941のイクメン徒然

第154回

娘の上履きを洗いながら気付いた親心にしみじみした話

 まいどどうも! くしいです。

 年始に地元の商店街を家族で散歩していたら獅子舞がいて、せっかくだから頭を噛んでもらおうねーと娘を連れていこうとしたらまさかの絶叫。どうも獅子舞が苦手らしい。息子は3カ月になりベビーカーに乗るといつも爆睡してくれるのでとても楽。姉が獅子舞に絶叫していようとも爆睡。

 さてさて、人の親になって4年弱。色々あります。今日はちょっとおセンチな話。

 皆さんは、子供の頃に親がやたら靴をピカピカにしてくれた記憶はないですか。私はあります。それがなぜだったか、先日気付いちゃったんですね。

 娘は毎週金曜になると幼稚園から上履きやらタオルやらを持って帰ってきて洗うわけですが、元々真っ白だったはずの上履きがよくもまぁこんなに汚せるなというくらいに真っ黒。上履きなのに園庭の砂場で遊んだりするんだろうか? それってすでに外じゃない? 上履きとは? などと思いつつ、ゴシゴシと洗う。

毎週の定例となっているのでコツを掴んできた昨今

 靴ってのは洗えば洗うほど綺麗になるので不思議。ドロドロだった靴が徐々に本来の白さを取り戻してくるんだから楽しい気持ちにすらなってくる。洗っているうちに「娘は幼稚園でどんな遊びをしてるんだろう?」「友達とどんな話をするんだろう?」なんて、娘が家族以外と交わる社会について思いを馳せたりしてしまう。

 生まれてからずっと自分と奥さんと娘の三人だったのが、幼稚園に行き始めてすっかり仲良しな友達も出来て、先生たちともうまくやってて、お遊戯会では先頭を切って踊り狂ってて、立派に自分の世界で過ごしているんだなぁ。

 そんなことを考えていると 「自分がいない時、少しでも快適に自信を持って過ごしてくれたら」と無駄に色々な気持ちが入ってしまって、熱心に靴を洗ってしまう自分に気づく。これが親心というやつか……。

 自分の親にそんな話しをしたら「まぁそういうもんだね」と軽く返されたけど、親ってのは見えないところで色々とやってくれているんだなぁと、自分が親になってから気付いたという話でした。いいもんですね。

また1週間たくさん遊んできてほしいところ

櫛井 優介

1979年1月デビュー。シャイな奥さんと2013年の春に生まれた娘&2016年の秋に生まれた息子を溺愛し、お寿司が大好きなおじさんです。インターネットでは 941 と名乗っていることが多く、色んな会社に行ったりするブログ書いてます。櫛井だから941。
普段はLINE株式会社でエヴァンジェリスト / 技術広報。会社では技術系イベントの企画や運営などを担当してます。コラムは週末に書き溜めてるので微妙に時期がズレたりします。

Twitter:@941
ブログ:http://blog.kushii.net