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家電製品ミニレビュー
ナショナル「SD-BM101」

〜自宅で全粒粉100%が作れるホームベーカリー
Reported by 石田 知子

もち機能を搭載した1斤タイプ

ナショナル「SD-BM101」
 私の自宅周辺には専門のパン屋がない。普通のパンでも、かなり遠くのスーパーまで出かけるか、コンビニで買うしかないし、たまには焼きたてのまともなパンを食べたい。

 そういうわけで、数年前にナショナルのホームベーカリー「SD-BT113」が出たときはすぐに購入した。そして、今回、同社から新モデルの「SD-BM101」が出たので買い換えた、この新モデルを旧モデルと比較しながらレビューしてみよう。

 「SD-BM101」の特徴は、食パンだけではなく、メロンパンや全粒粉100%のパンも焼けることだ。さらに、もちつき機能も搭載している。価格はオープンプライスで、Amazon.co.jpで19,780円で購入した。


旧モデルと比較する

 まず、外観を旧モデルと比べてみよう。

 SD-BM101は、デザインが旧モデルに比べ少しシャープになり直方体に近づいた。また、外装色が変わり、液晶パネルの表示項目が追加/変更された。

 それ以外の全体の構造はよく似ており、本体内部のヒーターや背面の排熱構造、ハンドルの位置、底面の処理、消費電力なども旧モデルと同じだ。


本体正面。旧モデル(左)にくらべ、SD-BM101はややシャープなデザイン 本体背面。カラーリングが若干違うが、構造は全く同じ 本体底面。この部分の処理は旧モデル(左)からそっくり引き継がれている

本体右側面。SD-BM101は注意書きの文字が大きくなり、項目も増えている 本体左側面。旧モデル(左)で用意されていたパンレシピ早見表が省かれている。筆者的に残念な部分

旧モデルの投入口
SD-BM101の投入口。外周の造形が違うが、機能は全く同じ

付属品。旧モデルとの違いはうどん用の羽根がもちでも利用できる形に変更されたことと、取扱説明書(パンの本)のレシピが増えたことなど
 パンケース、パン用羽根、計量カップなどの付属品も旧モデルとほぼ同じだ。

 本体右側面に貼られた注意書きの文字が大きくなり、項目も増えている。反面、旧モデルの左側面に用意されていたパンレシピの早見表がSD-BM101では省かれている。早見表をよく活用していただけに個人的には残念な部分だ。

 操作性だが、SD-BM101は旧モデルに比べ操作ボタンが1つ省かれた。SD-BM101のスタートボタンは他のボタンより大きくなり目立つように配置された。またLEDも備え、旧モデルより視認性が向上した。

 旧モデルでは液晶外周に各メニューが記載され、▲が移動することで、現在どのメニューを選択しているかを確認できた。SD-BM101では、メニューはほぼすべて液晶内に表示される。これに液晶左横の「ドライイースト」、「天然酵母」、「ケーキ」、「うどん・パスタ」、「もち」の補助LEDによる点灯と組み合わせて表示され、現在どのメニューを選択しているか確認できる。実際に使い比べてみて、旧モデルより操作がより直感的になったと感じる。


旧モデルのパネル。パン類の項目は液晶外に用意され、▲の移動でどのメニューを選択したか確認する SD-BM101では液晶内にメニューが表示される。各項目の点滅および反転で、どのメニューを選択したかを確認する

 基本的なパンやうどんのメニューは旧モデルをそのまま継承している。実際に食パンを同じレシピで焼いてみたところ、ほぼ同じパンが焼き上がった。


旧モデルの内部構造。庫内底部付近に加熱用ヒーターが張り巡らされている SD-BM101の内部構造。旧モデルと見間違うほどにそっくり パン用の羽根。旧モデル用(左)と全く同じ

焼き上がりはほとんど変わらない。左が旧モデルで焼いたもの、右がSD-BM101で焼いたもの
左が旧モデルについていた、うどん用の羽根。右がSD-BM101のうどん/もち用羽根

全粒粉100%でパンを焼く

左が全粒粉、右が強力粉。粉の色と粒度に違いがある
 ここからは新機能に焦点を当てていく。まずは「全粒粉100%のパンが焼ける」機能だ。

 全粒粉とは、小麦の表皮や胚芽も粉末にしているため、通常の強力粉に比べ栄養価も高いが、反面不純物も多く含んでいる。そのため、全粒粉の粉の色は強力粉よりも茶色っぽい。不純物が多いということは、パンを焼くにあたってパンのふくらみを阻害する要因が多いと言うことでもある。たとえば、全粒粉を強力粉に混ぜてパンを焼くなど、粉の比率を低くすることで普通の食パンのようなふくらみを維持するのがよく見られる焼き方だが、ナショナルは全粒粉100%使用でもきちんとふくらむよう、メニューの改良を行なったという。

 試しに、通常の食パンメニューで全粒粉100%のパンを焼いてみたところ、ほとんどふくらまず、密度が高くきわめて固い、「パンのような何か」が焼き上がった。

 全粒粉メニューを利用して全粒粉100%を使用したパンを焼いてみたところ、通常の食パンメニューより約1時間ほど余計に時間がかかるが、普通の食パンのようにきちんとふくらんだパンが焼き上がった。この1時間の間に、普通の食パンより生地を長く寝かすことで、ふくらみを持った全粒粉100%のパンが焼けるのだ。食感は普通の食パンに比べると粗く、崩れやすい。食べてみると、麦の香りが強く、いかにも健康に良さそうな味だ。


実際に全粒粉を普通のパンメニューで焼いた場合(右)。左は比較用に焼いた普通のパン。全くふくらんでいないのがわかる 全粒粉メニューで焼いた、全粒粉100%使用のパン
断面は粗めで、色も茶色い

メロンパンを焼く

 パンメニューで追加されたものに、「メロンパン」がある。これは、パン屋でよく売られているメロンパンではなく、あくまでも「メロンパン風食パン」が焼けるというものだ。

 実際の手順を紹介すると、SD-BM101で土台となるパン生地をこねている間に、上にかぶせるクッキー生地を別に用意し、途中で蓋を開けてパン生地の上にクッキー生地をかぶせ、SD-BM101でクッキー生地ごとパンを焼く。

 クッキー生地そのものは、お菓子を作るときと同じようにボールで粉をふるって作る。SD-BM101がその作業を肩代わりしてくれるわけではないので注意が必要だ。


土台となるパン生地をSD-BM101でこねたあと、別に作成したメロンパン用クッキー生地をかぶせ、飾り用のグラニュー糖をふりかける 焼き上がり。表面はメロンパン風に仕上がっている
パンケースから取り出したところ。メロンパン風の食パンができあがった

モチが1時間30分でできる

 最後に、もちつき機能を試した。もち米をパンケース内で蒸すのではなく「炊いて」、その後もち米を羽根でほぐしてこねるという動作がSD-BM101内で行なわれる。

 製品情報では、“業界最速約60分でおもちができる”と記載されているが、実際にはもち米をといで水を切るという事前作業に30分かかるので、全工程は1時間30分だ。これについては取扱説明書にも付記されている。

 SD-BM101では2合〜3合のもちができる。今回は3合分のもち米を使用した。

 よくといで水気を切ったもち米と、水をパンケース内に入れ、もちメニューをスタートさせる。50分後にもち米が炊きあがるので、蓋を開けて再度スタートボタンを押すとパンケース内でもち米がこねられていく。


水を切ったもち米(3合)をパンケースに入れる。このあとで水を注ぐ セットして50分後。もち米が炊きあがった

 できあがったもちはつきたてだけあって、とてもおいしい。最低量が2合からなので、ちょっとおもちを作りたい時など、少人数で食べる分には便利だろう。


【動画】もちをつく(こねる)ところ(WMV形式,390KB)
できあがったモチ。つきたてがおいしい

自宅でこだわりのパンを楽しめる

 新モデルを使った感想は好ましいものだ。

 まず、全粒粉100%のパンが自宅で作れるというのは魅力的だ。自分で材料からこだわったパンを作れるというのは、家族の健康に気を使っている人には嬉しいだろう。

 また、短時間でお餅が作れる機能も、お正月に向けて、興味を引く機能だと思う。

 家族が少ない人や、収納場所に困っていた人にとって、1斤というサイズも手頃だ。

 手作りパンというと家事上級者のイメージが強いが、1度作るとハマる人も多い。基本機能の高さや使いやすさも含めて、最初の1台としてお勧めできる製品だ。





URL
  ナショナル(松下電器産業株式会社)
  http://national.jp/
  製品情報
  http://ctlg.national.jp/product/info.do?pg=04&hb=SD-BM101

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2007/10/10 00:01

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