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やじうまミニレビュー
スケーター「アメリカンドッグメーカー」

~電子レンジで作る簡単アメリカンドッグ
Reported by 今西 絢美

スケーター アメリカンドッグメーカー
 コンビニに行くとついつい買ってしまうアメリカンドッグ。ほんのり甘い衣と塩気のあるソーセージが抜群の組み合わせで、筆者も子どもの頃から大好きなおやつの1つである。そんな“マイフェイバリットおやつ”を電子レンジで簡単に作れるアイテムを発見した。それがスケーターの「アメリカンドッグメーカー」だ。

メーカースケーター
製品名アメリカンドッグメーカー
希望小売価格630円
購入場所直販サイト(楽天市場内)
購入価格480円


 アメリカンドッグは家庭でイチから作ることも可能だが、油で揚げるという工程が必要になので、やはり手間が掛かってしまう。食べたいなと思ったときに、すぐに食べられないのはもどかしい。この「アメリカンドッグメーカー」はそんなジレンマを解消してくれそうだ。


思った以上に簡単な調理手順

 箱に入っているのは電子レンジ用の調理器2つとアメリカンドッグ専用棒4本、そしてレシピのみ。大まかな調理の流れを説明すると、調理器に生地を流し込み、棒付きソーセージを載せて加熱。ひっくり返して再度生地を流し込み、もう一度加熱すれば出来上がりだ。こんなに簡単な作り方で出来上がるとは感心した。

 調理機には足が4本付いており、これによって加熱のムラを防げる。容器をよく見ると、下側に線がついており、この線を見ながら生地を流し込めばいい。フタ部分には留め具があるので、万が一、生地やソーセージがレンジの中で爆発しても飛び散らないよう工夫されている。


専用棒は4本しかついていないので、割りばしで代用してもいい
足がついているので電子レンジ内でも倒れにくい
留め具はそんなに固く閉まるものではないが、十分に役割を果たす

ソーセージの長さと生地の味付けが重要

 今回は市販の棒付きフランクフルトを使ってみたのだが、そのままのサイズでは容器に入りきらなかった。レシピを見ると、「容器の端が少しずつ余る長さが最適(長さは8.5cmのもの)」とある。それ以上の長さの場合は端を切り落とし、切り口から棒を刺すよう書かれており、8cm以下の場合はソーセージが破裂する恐れがあるそうだ。しかし、破裂しても出来上がりの見た目には支障がないので、心配する必要はない。使用するのはフランクフルトでなくても、少し長めのソーセージで十分だろう。ソーセージには串でいくつか空気穴を開けるのもポイントの1つだ。

 生地に使用するのはホットケーキミックス、卵、牛乳、そしてとんかつソース。とんかつソースを入れるというのは少し意外だが、これが生地の隠し味になる。お菓子作り同様、粉の分量(5本分で50g)で膨らみ具合が変わるのできちんと計測しよう。


今回使用したフランクフルトは最初から棒が刺さっていたのでラクちん
先を切り落として、棒を刺し直した。市販されているアメリカンドッグより小ぶりなサイズ
生地に使用する材料。5本分の生地は少しの量なので、お椀でもいいくらい

調理時間は様子を見ながら調節

 生地を容器の下側の線いっぱいまで流し込み、棒付きウインナーを生地に埋め込むようにして入れる。そしてフタを留め具で固定し、容器1個を電子レンジの中央に置いて約30秒加熱。電子レンジの機種によって加熱時間が変わるので、足りない場合は様子を見ながら10秒ずつ加熱していく。筆者が作ったときは合計50秒加熱した。レシピに記載されている加熱時間はあくまで目安なので、作りながら火の通り具合を確認したほうがいいだろう。


生地を線のところまで流し込む。小さじ約2.5杯分とかなり少ない
ウインナーを入れて生地に埋め込むように押さえる
フタをして、留め具で固定する

 加熱を終えたらフタを開け、棒を持ってなかの生地ごと取り出す。再び容器の下側に同じように生地を流し込み、半分出来上がったアメリカンドッグを載せる。このとき、少し押さえ気味かつソーセージの穴が下になるようにしよう。そして再び留め具をし、レンジの中央で約30秒加熱。熱いうちに容器から取り出せば、アメリカンドッグの完成だ。


電子レンジの中央に置き加熱。端に置くと加熱にムラができる
片面の過熱が終わったところ。生地が少しはみだしてしまった

反対側にも生地を流し込んで加熱。容器から取り出すときは棒が熱いので注意する
アメリカンドッグが完成。ソーセージがところどころ見えてしまった

見た目は悪いが味は絶品

 出来上がったアメリカンドッグを見て思わずひとこと。「コンビニと違う……」そう、半分ずつ加熱するものだから、つなぎ目ができてしまう。しかも生地が全体にいきわたっていないので、ところどころソーセージが見えている。家族に「できたよー」と言って食べてもらおうとしたが、全員から「見た目が悪い」という指摘を受けてしまった。

 しかし、その味は食べてみてビックリ! ふんわりした生地は、ホットケーキミックスの甘みの中にとんかつソースの味がほんのりする。コンビニのものは表面がサクサクしており、それが好きだという人も多いだろうが、これはこれでアリな食感。筆者自身もあのサクサク具合が好きなのだが、手作りならではの良さがこのアメリカンドッグにはあるので気に入った。

 もし、どうしてもサクサクにしたいのなら、さっと油で揚げてもいいだろう。中はすでに火が通っているので、揚げ時間は生地の具合を見るだけで大丈夫だ。とは言うものの、せっかく“簡単”に作れるところがイイのに、そこまでするのは少し面倒ではある。「あのサクサク具合にこだわりたい!」という人にだけオススメする。


見た目が悪いのは少し残念。コンビニで見るような円柱にはなりづらい
ケチャップをかけて完成。見た目はイマイチだが味はなかなか美味

容器は2つあるが使用するのは1つずつ

 作っている最中に1つ疑問が浮かんだ。「容器は2つ付いている。しかし、電子レンジに入れるのは1つずつ。これじゃあ2つの意味がないのでは?」そう、加熱のムラをなくすためには1つずつ調理するように書かれているのだ。そこで思いついたのが、「1つを加熱している間に、もう1つの容器で1工程遅れて調理していく」方法だ。せっかく2つ容器があっても、それくらいしか使い道がないのである。しかしアメリカンドッグはあくまでもおやつなので、食事の準備のように急ぐことも少ないはず。子どもが居る家庭なら、親子でおやつ作りを楽しめるだろう。


簡単なおやつ作りアイテムとしてぴったり

 「アメリカンドッグが好きで好きでたまらない!」というアメリカンドッグジャンキーなら、買っておいて損はない。また「コンビニのものは添加物が気になる」という人や、「おやつは家で作りたい」という人にもオススメ。何といっても630円なので、そんなに頻繁に作らなくても十分元は取れるだろう。家にある材料で気軽に作れるのもオススメポイントの1つだ。

 レシピには、ソーセージを使わず、生地にココアを混ぜて作る「チョコアメリカンドッグ」のレシピも記載されている。普通のアメリカンドッグに飽きたらチョコアメリカンドッグを作ってみよう。もちろん“我が家オリジナル”レシピを考え出すのもいいだろう。筆者もこれからはコンビニのアメリカンドッグを卒業し、オリジナルアメリカンドッグ作りに励んでみようと思う。





URL
  スケーター株式会社
  http://www.skater.co.jp/
  製品情報
  http://dpi.ne.jp/skater/cgi-bin/webcatalog/guest_main.rb?action=detailAction&serial=3312

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2008/10/08 00:05

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