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【特集:電球形蛍光灯】
[第2回]ライトの立ち上がりの早さを見てみよう

~蛍光灯の“弱点”をクリアする製品は?
Reported by 藤原 大蔵

 白熱電球は、点灯した瞬間から自身の持つ100%の明るさが得られる。ゆえに、居室以外の廊下、トイレ、浴室といった、できるだけすぐに明るくなって欲しい場所に利用されることが多かった。一方、電球形蛍光灯は基本的に立ち上がりが遅く、点灯直後に100%を明るさを出すことは難しい。というわけで、立ち上がりが早い製品ほど、白熱電球からスムーズに置き換えられると言える。

 そこで、各社電球形蛍光灯の立ち上がりを動画で記録し、そのスピードを見比べてみたい。どれも12時間以上点灯していない常温のものを使用し、立ち上がりの2分間を撮影した。露出オーバーにならぬよう、実際に目でみるよりもかなり暗めに撮影している。室温は約25℃だった。

 動画の再生後、約3秒後に点灯する。また動画においてちらつきが目立つが、これはカメラ撮影が原因のためであって、肉眼ではちらつきが目立つものは一つもなかったことを記しておく。


電球色

■ナショナル・白熱電球 基準

 白熱電球は点灯直後100%の明るさが得られ、光も安定しているのが特徴だ


※動画はすべて別ウインドウで開きます

■日立・ナイスボールV ぶんりくん

 他のものと比較して点灯した瞬間一番暗い感じ。立ち上がりも若干遅く、一昔前の電球形蛍光灯のイメージに近い
■日立・ナイスボールV

 スイッチを入れて一瞬遅れ気味に点灯。点いた瞬間少々暗いが、30秒以内にかなりの明るさが得られる
■三菱・スパイラルピカミニ

 スイッチを入れて一瞬遅れ気味に点灯。スピードは早く、30秒以内にかなりの明るさになった。光の安定感もある

■パナソニック・パルックボール プレミア クイック

 点灯した瞬間クイックランプが点灯し、その後遅れて蛍光管が点灯する。約1分後にクイックランプが消灯した瞬間、明るさが落ちるが、その後も徐々に蛍光管は明るくなってゆく
■東芝・ネオボールZ リアルPRIDE


  スイッチを入れて一瞬遅れ気味に点灯。明るくなる速度は少し遅めに感じられたが、それでも45秒以内にかなりの明るさになった
■NEC・ホタルックボール


 スイッチを入れた瞬間から明るくなり、そのスピードは他よりも若干早い。その後明るさは急速に増し、最終的には電球色中一番明るくなった

 さすがに白熱電球のように点灯した瞬間からほぼ100%の明るさが得られるものはなかった。とはいえ、付けた瞬間に驚くほど暗いというものもなく、30秒から1分以内にはその電球の持つ明るさが得られるようだ。その中では、クイックランプですぐに明るさを実現するパナソニックのパルックボールが有利だ。


昼光色

 電球色に続いて、昼光色の製品でも点灯スピードを比較してみたが、結果的にどれも電球色と似たような結果になった。というわけで、立ち上がりスピードの速さは、やはりクイックランプが搭載されているパナソニックのパルックボール プレミアクイックになる。

  しかし、パルックボールの昼光色で気になる点は、点灯時、昼光色なのにクイックランプの電球色が一瞬広がり、クイックランプが消えるまでその影響を受けるところだ。クイックランプが消灯後、本来の昼光色になるが、色味が変わるためその変化が余計目立ってしまう。点灯スピードは魅力だが、せわしない印象も否めない。


■日立・ナイスボールV ぶんりくん

■日立・ナイスボールV

■三菱・スパイラルピカミニ


■パナソニック・パルックボール プレミア クイック ■東芝・ネオボールZ リアルRRIDE ■NEC・ホタルックボール

昼白色

 これも電球色・昼光色と同様に、点灯した瞬間から100%の明るさが得られるものは無いが、点灯直後はいずれも比較的明るい印象を受ける。そんな中で目立つのはNECのホタルックボール。点灯した瞬間から一番明るく、力強さが感じられる立ち上がりだ。


■日立・ナイスボールV ■三菱・スパイラルピカミニ

■東芝・ネオボールZリアルPRIDE ■NEC・ホタルックボール



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【導入編】
最新モデルが勢揃い、電球形蛍光灯カタログ

【第1回】
最新電球形蛍光灯の外見を比較
~インテリアに映えるのはどれ?

【第2回】
立ち上がりの早さを比較
~蛍光灯の“弱点”をクリアするのはどれ?

【第3回】
明るく省エネ性能も高い製品は?

【第4回】
明かりの範囲が広い製品は?12月26日公開

【第5回】
食事が最もおいしく見えるのは?12月26日公開

【最終章】
結論。どの製品がオススメ? 12月26日公開



2008/12/25 00:01

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