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家電製品ミニレビュー
杉山金属「たこ焼き工場トントン」

〜機械がくるくる回す自動たこ焼きマシン
Reported by 但見 裕子

「たこ焼き工場トントン」
 大きく分ければ関西方面の生まれなので、子供の頃、たこ焼きは家でも作って食べていた。材料の準備を大人にしてもらって、子供だけで焼き、おやつに食べることもあった。焼けたところをキリでツーッと回し、クルリと返す工程は、子供にとってはけっこうな技術を要するが、面白かった。自分で作ったたこ焼きは、多少形が悪くてもおいしく感じた。

 今回の「たこ焼き工場トントン」は、その、たこ焼き作りのハイライトである「返す」作業を自動でやってくれる機械である。1回の作業で12個焼け、誰でも簡単に、丸いきれいなたこ焼きが作れるそうだ。メーカー希望小売価格は10,000円で、今回は楽天市場で8,850円で購入した。

 箱を開けると、油引き、生地注ぎ用のポット、返しピックがついた一式セットになっている。今回はこれを使って数十年ぶりに「家でたこ焼き」を実施することにする。まず近所のスーパーに、たこ焼きの材料を買いに行った。「たこ焼きの材料が東京のスーパーで揃うかな」と少し心配だったのだが、意外なことに、たこ焼きソースも普通にあるし、ミックスたこ焼き粉は2種類も並んでいた。具としては、茹でたタコ、ネギ、桜えび、青海苔、紅しょうがを用意した。


今回用意したたこ焼きミックスとたこ焼き用のソース 用意した具は茹でたタコ、ネギ、桜えび、青海苔、紅しょうが

 まず、タコ焼き機のセッティングをする。パーツは大きく分けて、返し運転用モーター部である「本体」と、たこ焼きを焼く「プレート」とに分かれている。

 本体付属の電源コードで運転用の電源を取り、本体からさらにプレートへと、加熱用の電源を取る仕組みになっている。本体にプレートをセットし、返し運転用の「カムプレート」、「鍵盤ホルダー」「鍵盤」を取り付けていく。

 この「鍵盤」、たこ焼き一個に一枚対応する形で、円形の「鍵盤ホルダー」に円周状に12枚をセットする仕様である。カチャン、カチャンと順番に取り付けていると、自分がこれからたこ焼きを作ろうとしているのか、何かの機械を組み立てているのか、一瞬わからなくなりそうになる。


上から見た様子
返し始める位置が決まっているので、生地もその場所から入れなくてはいけない
プレートを外した本体

本体付属の電源コードで運転用の電源を取り、本体からさらにプレートへと、加熱用の電源を取る仕組み 本体からの電源コードをここに入れる
温度調節部分

返し運転用の鍵盤
【動画】鍵盤が動く様子(WMV形式,142KB)

付属の生地注ぎ用ポット。生地は通常より1割ほど水を少なめに作ることが推奨されている。また、大さじ1杯の食用油を入れる
 セットができたので、生地と具の準備である。

 付属の説明書には、「たこ焼き48個分」のレシピが出ているのだが、夫と2人ではそんなに食べられないので、とりあえず半分の24個分に換算して生地を作ることにした。

 生地に大さじ1杯程度の食用油を入れること(滑りがよくなり返しやすくなる)、たこ焼き粉の袋に書かれた割合より、水を10%程度少なめに入れること(生地がしっかりして、マシンで返しやすくなる)が奨励されている。

 また、具は、タコのみを使うことになっている。

 個人的には、柔らかめの生地で、タコのほかにネギや紅しょうがも入っているのが好きなのだが、最初はとにかく、レシピに忠実にやってみることにしよう。

 まず、予熱をする。

 温度調節を「強」にして、パイロットランプが消えるまで待つ。これに5〜6分かかると書いてあったが、もう少し長くかかった。この待ち時間が手持ち無沙汰なので、説明書にあるように、この時間を利用して具や生地の用意をするといいと思う。

 パイロットランプが消えた。

 たこ焼きの穴に油をひき、タコを先に入れる。生地ではなくタコが先なのだ。次いで生地を入れる。穴には水位線がひいてあり、これより上に生地を注いではいけない。タコが先なのが不思議だったが、この水位線を越えないためだろう。生地を注いだあとで大タコなどを投入したら、穴からあふれてしまい、きれいにできない可能性があるというわけだ。

 12個すべての穴に生地とタコを入れたら、加熱を始める。


最初に付属の油引きで油を引く 生地ではなくてタコから先に入れる

水位線を越えないように、注意しながら生地を入れる 全部に生地を入れたら、そのまま1分20秒ほど待ってモータースイッチをONにする

【動画】たこ焼きが自動でひっくり返されていく様子(WMV形式,6.30MB)
 そのまま約1分20秒加熱する。鉄板に接している生地が半透明になり、固まってきた。ここで、モータースイッチを入れる。穴に接している鍵盤が、順に動き出した。たこ焼きの側面から、すくい上げるように回す。カチャリ、カチャリという音とともに、たこ焼きが返り始めた。鍵盤が規則的に動き、くるりくるりと丁寧にたこ焼きを回していく。

 スイッチを入れてしまったら、あとはまったくすることはない。機械がたこ焼きを回すのをじっと眺めているだけだが、楽しい。見ていて飽きない。なにか、工場の見学をしているような気分だ。

 以前、業務用の「振動式自動タコ焼きマシン」というのをテレビで見たことがある。これは、大きな鉄板全体がガシャガシャと前後左右に揺れることによって、たこ焼きがランダムに回転し、まんべんなく焼けるというものだった。ダイナミックで楽しいが、デリカシーには欠けると思った。

 それに比べてこちらの「たこ焼き工場トントン」は、丁寧に1つずつひっくり返すところが律儀で、愛らしい。

 鍵盤が5〜6周したころには、たこ焼きはきれいに丸く焼けて、できあがりである。さっそく食べてみたところ、熱々で、とてもおいしい。ただ、周りは真ん丸くカリッと焼けているのだが、少し空気が入ってフカフカ気味なのが気になった。あくまで好みの問題だが。

 「たこ焼き工場トントン」では、生地を入れるとき、水位線を守って、いわば少なめに生地を入れることが推奨されている。それによって、誰にも失敗なくきれいに焼けるマシンなのだろう。その結果、多少中身に空洞ができ、フカフカするのは仕方がないと言っていい。


鍵盤が5〜6周すると完成だ。きれいに丸く焼けている できあがったたこ焼き。カリッと焼けているのだが、中に空気が入っているのが気になった

【動画】ネギ、紅ショウガ、などの具を入れて作った様子(WMV形式,7.15MB)
 ついで2ラウンド目を焼く。今度は少し付属レシピから離れて、自分のやりたいように作ってみようと思った。自己責任で行なうのである。

 まず、具は、タコ以外にもネギ、紅しょうが、桜えびを入れる。

 さらに、生地は、水位線をあまり気にせずたっぷり目に入れ、焼いている途中でも様子を見て、足す。こうして、より複雑な味の、より実の入ったたこ焼きを作るつもりなのである。

 数種の具をちょこちょこと入れることになったので、作業は少し慌ただしくなった。

 また、たこ焼きが返ったところに隙間を見つけては、生地を注ぐので、これも忙しい。 生地を注ぎすぎたところは重くなって、自動で返りにくくなるので、ピックでつついて助ける作業が加わって、さらに忙しい。

 できあがりは、やはり、より自分の好みに近いものができ、大変おいしかった。

 特に紅しょうがは、たこ焼きにはとても合うと思う。

 おいしくはなったが、工程を複雑にするのは考え物かもしれない。ちょっと忙しくなりすぎて、「機械が一生懸命仕事をするのを眺める」喜びが阻害される気がする。何度かやってみて、自分に合ったペースを見つけるのがいいのだろう。

 「たこ焼き工場トントン」は楽しい機械だ。来客があった時には、ぜひこれでたこ焼きを焼いてあげたい。もちろん、奥で焼いて客間に持っていくのでは意味がないわけで、目の前で実演をするつもりだ。





URL
  杉山金属株式会社
  http://www.sugimetal.jp/
  製品情報
  http://www.sugimetal.jp/netshop/008.html

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2007/09/25 00:02

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