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三洋電機「eneloop mobile booster」

〜使い分けできる3種類のUSB汎用充電器
Reported by 本誌:伊藤 大地

三洋電機「eneloop mobile booster」
 出先で携帯電話の電池が切れる。仕事中、こんな困ることはない。電池切れはモバイル機器の宿命とはいえ、この現象、だれもが恐れているのだろう。携帯電話が普及した今、どのコンビニに行っても見かけるのが、電池を電源とした緊急用電源だ。

 緊急用電源というとこれまで、携帯電話専用のものが多かったのだが、iPodやニンテンドーDSのヒットという要因もあるのだろう、2007年になって給電先を選ばない、USBタイプの製品がトレンドとなっている。ソニーの「EnergyLINK」」や松下の「ポケパワー」など、大手メーカーの製品が続々と出ているのだ。

 そんな中、現在、乾電池型の二次電池で圧倒的なシェアを持つ三洋のeneloopシリーズから、このジャンルの製品が発売された。この「eneloop mobile booster」シリーズには、リチウムイオン電池を内蔵した2製品と、eneloopの単三型充電池2本を電源とする1製品、合計3製品がラインナップされている。


3製品の厚みの比較。上からE1/L2/L3 3製品の大きさの比較。手前からE1/L2/L3

 ここでは、スペックや大きさ、実際に手に取った感触などを比較しながら、三者の違いと、どの製品が、どういう用途に合うのかを探っていきたい。

 まず、3製品のスペックを簡単におさらいしておきたい。

型番KBC-E1SKBC-L2SKBC-L3S
電源単三型eneloop 2本内蔵リチウムイオン充電池
出力USBポート数121
給電時間約70分約240分
2ポート出力の場合、約120分
約120分
USBポートからの充電時間約280分
(eneloop 2本使用時)
約14時間約7時間
AC電源からの充電××
ACアダプタ使用時の充電時間×約7時間×
本体サイズ
(幅×奥行き×高さ)
66×25×60mm62×22×70mm70×22×39mm
重量約55g(電池別)約130g約70g
希望小売価格オープンプライス
購入価格
ヨドバシカメラ
2,980円5,480円3,980円


2〜3泊の出張・帰省にも対応する「KBC-L2S」

KBC-L2S
 まずは、大容量タイプから見てみよう。

 「KBC-L2S」は2つの機器への同時給電が可能なモデルだ。内蔵リチウムイオン電池は3.7V/5,000mA。給電時間は1ポート使用時で14時間。携帯電話のバッテリ容量が800mA前後、新型PSP(PSP-2000)が1,200mA、第5世代iPod(HDDタイプ)が550mA程度。これらすべてを残量ゼロの状態からフル充電してもまだ余裕のある容量だ。

 ほかの2製品と違うのは、容量だけではない。L2Sにだけ唯一、ACアダプタが付いており、家庭用コンセントから充電できる。E1Sにしても、L3Sにしても充電するにはパソコンやゲーム機などUSB端子を持った母艦となる機器が必須だが、L2Sならばコンセントからでも充電できる。


本体正面
同時に2つの機器への給電が可能 ACアダプタが付いており、コンセントからの充電が可能

 ただ大容量な分、138gと一番重い。携帯電話やiPodの重量と同等もしくはそれ以上の重さで、アクセサリというよりは、機器を1つ多く持ち歩いている感覚だ。5,000mAという容量も、日常的な使用にはオーバースペック。出張や旅行時にかさばるACアダプタをいくつも持って行きたくない時や、2つの機器を同時に充電したい時に向いていると言えるだろう。


携帯電話とiPodに充電している様子。2つの機器に同時に充電できる コンセントから充電する際はACアダプタを接続する。ACアダプタがややかさばるので、持ち歩くのには向いていない

 私だったら、日々会社との往復に持ち歩く気はしない。だが、キャスター付きのカバンを持って出張に行く時など、荷物の重さを気にする必要がないなら、断然これを選ぶ。長期の旅行やとにかく容量重視、2つの機器の同時充電にこだわるなら、L2Sということになりそうだ。


とにかく、小型・軽量な「KBC-L3S」

3製品の中で一番小型の「KBC-L3S」
 次は、もっともコンパクトな「KBC-L3S」(以下、L3S)だ。手のひらにすっぽりと収まってしまうほどのサイズで、重量も実測値で75gと最軽量。常時持ち歩くのには最適なサイズだ。

 電源は内蔵リチウムイオン電池で、3.7V/2,500mA。給電時間は約7時間。L2Sほどではないが、携帯電話、ゲーム機など複数の機器を充電する能力は十分にある。


製品本体
ほかの2機種に比べると手に持った感じもコンパクトだ
本体側面

ポートは1口だけ
重さは75gと3機種の中で一番軽い iPodに充電している様子

 コンパクトかつパワフルが特徴のL3Sだが、この製品、3つの中で最も使う人を選ぶ。

 というのも、内蔵電池は取り出しができず、充電はUSBポートからのみで、約7時間かかるからだ。ほかの2機種の場合、たとえばL2Sはパソコンを使わなくてもAC電源で充電できるし、E1Sの場合、電池さえ取り替えてしまえばすぐに使える状態になる。


USBポートからしか充電ができない
 ところがL3SはUSBポート以外からの充電方法がないため、パソコンやゲーム機を日常的に使う人でないと難しい。パソコンやゲーム機は使わないが、どうしてもL3Sを使いたい場合はダイヤテックの「モバイルクルーザー」など、AC電源からUSBポートに変換するアダプタを使うとよい。

 いずれにせよ、L3Sを使う場合はまず、充電環境を考える必要がある。


汎用性の高さが魅力の「KBC-E1S」

eneloopを電源としている「KBC-E1S」
 E1Sは、3製品の中で唯一、単三型eneloop2本を電源とした充電器だ。リチウムイオン電池でない分、USBポートへの充電時間は短い。

 このE1Sが持つほかの2製品にはない魅力は、単三型乾電池という汎用性の高い電源を使用していることだ。

 このことは、電源のバックアップが簡単に手に入る、ということを意味する。

 仮に出先ではじめから入っているeneloopが電池切れを起こしても、最悪、コンビニなどでアルカリ電池を購入すれば、携帯電話の充電くらいは十分まかなえる。すでにeneloopを使っているのなら、予備として持っておけば、電池がなくなっても取り替えるだけで済む。


本体正面
携帯電話に充電している様子 単三型eneloopが2本入っている

 携帯電話の電池が切れるたびに、携帯電話用の専用電源類を買わなくても済むのはうれしい。何が起こっても単三型乾電池さえあればなんとかなるというのは、専用電池にはない魅力だ。

 唯一、弱点とも言えるのが、E1S単体ではUSBポートからしか充電できない、ということ。充電には電源の入ったパソコンやゲーム機などが必要となる。利用シーンとしては、会社で常時パソコンに接続して充電し、外に出るときに持ち出す、というイメージなのだろう。


本体重量はeneloopを入れた状態で107g
本体側面
E1S単体ではUSBポートからしか充電できない

 だが、すでにeneloopを使っているのなら、今あるeneloop用の充電器で単三型eneloopを充電すれば、パソコンやゲーム機がなくても大丈夫。EIS自身がコンセントのピンを持ち、家庭用コンセントからも充電できれば言うことはないが、これは次に期待するとしよう。


“とりあえずの一台”は「KBC-E1S」でキマリ

いざというときは市販のアルカリ電池でも充電できる
 以上、3台を駆け足でご紹介したが、自分にあった製品は見つかっただろうか。

 簡単にまとめるとL2SとL3Sは、何のためにUSB汎用充電器を買うのか、はっきりしている人に向けた製品だ。

 逆にE1Sは、飛び抜けた容量はないものの、電池が切れても単三乾電池さえ買えばすぐに使えるようになる点など、緊急電源に必要な要件を備えている。仮に緊急電源として使わなくなったら、単純にeneloopのUSB充電器として使えばいい。価格も3,000円弱と一番手頃だ。広く薦めるとすれば、断然E1Sということになりそうだ。





URL
  三洋電機株式会社
  http://www.sanyo.co.jp/

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2007/12/18 00:00

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