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YAMAZEN「たこ焼き器 OP-6518」
~お手軽価格のコンパクトな電気たこ焼き器
Reported by 富永 ジュン
YAMAZEN たこ焼き器 OP-6518
ここ数日、朝夕の冷え込みが厳しくなってきたせいか、あちこちから鍋ホームパーティのお誘いがかかるようになった。4~5人程度のパーティならばひとつの土鍋をみんなでつつけばよいのだが、それ以上の人数が集まるとなるとやはり土鍋ひとつでは物足りない。そんな時、往々にして大阪出身の筆者に課せられるミッションが「たこ焼き作り」だ。
たこ焼きがソウルフードともいえる大阪人にしてみれば、あつあつのたこ焼き板に流し込んだタネを串を使ってひょいひょいとひっくりかえして球状に仕上げるのはわけないことなのだが、他エリア出身の人々からしてみればちょっとした余興の1つとなりうるらしい。そして、どこの家庭にも必ずひとつはたこ焼き器、ないしはたこ焼き板がある大阪とは異なり、そんなものはないのが当たり前の関東の家庭におけるホームパーティでは、筆者がマイたこ焼き器を持参するのがごくごく自然な流れとなる。
しかし、大きくて重たいたこ焼き器を運ぶのはあまり喜ばしいことではないし、酒が進むパーティではたこ焼き器の無事が保証されるかも定かではない。そんな時に目についたのがYAMAZENの「たこ焼き器 OP-6518」だ。直径25cmとバスケットボールより一回り小さい円状プレートで高さが約93mm、重量が1.3kgと軽量・コンパクト。さらには、Amazon.co.jpでの1,000円という価格がなんともお手軽だ。これならば持ち運びも楽だし、1回使い切りでも惜しくはない。
本体上部のプレートにはフッ素樹脂加工が施されていて、一度に18個とサイズの割にはたくさん焼ける。ただし、このプレートは取り外せない上に電源コードも本体に直付けなので、水洗いできない点が要注意だ。また、本体側面の電源スイッチでできる操作はオンとオフだけで、温度調整といった細かい機能は一切持ち合わせていない。あまりのシンプルさにやや不安を覚えながらも早速たこ焼きを焼いてみることにした。
操作系統は電源スイッチのみとシンプルだ
電源コードは本体に直付けになっている
プレートはフッ素樹脂加工が施され、型が18個ある
電源スイッチをオンにして3分ほどでプレートが熱くなる。フッ素樹脂加工がされているが、説明書にしたがって油を薄くひいてから型にタコと天かすを落とし込み、タネを流し入れる。お店で売られているような球状のたこ焼きを作るためには、型からあふれるぐらいたっぷりとタネを流し込む必要があるが、プレートのふちが一段高くなっているのでしっかりとあふれたタネをせき止めてくれる。
ひっくり返し始めて気がついたのは、フッ素樹脂加工のプレートは鉄板と比べて内部にしっかりと火が通っていないのに表面の水分ばかりが飛んでしまう。表面がかさかさした仕上がりになりがちなので、タネは心持ち水分を多めにした方がよいだろう。また、プレートの表面を傷つけないように、金属製の串ではなく竹串を利用しよう。なお、懸念していた温度調整機能がない点については、焼き上がったたこ焼きをいつまでもプレート上に放置することさえしなければまったく必要性を感じなかった。プレートの温度はたこ焼きの表面に軽い焦げ目をつけられる程度に十分熱くなる。ちなみに消費電力は650Wだ。
プレートのふちが一段高くなっているので、タネがあふれることはない
プレートは軽く焦げ目がつくくらい熱くなる
ひとつ気になったことを挙げると、たこ焼きは型からあふれた半生のタネを型にたくし込むように盛った後、ひっくり返してその部分を軽く焼くことで球状に仕上げる。これが「外はかりっ、中はとろ~り」の秘密なのだ。しかし、OP-6518のプレートは型と型の間が大変密接しているのでたくし込める部分がほとんどなく、せっかくのたこ焼きが半球型になる上にジューシーさに欠ける。1,000円のたこ焼き器にそこまで求めるのは酷なのだが、やはりほんの少し点数が辛くなってしまった。
使用後は、水洗いできないので中性洗剤を含ませた布巾で拭いた後に、固く絞った布巾で拭き取って仕上げる。フッ素樹脂加工のおかげで2~3回拭き取るだけでかなりきれいになるのだが、やはり粉汚れなどを完全に取り除くのは難しい。
価格の割には十分に機能を果たすので、ホームパーティだけでなく小さなお子さんと一緒にレクリエーションとして家庭内でたこ焼きを作るといったシチュエーションにもぴったりだ。「おうちでたこ焼きって楽しそうだけど、そうそう頻繁にはやらないからあんまりお金をかけたくない」という心理を見事に押さえた製品といえるだろう。
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URL
YAMAZEN(株式会社山善)
http://www.yamazen.co.jp/
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2006/11/20 00:02
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