家電大賞 2023-2024 特別企画PR

このサイズで大風量、そのうえ驚くほど静か! シャープの空気清浄機が大本命の理由

「家電大賞 2023-2024」空気清浄機部門金賞を受賞した、シャープの「プラズマクラスター空気清浄機 FP-S120」

我が家は夫婦ふたりと犬一匹の家族ですが、残念なことに全員 (犬までも! ) アレルギー持ち。春の花粉の季節はもちろん、ホコリにも反応するのか1年中アレルギー性のくしゃみに悩まされています。

そんな我が家で注目したのが、家電と暮らしの情報サイト「家電 Watch」と、ワン・パブリッシングのモノ・トレンド情報誌「GetNavi」が共同で開催している「家電大賞 2023-2024」の空気清浄機部門金賞受賞製品であるシャープの「プラズマクラスター空気清浄機 FP-S120」 (以下、FP-S120) です。数ある空気清浄機のなかでNO.1に輝いたその実力とはいかほどのものか? 実際に我が家に導入して実力をチェックしてみました。

パワフルなのに驚くほどコンパクトな理由

ところで、空気清浄機の購入時に悩ましいのが適用床面積。空気清浄機の適用床面積とは、簡単にいえば「空気清浄機が30分でキレイにできる広さ」のこと。そして、空気質を気にする家庭なら部屋の広さの2~3倍以上の適用床面積がある製品がオススメです。我が家のリビングは14畳なのですが、続き間も含めると約20畳あるため、個人的には余裕をみて50畳以上の製品を置きたいと思っていました。

FP-S120は適用床面積が53畳と、この要望をしっかりクリア。これなら14畳のリビングだけなら、理論上8分弱で部屋全体の空気をキレイにできます。そのうえ、適用床面積50畳以上といえば業務用レベルの力強さですが、FP-S120の本体サイズはパワーから考えるとかなりコンパクト。本体サイズは同社の適用床面積23畳の空気清浄機「FU-S50」を少しだけ大きくした程度しかありません。

適用床面積が53畳、最大風量12m³/分というパワフルさながら、本体サイズは333×330×578mm(幅×奥行き×高さ)。デザインがシンプルなので、どこに置いても圧迫感がありません

ところで、パワフルな空気清浄機の本体サイズが大きくなる原因のひとつがファン。パワフルな風を作るには大きなファンが必要なため、それを収納する本体サイズが大きくなります。そこで、FP-S120は両面で吸い込むシロッコファンを搭載し、ファンのサイズを抑えながら、本体の両サイドから同時に空気を吸い込む新方式を採用しました。ファンを左右に2つ搭載しているような構造にすることで「小型なのに大風量」を実現しているのです。

空気清浄機は「大風量」が正義! そして静音性の高さに驚かされる!!

実際にリビングで使用してみると、その風量に驚かされます。じつは、我が家のリビングはかなり長細い形状なので、エアコンをつけても反対側のエリアが涼しくなりにくいという問題がありました。

ところがFP-S120を導入してからは「自動」運転でも部屋の端までしっかりエアコンの風が対流します。じつは、筆者が空気清浄機で重視しているのが気流。いくら高性能なフィルターを搭載していても、そもそも汚れた空気を吸い込めなければ空気はキレイになりません。このため空気清浄機は「部屋の空気を素早く吸い込むパワー (広い適用床面積) 」と「部屋の端の空気までしっかり引き寄せて吸い込む気流」が重要なのです。FP-S120は、このふたつの条件を期待以上に満たしてくれました。

風は本体真上と正面の2方向から送風。真上からは比較的柔らかな風、正面からは勢いのある風で、部屋全体の空気を循環させていました

自宅に設置してみて、もうひとつ驚いたのが静音性の高さです。なんと中運転時 (風量5.5m³/分) の運転音でも40dBが目安といわれる図書館より静か。参考として実際に自動運転時に騒音値を計測したところ、我が家ではずっと40から41dB前後の数値でした。ちなみにこれは近所の生活音が混ざったうえ、本体吹き出し口に計測器を置いた状態の数値。このため、実際の運転音はもっとずっと低いはずです。正直、自動運転中は空気清浄機を導入していることも忘れるくらい静かでした。

自動運転中なら我が家の犬も真横でぐっすり寝てくれる静かさでした

左右に配置されたフィルターでフィルター面積は同社比2.4倍に

風量だけではなく、もちろん空気清浄能力も優秀です。フィルターには0.3μmサイズの微粒子も99.97%以上捕集できるHEPAフィルターと、ニオイに有効な「ダブル脱臭フィルター」を搭載しています。

最大の注目点が、これらのフィルターを本体両サイドにそれぞれ配置していること。FP-S120は左右から空気を吸引することは前述しましたが、この吸引経路それぞれにHEPAフィルターと脱臭フィルターを配置しているのです。つまり、構造的には空気清浄機を2台置いているような状態。このため、汚れた空気を吸い込む「吸い込み面積」は、本体サイズが似ているFU-S50と比較すると約2.4倍まで広くなっています。自宅で使用する空気清浄機は性能を可視化するのは難しいのですが、FP-S120使用時はあきらかに自分を含めて家族のくしゃみの量が減りました。

左右にそれぞれHEPAフィルターと脱臭フィルターを配置。2台分のフィルター面積があるので、その分効率的に空気を清浄化してくれます。どちらも交換目安は約10年と、ランニングコストの低さも魅力的

もうひとつの変化は臭い。我が家はリビングで老犬介護をしているのですが、頻繁に毛布やマットレスを洗っても独特のニオイが残っていたようなのです。自分ではニオイの自覚がなかったのですが、FP-S120を導入後に遊びに来た友人からは「犬のニオイがまったくしなくなっている! 」と驚かれました。FP-S120は脱臭フィルター以外にも、高濃度のイオンでお部屋の空気を浄化する「プラズマクラスター25000」を搭載しているので、そのおかげもあるかもしれません。

パワフル・小型・静音性、空気清浄機に欲しい性能全部入り

高性能な空気清浄機能以外にも、FP-S120はCOCORO AIR搭載でスマートフォンとの連携機能も搭載。アプリを使えば外出先からFP-S120を操作したり、曜日や時間ごとに運転モードを変更することも可能です。自分は空気清浄機を365日24時間「自動」運転でつけっぱなしにしていますが、花粉などの時期は「家族が誰もいない間に、運転音がそれなりにする超パワフルな“強”モードで運転」といった使い方ができるのは便利だと感じました。また、FP-S120は温湿度計内蔵で外出先から室内の湿度や温度がチェックできるのも、ペットを留守番させている我が家にはありがたい機能です。

遠隔操作やタイマー設定のほか、フィルターの交換時期なども教えてくれる専用アプリ

パワフルで高性能な空気清浄能力をもちながら、本体はコンパクトで設置しやすく、静音性が高いので生活の邪魔をしない……。FP-S120は「キレイな空気のなかで快適に暮らしたい! 」という空気清浄機に欲しい機能をギュッと詰め込んだような製品です。パワフルな空気清浄機は大きくて設置できない、とあきらめていた人はとくにチェックしてほしい製品です。