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やじうまミニレビュー
トップトーク「レンジメイト」

〜料理初心者にぴったりな電子レンジ用調理器具
Reported by 但見 裕子

トップトーク「レンジメイト」
 電子レンジは、調理済みの食品を温めるのにはとても便利だが、生の状態から食品を調理すると、さまざまな問題が生じる。

 たとえば、「焦げ目がつかないので焼き物に向かない」「ラップをかけないと肉や魚が乾いてしまうが、ラップをかけると水気が出てまずくなる」「目玉焼きを作ると爆発する」等だ。

 株式会社トップトークの「レンジメイト」は、それらの問題点を、マイクロウェーブを遠赤外線及び輻射熱に変換することによって解消する製品だという。食材を入れて電子レンジで加熱するだけで、こげめのついた焼き物や、きれいな目玉焼きができるそうだ。

 基本の調理方法は「レンジで4分間加熱」→「裏返して2分間加熱」というものだ。(料理によって、多少の増減がある)レンジの出力は700Wを基準に考えられている。

 レンジメイトは、本体である鉄板状の「パン」(鍋)と、それにかぶせる「フタ」で構成されている。それに食材をつかんでひっくり返すための「万能トング」がつく。フライ返しを2つ重ねてピンセット状にした感じのもので、けっこうに大げさな印象があるが、その分、慣れない人でも使いやすそうだ。


パッケージを開けたところ
左上から時計回りに、本体、フタ、万能トング、取り扱い説明書 フライ返しを2枚重ね合わせたような万能トング

ステーキの鉄板のような外見の「パン」
 メーカー希望小売価格は6,800円で、メーカーの直販サイト(楽天市場)で、同額で購入した。

 「パン」はステーキの鉄板のような外見。保温性が強くて最後まで温かく食べられるので、出来上がりをそのまま食卓に出すことが推奨されている。皿が汚れない=洗い物が少なくなることで、料理をしなれない人、台所仕事全般にハードルを感じている人にも親切といえるだろう。

 取扱説明書には12種類の写真入りレシピがついている。

 新生活を初めて間もない人や、ふだん料理をしないけど電子レンジだけでできるなら……とやる気を起こすかもしれない。だが、それが材料が多かったり、電子レンジに入れるまでが大変だったりするとやる気が一気にそがれてしまうものだ。今回はそんな料理初心者でも自炊を続ける気になるような、できるだけ包丁を使わない簡単な料理だけを作ってみることにする。


付属の取り扱い説明書
中にはハンバーグや、餃子など12種類のレシピが記載されている

ハンバーグを作る

出来る限り手間を省いた調理を行なうために用意したのは「生ハンバーグ」と冷凍野菜
 まずは、ハンバーグを作ろう。

 レシピには、ひき肉や玉ねぎを練って作るやりかたが記されているが、いきなり「玉ねぎをみじん切りにする」などという大技が出せる人なら、レンジメイトに用はないはずだ。

 ここはスーパーの肉売り場で、練って成型された「生ハンバーグ」を買ってきて使うことにした。

 つけあわせの野菜を切る手間もショートカットしたいので、冷凍野菜を使うことにする。冷凍野菜は生の野菜と違って、数カ月保存できるので、毎日料理をしない人でも使い残して無駄にすることがないという利点があるのだ。

 まず、「パン」の表面に薄く油を敷く。表面がつるつるしているので、油はややなじみにくいが、気にせずにそのまま作業を続ける。

 そこに、買ってきた生ハンバーグと、凍ったままの冷凍野菜(今回はミックスベジタブルとインゲンを使った)をのせ、野菜に軽く塩コショウする。そのままフタをして、電子レンジに入れる。


調理前のハンバーグと冷凍野菜をパンにのせる
パンにフタをする
そのまま電子レンジにいれる

 ここで電子レンジの出力を、何Wに設定するか迷った。取説では700Wが推奨されているのだが、うちのレンジは500W、600W、900Wしか選べないのだ。とりあえずここは、弱めで様子を調べることにして、600Wにした。

 ハンバーグの「お勧め調理時間」は、片面5分、返して2分である。5分たって、アラームが鳴ったので、いったん取り出して、フタをあけた。「ジュワー」といういい音がしている。裏返すと、電子レンジ加熱では通常つかない焦げ目もできていた。いい感じだ。

 「万能トング」は、ハンバーグをはさむように固定できるので、まったく崩すことなく裏返せた。

 普通のフライ返しは、使い慣れない人が使うと、食材がフライ返しにうまくのらず、前へ前へと押し出してしまったり、反対に返すときにとんでもない所まで飛ばすことがことがあるものだ。これを使うとそうしたことが起こりにくいと思う。

 さらに2分間加熱する。野菜は、まぜたり返したりしないでそのままにした。2分たって、できあがりだ。

 フタの排気孔から、さかんに湯気が出ている。フタをとると、ジュージューいう音、ほどのよい焼き色、野菜も色鮮やかで、ファミレスのハンバーグとして十分通用しそうな一皿ができた。

 市販の瓶入り「ハンバーグソース」をトロリとかけたら、さらに感じが出た。


調理後のハンバーグ。しっかり焼き目もついている 【動画】調理後のハンバーグがジュージューいっている様子(WMV形式,857KB)
市販のソースをかけると鉄板の上で加熱されていい感じだ

 出来上がりを食卓に運ぶ。ハンバーグは熱々だが、「パン」の耳の部分は素手で持っても熱くないのでこわくない。底の部分は耳よりも熱いが、フライパンのような危険な熱さではない。大切な高級素材のテーブルででもなければ、じか置きしても大丈夫だと思う。

 さて、このジュージューいうところをナイフとフォークで切って食べると、もうほとんどレストラン気分になると思うのだが、「パン」に傷がつく恐れがあるので、直接刃物を当てるのはNGである。お箸で食べる。

 うん。おいしい。ちゃんとハンバーグだ。ジュージューいう音を聞きながら食べるのがまたいい感じだ。

 包丁をまったく使わないで作れたし、ハンバーグの失敗としてありがちな「表面は焦げたのに、中はまだ生」という事態も起こらなかった。まずは大成功といえるだろう。


「豚肉ともやしの蒸し焼き」を作る

 次もレシピから「豚肉ともやしの蒸し焼き」を作ろう。

 材料は、もやしと、豚ロースの薄切りだけである。もやしは、包丁を使わなくていいので、料理初心者にやさしい野菜といえる。もやしを「パン」にこんもりと盛り、塩コショウを振る。その上に、薄切り肉を広げて並べ、再度塩コショウする。


まずは、もやしをパンのうえに盛る 豚肉をもやしの上に並べたら上から塩コショウする。あとはフタをして電子レンジに入れるだけだ

 これにフタをして、レンジで5分加熱する。引っくり返すことはせず、文字通り蒸し焼く料理だ。

 5分たって、フタを開けてみたら、まだ少し肉に赤みが残っていたので、レンジに戻してさらに2分加熱した。

 説明書にも書かれているが、レシピの調理時間はあくまで標準なので、食材の量によって多少の違いが出る。様子を見て、調理時間を調節するのがいいと思う。


調理後に青ネギをのせたところ。もやしのシャキシャキ感が絶妙でおいしくいただけた
 できあがりは、ジュージュー音がして、肉と野菜が相互に影響しあいながら加熱された、とてもいい匂いがする。みた感じはちょっと上品な野菜炒めという感じだ。

 色どりに青ネギをのせ、ポン酢とごまだれで食べた。あっさりしておいしい。もやしはシャキシャキしているし、肉もやわらかい。おつまみにもおかずにも適すると思った。一緒に食べた夫は、珍しく「これなら自分でも作りたい、包丁なしで手だけで作れるし、調味料もややこしくないしさ」と言っていた。


朝食のソーセージエッグを作る

電子レンジでの調理は難しいと思っていた目玉焼きだが、問題なく作ることができた
 翌朝は、ソーセージエッグを作った。

 前述したように、レンジで目玉焼きを焼くと黄身が爆発するおそれがある。なので、どうしてもやりたいときは爪楊枝で黄身に穴をあけておくなどの工夫が必要だ。しかし、レンジメイトでは普通にできるらしい。

 パンに薄く油を塗り、ソーセージを置き、卵を落とす。

 油をひいた熱いフライパンの上に卵を落とすのは、慣れてないと少しこわいものだが、レンジメイトの場合は、冷めたパンの上でゆっくりやることができるのもいいところだ。
これにフタをして、レンジで3分。

 フタをあけてみると、爆発もせず、焦げもせず、きちんと目玉焼きになっていた。ただ、もう少し火を通したかったので更に1分間加熱した。

 食べてみる。ちゃんとした目玉焼きだ。ソーセージも熱くておいしい。これに、トーストとトマトジュースでもあれば、十分しっかりした朝食メニューだ。


海鮮でおつまみを作る

 スーパーの魚売り場で「ほたてねぎ塩」という味付け食材を買ってきた。ほたてに塩味をつけて青ねぎをからめてあり、そのままフライパンで焼けば食べられるものだ。

 簡単なわりにおいしいので、たまに買うのだが、熱いフライパンに投入したとき油が飛び散るので、あとかたづけが気になるのが難だった。今日はこれをレンジメイトで焼いてみよう。

 ほたてを「パン」に並べ、電子レンジで4分加熱。裏返して2分加熱した。フタをとると、ほたてにふっくらと火が通っており、海鮮独特のいい匂いがする。


スーパーで売られてる“焼くだけでいい”味付きの食材 加熱後のほたて。ふっくらとした仕上がりだ

 さっそくビールのおつまみに食べてみたが、フライパンで焼いたのと遜色はないし、油飛びの憂いがなくて気持ちが楽な分だけ、さらにおいしいような気さえした。


作りたてはおいしい

 作りおきのおかずや、買ってきたおかずを電子レンジであたためて食べるのは便利だし、温かくしたおかずはおいしい。

 ただ、それはあくまで「あたため直し」の味だ。生の状態から調理したてのフレッシュな「作りたての味」は、また格別のおいしさがあると思う。

 たとえば、二回目の調理で試した「もやしと豚肉の蒸し焼き」のもやしは、生でもない、火を通しすぎでもない、ちょうどシャッキリした状態が食べられておいしかった。出来合いのお総菜の温め直しでは、あの食感はちょっと味わえないだろう。

 「あたため直し」では出しにくい作りたての味わいが、電子レンジで作れたということだ。自分が作った料理は、当然ながら自分の好みにできるので、おいしくもあり、面白くもある。やらないよりやったほうが楽しいと思う。

 料理初心者の人や、全く料理をしたことがない人にとって、最初から凝ったものを作ると「やっぱり面倒くさい。もうコリゴリ」ということになってしまいがち。

 自炊料理の代表のように言われがちなカレーだって実は結構大変だ。野菜をむいて切るだけで力尽きそうになるかも知れない。とりあえず、限定された調理器具で、簡単なもの、得意なものをくりかえし作るほうが無理がないし、長い目で見て料理力がつくと思う。

 この春新生活を始めたばかりの学生や、単身赴任が始まったお父さんにとって、とりあえずレンジメイトだけを調理器具として、思いついたものを焼いては食べる食生活も、十分ありだと思う。工夫次第では、かなりのバリエーションも可能なはずだ。





URL
  株式会社トップトーク
  http://www.toptalk.co.jp/
  製品情報(直販サイト内)
  http://www.rakuten.co.jp/azuazu/437778/776762/

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2008/04/21 00:08

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