようだった。たしかにまったく知らない土地にいきなりドンと引っ越すのというのは勇気がいるし、よっぽどの事情がない限りは多少なりともどういった町か知っているところがいい。地縁がある、いい言葉だなあ。
マイホーム購入の流れ
実際に動き出してから初めて知ることも多かったのでメモがてら。
・物件探し
・資料請求
・現地に出向いてモデルルーム見学
・住宅ローン相談会、施設説明会、など
・物件申し込み
・ローンの事前審査申し込み
・諸経費支払い
・(銀行からの借り入れ、支払い?)
・入居
という流れ。購入したことがないので、借り入れが実際に行なわれるタイミングは想像。
地元の不動産屋さんに相談したりすると物件探しはあまりせずに、よい出物があれば教えてもらうとかありそうだけど、オンラインで色々な物件を見ているので上記のような流れでモデルルーム見学までを行なうことが多い。
設備や間取りなども当然気になるけれど、購入する側として一番気になる「値段」はオンライン上では掲載されていないことも多いため、モデルルーム見学に行った際に担当者が決まってそれからやっと聞くことになることがほとんど(面倒なのでササッと教えてほしいもんだ)。
最近のマンション設備
前置きがずいぶんと長くなってしまったけど本題。マンションの規模にもよるけど「一押しポイント」として言われる設備が定型化しているので紹介。最近どころか10年前からかも知れません。
・ミスティ(ミストサウナ)
浴室乾燥は100%ついているけど、このミスティは100戸を超えるような大規模マンションに多く見られる。実際どのくらい使うのかわからないのであまり興味はないものの、ドヤ顔されることが多い設備。
・ディスポーザー
台所の生ゴミを粉砕、マンション全体で一括処理するというものでゴミ捨てが格段に楽になるそう。こちらも大規模マンションでよく見る設備でとても便利なんだそう。一度使ってみたい。ただ、故障したりした時の修理費は莫大なので戸数が少ない物件で無理してつけているようなところは注意したほうがいいかもなあと思っている。
・二重天井、二重床
こちらも大規模ならではの印象があるけど、上下階の生活音を気にしなくてよくなりそうな設備。グランドピアノなどの重い物をそのまま置けないなどの注意点があるらしい。
・高機能ガラスサッシ
静音や断熱効果のあるものが最近は多いようで大通りに面している場合や線路が近い物件などでは、ラジカセを置いて雑音を流しておいてサッシを開け閉めし 「ほうらこんなに静かですよ」と実演してくれたりする。静音性でいうとT4という二重のやつが最強という印象。熱源を置き通常のガラスと2つ並べて「ほう ら熱くないでしょう」ってパターンもある。
・パッキンのない浴室ドア
ドアからガラリ(通気口)を無くし、ゴムのパッキンも無くしているタイプが増えてきている様子。ホコリが溜まりやすいガラリはドアの縦部分に埋め込まれ、パッキンはドアの構造を変えることで不要になったそうで衛生的にも効果があるそう。技術の進歩は素晴らしいですねえ。
・スロップシンク
あまり多く見かけないけど、バルコニーなどに設置されている屋外用のシンク。ガーデニングなどに利用されるそうですが我が家にはいらないかな~。
他にも、4時間で2℃しか湯温が下がらない浴槽、24時間ゴミ捨て可能、マンションの建築模型が精巧、セキュリティに配慮した設計、バリアフリー、床暖房などは一般化しているので、興味がある方はぜひ一度行ってみるのをオススメします。2011年以降は海や川との距離、地盤などについてがわかるハザードマップも一緒に案内されるのも一般化したみたい。 家計の見直しなんかも意識するようになるので楽しいですよ。