941のイクメン徒然

第168回

子供の職業体験テーマパーク カンドゥーで、一人涙ぐんでしまった話 後編

 まいどどうも! くしいです。

 息子がギャー! と泣くと、娘が手持ちのおもちゃであやしてくれたり「いないいない……ぶわぁっ!」と構ってくれるので親はとても助かる今日このごろ。すっかりお姉ちゃんになって……。お父ちゃんは嬉しい。

 さてさて、前回の「子供の職業体験テーマパーク カンドゥーで、一人涙ぐんでしまった話 前編」の続きであります。

 おさらいしておきますと「カンドゥー」は、イオンモール幕張新都心の中にある仕事体験テーマパークで、子どもの成長を身近に感じられるというのがテーマ。モデルや歯科医、パイロットにキャビンアテンダントなど30以上の仕事体験が出来ちゃうところで、前回はキャビンアテンダントとファッションモデルの仕事をご紹介しました。

 というわけで続き。ファッションモデルの仕事が終わって次の職業体験が始まるまで約40分、食べるのが遅めな娘のことだから早めにランチを注文しておいて戻ってきた頃にちょうど食べ始められるように「いま注文したらいつくらいに届きますか?」と聞きつつランチを注文。

 大人用のメニューもしっかりと色々あるけど何と言ってもキッズメニュー。キッズカレー、キッズスペシャル、キッズパンケーキと3種類あって、キッズスペシャルにしてみた。ちなみに食事は入場時にもらえる一人あたり500円の金券が使えるので実質けっこう安く感じる。

注文したのはキッズスペシャル(1,200円)。お腹が空いていたのか、めっちゃ食べてた

 大人は1,600円のドリンク付きランチセットにして、プレミアムハンバーガーとローストビーフ丼にしてみた。どちらも大変美味しかったので食事のレベルは高い。

 さて、続いての職業体験は……そう! ユーチューバー! 結構よくYouTubeを見ている娘、やっぱりキッズYouTuberに影響されてか「皆さんこんにちは、娘ちゃんチャンネルです! 今日はごはんを食べてみたいと思います。ではやってみます」なんてのをよくやる。ユーチューバーをやれる! ってことで行く前から大興奮。

ここが噂のカンドゥースタジオ
3月3日にオープンしたばかりとのこと

 スタジオは2つに分かれていて、お天気キャスターやニュースキャスター、ダンスなどのようないわゆるテレビっぽいことをやるところと、やってみた系のいわゆるYouTuberっぽいことをやるユーチューバーコースの2つ。

こちらはテレビっぽい方のスタジオ、外から中がまるっと見える
いちおう興味はあるのか娘も見学

 ユーチューバーコースの流れは主にこの通り。一度に入れるのは4人まで。

・承諾書にサイン(公開範囲などについての説明、親がサインする)
・名前とニックネームをタッチパネルで入力
・公開範囲をきめる
・国旗当てやってみた、早口言葉やってみた、豆運び、ひとりしりとり、箱の中には……などの中から何をするか選ぶ
・編集
・アップロード

承諾書はこんなかんじ、最近は色々ありますからね
編集作業はこちらで行なうらしい

 スタジオに入ってから25分ほど待つと、中から子どもたちが出てきてそのまま編集作業へ。何をしているかは見えるので見ていると、動画を読み込んでアニメ付きの効果音を入れたりする程度。

編集作業はなかなか難しいので4歳後半くらいからがよさそう、3歳11カ月の娘は先生にほぼやってもらっていた

 アップロードもその場で行ない、完了したらQRコードとURLが書かれた紙が出てくるのですぐに見ることができて便利。mp4が入ったDVDもくれるけど、データが入っているだけなのでDVDプレイヤーでは再生ができない点は注意が必要。。

 出来上がりを見ると、YouTuber特有のテンポ感を出すために細かくトリミングしたり、BGMを入れたり、クローズアップしたりというのは行なわないので、YouTuberっぽいかと言われると微妙。もらったデータを編集し直すとそれっぽくはなるけど、テンポをよくするために困っているような状況はトリミングしまくるので子ども特有のかわいさは無くなってしまうのが難しいところ。

カンドゥーの街では警察官が不審者をついに逮捕していた、頼もしい

 最後の職業体験は救急救命士、通称ERです。街中で見かけたので「自分もやりたい!」と意気込んでの参戦。ユーチューバーが終わってから1分後にスタートだったのでダッシュで向かったところすでに講習は始まっていたけれど、前の職業が遅く終わることはよくあるらしく「はいどうぞー」とすんなり入れてくれた。

緊急時の対処法、人工呼吸の仕方など色々と映像で学ぶ

 一通り講習を終えると通報が入り、道で倒れている人を救いに出動! 実際いってみると人形なんだけど、みんなで協力して心臓マッサージをしたり人工呼吸をしたり大奮闘。娘はほぼ見てるだけ。

道端で見かけたやつが来た「急患が通ります! 道を開けてください!」これがやりたかったらしい
もらったカッチンは5万を超えた

 カッチンは最後に銀行へ持っていくと預金が出来るんだけど、こちらは時間どおりきっちり窓口が閉まってしまうので本物さながら。持って帰っても次回持ってくればいいだけなので、会員カードと一緒に持ち帰り。

 というわけで、職業体験しまくったカンドゥーはとても楽しかった! 大人4人と子ども1人で行って、写真だランチだと1万円くらいさらにかかったけれど、終わってからも写真やパンフレットを見ては「はぁまた働きに行きたい……」と娘の労働意欲が爆発していることに感動しつつ、とても満足でした。

 完全入れ替え制で一部あたりの組数がそれほど多くないので混雑もそうたいしたことはないので、早めに予約して行ってみるといいかと思います。また行こうっと!

櫛井 優介

1979年1月デビュー。シャイな奥さんと2013年の春に生まれた娘&2016年の秋に生まれた息子を溺愛し、お寿司が大好きなおじさんです。インターネットでは 941 と名乗っていることが多く、色んな会社に行ったりするブログ書いてます。櫛井だから941。
普段はLINE株式会社でエヴァンジェリスト / 技術広報。会社では技術系イベントの企画や運営などを担当してます。コラムは週末に書き溜めてるので微妙に時期がズレたりします。

Twitter:@941
ブログ:http://blog.kushii.net