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家電製品ミニレビュー
デロンギ「パニーニメーカー CG160」

~イタリア産まれのホットサンド、パニーニを家庭で作る
Reported by 安部 陽子

デロンギ「パニーニメーカー CG160」
 パニーニとは、具を挟んだパンをプレスしながら焼く、イタリア生まれのホットサンドだ。エクセシオールやドトールなどのコーヒースタンドのメニューにもあり、カフェごはんの定番になっている。パニーニは、どんな大きさのパンでも作ることができ、具材がたくさん入っていても、プレスされて小さくなるので、食べやすいのが魅力的だ。

 実は私は、10年ほど前に下北沢で初めてパニーニを食べてからというもの、メニューにパニーニがあるときは必ず食べるほど、筋金入りのパニーニ好きなのだ。今回ご紹介するのは、そのパニーニが家庭で作れるという調理器、デロンギの「パニーニメーカーCG160」。家庭で食べるというイメージがなかったパニーニだが、果たして自宅でもおいしく作ることができるのか。メーカー希望小売価格は20,800円。Amazon.co.jpで13,300円で購入した。


大きさは、350×310×155mm(幅×奥行×高さ)、重さは、3.5kg。立てて置くこともできる
本体背面
調理の目安時間。パニーニを焼く以外にもさまざまな調理に使える

本体が3パターンに変形する

 CG160は、本体上下のプレートの裏にヒーターが内蔵されており、2枚のプレートの間に食材を挟んで調理を行なう。上下のプレートがぴったりと閉じている時の形を「パニーニポジション」という。これが本体の基本的なプレートのセット状態で、パンや具材を押すようにして加熱するパニーニを作るときの形だ。

 そのほかに、上下のプレートを180度開いて一枚の鉄板のようにして使うのが「バーベキューポジション」、上下のプレートの間に空間を作り、その間に食材をセットして調理するのが「グリルポジション」がある。バーベキューポジションは鉄板焼き、グリルポジションはトースターやオーブンに近い用途で使用できる。

 本体の大きさは、350×310×155mm(幅×奥行×高さ)、重さは、3.5kg。見た目は小型の魚焼きロースターのようにみえる。表面は波状のフッ素加工された、2枚のプレートが付属し、このプレートで食材を加熱する。


プレートを外した本体
プレートの表面は波状になっている

パニーニポジション
バーベキューポジション
グリルポジション

プレートのジョイント部分。「グリルポジション」の時は、ここで上部のプレートを支える
正面右が温度の調節ツマミ、左側はサーモランプ

付属のレシピブック。とてもかわいい
 本体の操作は、正面右側にあるツマミで行なう。ツマミには「MIN」「MED」「MAX」の三段階の表示があり、80℃~200℃の間で無段階の設定ができる。電源を切る時は、ツマミを「●」の表示まで回す。

 付属品で気に入ったのが、付属のレシピ本が充実しているということ。今回の製品のような専門性の高いキッチン家電には、たいていレシピ本がついてくるのだが、その中でも今回のレシピ本のクオリティはかなり高めだ。「CG160」のレシピブックは、ノーマン・ロックウェルの絵が再現されたような、可愛い冊子だ。写真だけでなく、レシピの内容も、バラエティに富んでいて実用的。このレシピブックを見て、いろんなパニーニを作ってみたくなった。付属のレシピが良いものだと、購入後の満足度が高まる。


プレス時間は5分

 さっそくパニーニを作ってみよう。付属のレシピブックをみると、パニーニに使うパンはどんな種類でもいいようだ。今回はいくつかの種類のパンを使って作った。

 まずは、小さめの丸いパンを使い、半分に切って断面に、ジェノバソース(レシピブックを参考にして作った、乾燥バジルとニンニクとオリーブオイルを混ぜたもの)を塗る。パンの間に、生ハムとバジルの葉、トマト、モッツアレラチーズを挟み、オリーブオイルをかけて、サンドする。



パンを半分に切って、ソースを塗り、生ハム、バジル、トマト、モッツアレラチーズをのせる
予熱したプレートにパンを置く
上部のプレートでプレスする

 予熱が完了したプレートにパンを置き、プレートを倒して「パニーニポジション」で5分ほどプレスしたら、できあがりだ。続けてさきほどよりも大きめのパンで、中の具を変えて焼く。


プレートを横から倒すようにプレスしてしまったので、中の具材がちょっとズレてしまった
裏側にも、波状の焼きあとがついている
できあがったパニーニ。外はプレスされて固く、中はこのように柔らかい

こちらは、ちょっと大きめのパンを使って作ったもの
パンに具をサンドし、上部のプレートでプレスする
できあがったパニーニ。今度は、パンをプレートの手前に置いてしまったことが原因で、斜めになってしまった

 できあがったパニーニの形は、とてもかっこ良いとはいえない。最初の1つは、上のパンがズレており、もう1つは斜めにプレスされてしまっている。上側のプレートを、横から倒すような感じでプレスしてしまったこと、パンを置く位置が悪かったことが原因のようだ。

 うまくプレスするには、パンをプレートの真ん中に置くことと、プレスする時は、上側のプレートを真上から載せるように意識することがポイントになりそうだ。

 見た目はイマイチだったものの、味は抜群。外側は焼き目がしっかりついて、パリッとした食感。内側のパンは、具材の水分を吸って、柔らかくジューシーな仕上がり。中にジェノバソースをつけた方は、特にソースが吸収されて、パンにしっかりと味がついている。この食感はパンを押しつぶすようにして焼き上げるパニーニならではのものだろう。

 最初の2つではきれいな形のパニーニを作れなかったので、続けて、3つ目のチャレンジをする。今度は、間にハンバーグを挟んだ「ハンバーガー風」のパニーニを作る。中に挟むハンバーグも、「パニーニポジション」で、焼いてみる。

 ハンバーグのタネを予熱が完了したプレートに置き、プレスしながら焼く。両面から加熱されるので、フライパンで焼くよりも早く焼け、3分程で焼き上がった。プレスされることで、タネが薄く伸び、まさにハンバーガーに挟んであるような薄いハンバーグに仕上がった。


パニーニポジションでハンバーグを焼く。油や肉汁が出るものを焼く時は、レートの油落とし口に耐熱容器を置き、油がおちてくるのを受ける
プレートにハンバーグのたねを置いて、上部のプレートでプレスする
焼き上がったハンバーグ。薄く伸びて、ハンバーガー用のハンバーグのようだ

 パンの間にレタス、トマト、焼いたばかりのハンバーグ、チーズをのせて、サンドする。これまでの失敗を生かし、プレートの中央にパンを置き、上側のプレートの倒し方にも気をつけて、プレスした。今度はパンの上下がズレることなく、きれいなパニーニになった。3つめにしてやっと納得がいくできあがりになった。


パンに、レタス、トマト、ハンバーグ、チーズをのせ、プレートの真ん中に置くように気をつけ、真上からプレスする
できあがったパニーニ。今度はうまくいった
プレスすると、食べやすい大きさになる

 プレートがフッ素加工されているので、パンの間に挟んだチーズが溶けてしまった場合も、拭き取るだけですぐにきれいになる。続けて調理したい場合もその度に、掃除する必要がないので、量をたくさん作りたい場合にも向く。ただし、ハンバーグなど、肉汁や油が出るものを焼いた時は、一度、洗剤で洗い落す必要があるので今回のように中の具材も一緒に調理する場合は注意が必要だ。


 ここでちょっと寄り道をして、生地が薄いピザを作ってみよう。ワッフルメーカーで作る「モッフル」の要領で作る、餅ピザだ。

 通常のパニーニを作る時の「パニーニポジション」とプレートを浮かしてその中に食材をいれる「グリルポジション」を利用して作った。プレートに角餅を1つ置き、「パニーニポジション」でプレスして5分ほど焼くと、平たいモッフルができる。この上に、トマトソースを塗り、ピザの具とチーズをのせて、「グリルポジション」にして表面を焼く。すると、5分ほどで、モッフル生地の餅ピザのできあがり。薄くてサクサクと軽い食感のお菓子のような、ピザができあがった。これは、プレートの場所にバリエーションがあるCG160だからできる料理といえるだろう。


モッフルを生地にして、餅ピザをつくる。まず、角餅を1つ真ん中に置き、「パニーニポジション」でプレスする
できあがった薄いモッフル。これを、ピザ生地にする 上にトマトソースと、具材を置く

今度は、「グリルポジション」で表面を焼く
できあがった餅ピザ。薄いので、短時間で焼き上げられる
サクサクのお菓子のようなピザになった

 お手入れ方法は、付属の波形プレートは本体から外して、台所用中性洗剤で洗う。本体は、水で濡らした布巾をよく絞り、汚れを拭き取る。


生地をイチから作る本格的なパニーニも

 最後に生地から手作りする本場のパニーニを作ってみよう。レシピは付属のレシピブックに掲載されていたもので、手順は簡単なのだが発酵に時間がかかるので、完成までには、約2時間ほどみた方がいいだろう。手作りのフォッカチャで作ったパニーニはお店で食べるパニーニとほぼ同じ味。毎回、パンづくりから始めるのは大変だが、CG160を使えば、お店に負けないものを、家庭でも作れるので、パニーニ好きにはたまらない。


レシピブックをみながら、フォッカチャ作る
たくさんこねるのがポイント
焼き上がったフォッカチャ。パニーニにするために、2つに切ることを考えて、2つ折りにして焼く

フォッカチャの間に具材をのせて、プレスする
焼き上がったパニーニ
お店で食べるような本格的なパニーニを家庭で楽しめる

 パンを焼くとか、温めるだけではなく、押しつけるようにして調理するパニーニは、専用の調理器がないと作れない製品。そこが購入を躊躇するところでもあるのだが、それだけに自宅でパニーニを楽しめるという“スペシャル感”は強い。火力が強く短時間で次々にパニーニを作れるので、調理するときの手間はほとんどなく、具材とパンを用意してしまえばあとはCG160がやってくれるというイメージだ。パニーニにはうるさい私でも満足できる本格的なパニーニが家庭で楽しめる。パニーニ好きには文句なしでオススメできる製品だ。





URL
  デロンギ・ジャパン株式会社
  http://www.delonghi.co.jp/
  製品情報
  http://www.delonghi.co.jp/product/index.html

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2008/06/18 00:00

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