● リビングの雰囲気を左右する「ペンダントライト」
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インターフォルム「WARPペンダントライト LT-2028-CH」
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リビングなどに吊り下げて使うペンダントライトは、ライトの中でも普段いちばん目につきやすく、デザインも豊富なのでこだわりを持って選ぶ方も多いのではないでしょうか。
種類が多いだけに、ひとくちにペンダントライトといっても家族で団らんするときと、ホームパーティでムーディな雰囲気にしたいときではぴったりなペンダントライトも変わってくるもの。つけかえれば部屋の雰囲気を変えるのに一役かってくれますが、設置に手間がかかるので、実際には用途ごとに変更までする、という方は少ないでしょう。
そんな、用途に合わせてペンダントライトの雰囲気を変えたい部屋に便利なのが、アームの形が自由に変えられる「WARPペンダントライト LT-2028-CH」です。
メーカー | インターフォルム |
型番 | LT-2028-CH |
希望小売価格 | 9,800円 |
購入場所 | 楽天市場 |
購入価格 | 8,820円 |
● 12本のアームが上下左右に自由にアレンジできる
「WARPペンダントライト LT-2028-CH」の販売元インターフォルムは、時計やライトなどを中心に、インテリアや雑貨のデザイン・輸入を行なっているメーカー。個人的にここのかわいいファブリックが好きで、よく買っていました。
今回のペンダントライトは、スチール素材のアームの先に白熱灯のミニ電球が合計12個付いているペンダントライト。アームの部分は力をかけると自由に形が変えられる、よくスタンドに使われているつくりです。
「WARPペンダントライト」にはゴールド(LT-2028-GD)、ブラック(LT-2028-BK)、ホワイト(LT-2028-WH)、そして今回のクロム(LT-2028-CH)の4色があります。色によってまったくイメージが違うので、ゴージャスなゴールドからさわやかなホワイトまで、インテリアのタイプにあわて選べます。また同じ“WARP”シリーズには電球の上半分がミラー球になっているクロム色の「LT-2039」もあり、こちらはよりサイバーなイメージです。
「WARPペンダントライト」の本体は短めのアームが6本、長めのアームが6本ある構成で、どのアームも上下左右に自由に動きます。左右非対象のアンバランスな形にするとライトが斜めになってしまって危ないので、デザインは左右対称の形にすることが必須ですが、それさえ守れば基本的にどんな形にもアレンジできます。
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アームは、よくスタンドに使われる形を自由に変えられるタイプ
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自由に動くアームですが、根元はしっかりしています
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下部にはスイッチひもがあり、点灯する部分を切り替えられます
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アームは、ソケットの根元でも中央でも、好きな位置で曲げられます
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渦のように横に変形させると、一気にサイバーな雰囲気に
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ソケット部分だけを下に向けたデザインにもできます
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サイズは、長いアームを横にまっすぐ伸ばすと直径80cm程度。短いアームの部分を伸ばすと直径50cm程度です。取り付ける電球はE-17、25Wの白熱灯で、最初にセットするときは12個ひたすらねじこんでいくので手間がかかりますが、設置すると、その分豪華さを感じます。
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箱から取り出した状態
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付属の白熱灯はE-17のミニ球、25Wタイプです
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12本のアームが根元から放射状に伸びています
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電球の取り付け部分。12個あるので取り付けに少々手間がかかります
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支柱の上部にあるのはシーリングカバーを固定するための金具
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天井に取り付けるとき、シーリングの根元で締めます
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天井の配線器具に付けるプラグ。その下のコードアジャスターでコードの長さを調整できます
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シーリングカバーはメタリックな縦長
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シーリングカバー内側。調整したコードはここに収納します
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プラグは引掛シーリング方式で、コードの長さは90cm。全高53~103cmで調整できます。我が家の場合、もともとテーブルがシーリングの真下ではなかったので、別途購入した調整器具を使ってテーブルの上に来るよう調整しました。もう少しコードが長ければもっと下げた状態で設置したいと思っていましたが、使ってみるとペンダントライトがかなり明るいこともあって、これでも十分でした。
このペンダントライトは、壁スイッチだけでなく、ペンダントライト本体のスイッチひもでスイッチが切れる、プルスイッチ式。調光はできませんが、点灯するライトの位置や数をこのスイッチで切り替えられます。ひもをひっぱるごとに、全灯→内側の6灯だけが点灯→外側の6灯だけが点灯→消灯、を繰り返すので、ひとりの時やゆったりしたいときなど、それほど明るさがいらないときに切り替えたいときに便利です。
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外側の6個を下に向け、内側をまっすぐ伸ばしたアレンジ。電球が正面を向いているとライトを見たとき結構まぶしく感じます
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そのアレンジを消灯しているときの様子
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渦巻き型にアレンジした様子。全灯
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渦巻き型アレンジの内側だけの点灯
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渦巻き型アレンジの外側だけの点灯
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渦巻き型アレンジの消灯時
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スパイダー型アレンジの内側だけの点灯
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スパイダー型アレンジの外側だけの点灯
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● シェードがないため電球の熱さには注意
実際使ってみると、それまで蛍光灯電球だったため、白熱灯の光のやわらかさを再発見させられました。雰囲気ばっちりです。
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設置前。天井に直づけのタイプを蛍光灯電球で使っていました
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ソケットを上に向けてシャンデリア型にして設置してみました
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下から見たところ。シャンデリア型といっても構造はシンプルなのですっきりしています
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内側だけ点灯させると、壁に見事な模様が
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外側だけを点灯させると上部に軽い模様ができます
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外側の6個を下に向け、内側をまっすぐ伸ばしたアレンジ。電球が正面を向いているとライトを見たとき結構まぶしく感じます
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外側のアームを釣り鐘型にアレンジした様子。全灯
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放射状にアレンジした様子。全灯
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放射状アレンジの内側だけの点灯
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ただ、25Wの白熱灯を12個も使っているだけに、ちょっと電気代が気になります。付属していたミニ電球を電球型蛍光灯に変えれば、このデザインを活かしながら省エネもできる……と思ってはいるものの、E17口金の電球型蛍光灯が1つ1,000円前後するため、12個付け替えると本体より高くつくのがネックで、まだ変更まで至っていません。
また、デザイン上しかたないのですが、シェードがないため点灯しているときは白熱灯が熱を持ってかなり熱くなりますから、お子さんが間違って触ってしまわないよう注意する必要があります。アームの形をアレンジする際も、ペンダントライトを消して、白熱灯が十分冷めてから行なうようにしてください。私も一度うっかりして、消してすぐにアームの形を変えようとして、白熱灯の熱さにびっくりしたことがありました。
さらに、アームの部分がそれなりに硬いこともあって、アレンジする際にアームが思ったような形になりにくいときがあります。厳密にアレンジしなくても、使ってみるとそれほど気になりませんが、アームを少し回転させたりしながら、時間をかけてていねいに調整していけば、そこそこキレイに整います。
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白熱灯ならではのやわらかい光と色合いです
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グラスにも、蛍光灯の無機質な光で見るのとは違う、やわらかい感じが出ます
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普段の食卓にぴったりなシャンデリア型、ちょっとサイバーな渦巻き型、ムーディな卵型など、自由にアレンジできるこのペンダントライト。臨機応変に、お部屋の雰囲気づくりを手伝ってくれる便利なアイテムです。
■URL
インターフォルム
http://www.interform-inc.com/index.html
製品情報
http://www.interform-inc.com/item.html#light
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2009/03/02 00:02
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