家電大賞 2018 特別企画PR

バツグンに高い「掃除力」の秘密はヘッドとバッテリー、そして“本気度”にアリ!?

家電 Watch編集長もイチ押しの曲がる掃除機、コードレススティッククリーナー シャーク「EVOFLEX S30」の魅力とは

3月19日に決定した「家電大賞2018」。エントリーされた98製品のうち、強力なライバルがひしめく掃除機部門での受賞は残念ながらかなわなかったものの、家電 Watch賞として本誌編集長が選んだのが、米シャークニンジャのシャーク「EVOFLEX(エヴォフレックス) S30」だった。シャークは日本ではあまり耳慣れないけれど、実は全米売上ナンバーワンの掃除機ブランド(※1)として認知されている。そのコードレススティッククリーナーの日本初上陸製品として、EVOFLEX S30が2018年8月に登場したのだ。

何よりパイプが“曲がる”という、これまでの掃除機にほとんど見られない独特の構造もEVOFLEX S30が注目を集める理由だろう。家電大賞2018では、編集長が猛プッシュしただけでなく、家電 Watchの読者からも熱烈なメッセージが届いていた。その中身を見ると、曲がることによる掃除機としての機能性の高さもさることながら、「吸引力が強い」など“掃除力”の高さを評価する声が多くあった。

高い“掃除力”の秘密はどこにあるのか、あらためてEVOFLEX S30をチェックしてみよう。

    ※1 :出典:The NPD Group, Inc. / Retail Tracking Service 2015-2018における売り上げ金額合計
    フロアケアにはフルサイズの掃除機、ハンディ・スティック掃除機、スチームモップ、その他が含まれます

ヘッドの独自構造が“掃除力”の鍵を握る

パイプが“曲がる”というEVOFLEX S30の機能性に惹かれた人も多かったようだが、読者コメントのなかで目立っていたのが「吸引力」について。「(大手メーカーに負けない)吸引力」(46才・男性)「吸う力がすごい!」(28才・女性)というように、吸引力の強さに大きな魅力を感じているようだ。

そんな「吸引力」の強さは一体どこからきているのだろうか。EVOFLEX S30では、吸い込むゴミのタイプや床の状況に応じて「標準」と「強」の2種類のパワーモードを選ぶことができる。もちろん「強」にすれば「吸引力」はより強くなるわけだけれど、実は吸い込む力そのものが強いだけでなく、シャーク独自構造のヘッド「DuoClean」にもその「吸引力」を後押しする秘密があるのだ。

シャーク独自構造のヘッド「DuoClean」

DuoCleanを裏返してみるとわかるように、柔らかいフロントローラーがヘッドの前方に露出するような形で配置され、その後方にブラシロールがある。この2種類の異なるローラーを設けることで、強い吸引力、ひいては“掃除力”の高さにつながっていると考えられる。

DuoCleanの裏側。進行方向(左)に柔らかいローラーが露出している

一般的な掃除機のヘッドだと、ローラーがヘッドの前端フレームより内側にあったりして、固いゴミや高さのあるゴミを押しのけてしまいがち。ところが、DuoCleanの前方に露出した柔らかいローラーは、そのようなゴミに抵抗することなく取り込み、ヘッドの吸い込み口に届ける。ゴミを捉えやすくするローラーの工夫が、吸引力の高さを最大限に活かしているわけだ。

前方からDuoCleanを見たところ

床から少し浮き上がっているような、軽い紙片なんかは、一般的な掃除機では確実に“押しのける”だけになる

しかしEVOFLEX S30なら柔らかいローラーが簡単に取り込み、吸い込む

ただし、この柔らかいローラーだけでは、例えば床の表面にあるゴミは取り込めても、毛足のあるカーペットの奥にひそむゴミは吸い込みにくい。いくら吸引力が強くても、ゴミが毛足に引っかかってしまうと空気の力だけで奥にあるゴミを引き剥がすのは難しいからだ。

そこで出番となるのが、後方にあったブラシロール。敷き詰められたブラシがカーペットをかき分け、奥にある目に見えていないホコリも取り除くようになっている。“取り込む”と“かき出す”の両方を兼ね備えるDuoCleanが、高い“掃除力”を実現している1つの要因と言えるだろう。

手前の黒いブラシが、カーペットなどをかき分ける

2個付属するバッテリーは、稼働時間を2倍にするだけじゃない!

続いて読者が多く言及していたのが、バッテリーが2個付属していること。予備バッテリーがあるおかげで「住宅の1階と2階のような、より広範囲を一度に掃除できる」(36才・男性)とした人や、「欲しい機能を全て詰め込んだ掃除機」(28才・男性)といった感動が伝わってくるような感想も見られた。

コード式掃除機に対するコードレス式掃除機の弱点は、稼働時間に限りがあること。稼働時間を長くしようとすればバッテリーの巨大化につながり、その分重くなって使い勝手が損なわれてしまう。したがって、実用の範囲内となる重量で、いかに長く掃除し続けられるかが、コードレス式掃除機を検討しているユーザーにとって最も大事なポイントの1つになるはずだ。

その点EVOFLEX S30は、予備バッテリーを標準で付属することで、稼働時間を実質的に2倍に延長させているのが強み。元々バッテリー1つで、DuoCleanヘッド装着状態かつ「強」モードでも約12分、「標準」でも約19分稼働する。バッテリーが2個あればさらに倍の時間動作するわけだから、かなり広い家でもカバーできるのは間違いない。ついでに付属のミニモーターヘッドなどを装着して狭いクルマの中を掃除したり、長い隙間ノズルで棚1段1段の奥まで掃除したりしてもおつりがきそうだ。

EVOFLEX S30はバッテリーが2個付属

自宅の床全面を掃除した後に、車内や靴箱も掃除してみたが、バッテリー1つでまだ余裕があった

バッテリーは掃除機本体に装着した状態でも、取り外した状態でも、付属の充電器を使って充電可能。バッテリー単体の充電を簡単にする充電用の台座もある。バッテリーを1個消費した段階で充電を始めておけば、2個目を消費してもそれほど間をおかずに続いて掃除し続けることができるだろう。

筆者としては、バッテリー2個を交互に使うことで個々のバッテリーの劣化を遅らせられるのがうれしい。1個を連続的に繰り返し充電して使うと、どうしても劣化が進みやすく予備を購入するタイミングが早いうちに来てしまう。代替のバッテリーを探して購入するのも意外に手間だ。しかし最初から2個使えれば、そんな心配は無用。1個のバッテリーを使い切ったら次のバッテリーに交換する使い方をすれば、バッテリーの傷みも抑えられるし、交互に充電することでバッテリー残量を気にせず掃除を続けることができるのだ。

バッテリーの充電は本体にコネクターをつないで直接充電することもできるが、バッテリー単体を差し込むだけで充電できる充電台も用意されている

コードレス式掃除機の機能性を高める“曲がる”デザイン

当然ながら、パイプが“曲がる”というインパクトのあるデザインに魅せられた人は多かった。ただし、EVOFLEX S30は曲がるのが単なるギミックに終わっていないのがポイントだ。「スタイル、性能、共にトップクラス」(28才・男性)「折りたためるし、吸う力がすごい!運ぶのも、収納も楽々」(28才・女性)「今までになかった新しい掃除機」(32才・男性)といったコメントからも読み取れる通り、“曲がる”ことがしっかりとした機能性につながっている。

EVOFLEX S30を伸ばした状態

曲げた状態だと自立するので、そのまま置いておくこともできる

EVOFLEX S30では、パイプの中央付近にあるレバーを軽く握るようにして押すと、ロックが外れ、曲がる構造になっている。接続部分は蛇腹状の柔軟性のあるホースになっていて上下に動く。普段は伸ばして固定した状態で掃除機をかけ、ソファや椅子、ローテーブルの下の隙間を掃除するようなときは曲げることで、大きく姿勢を変えることなく楽にヘッドを奥深くまで差し込んで掃除できる仕組みだ。

中央に見えるブロンズカラーのレバーを軽く握ると折れ曲がる

低い棚の下の隙間なども姿勢をほとんど変えずに軽々とお掃除

掃除が終わった後は180度折り曲げてしまっておける。その状態なら自立するので、分解する必要も、スタンドを別途用意する必要もない。折り曲げるとほとんど半分の長さ(実測で60cm余り)になるから、狭い押し入れなどのスペースにもそのまま収納しておけるだろう。再び掃除を始めるときは、スタンドがないのでさっと取り出すことができ、伸ばして電源をオンにするだけ。掃除しなきゃと思いつつ腰が重くて始められない人でも、準備のための余計な動作が不要なEVOFLEX S30なら、掃除の頻度が上がるのではないだろうか。

180度曲げた状態なら押し入れにも余裕をもって収納できる

米国生まれながら、日本向けに最適化された専売モデル

冒頭で説明した通り、EVOFLEX S30は米国生まれの製品。なんとなく米国製品に対して「とにかくゴツい」とか「とにかくパワフル」みたいな印象を抱きがちなのだけれど(筆者としてはそういうのもわりと好きだが)、このEVOFLEX S30は日本市場に参入するにあたり、なんと日本向けに各部を改良しているという。米国製品でありながら、日本のユーザーのために作られた一品なのだ。

その改良点の1つがヘッドのサイズ。一般的な日本の住宅における取り回しのしやすさを考慮して、縦横の大きさや厚さを減らし、およそ半分程度にしている。スイッチ類は日本語化され、さらにそのスイッチの位置も日本人の手の大きさに合わせて最適化。掃除機本体の全長も日本人の身長に基づいて調整されているというから、日本市場にいかに力を入れているかがひしひしと感じ取れる。

ヘッド「DuoClean」は米国モデルと比べておよそ半分程度のサイズになっているという

スイッチなどの文言は日本語に

また、排気を気にするユーザーも多いということで、HEPAフィルターを搭載したり、音を気にする声を反映して、モーター音をチューニングしたりと、日本市場向けの改良は多岐にわたる。

読者からも、「日本向けに改良して投入して来た本気度」(48才・男性)を評価する声や、「高品質を目指して工夫を重ね(中略)消費者視線を大事にしていることが感じられる」(34才・女性)という感想があった。まだ使ったことがないと見られる人からも「日本の狭い家に合わせた設計がされていて(中略)きっちり掃除できそう」(29才・男性)「日本向けに作られているということで(中略)興味が掻き立てられた」(34才・男性)などのコメントが寄せられていた。

将来性にも期待が高まるシャークのコードレススティッククリーナー

吸引力の高さにも結び付いているヘッドの工夫、予備も初めから用意されているバッテリー、機能性を追求した“曲がる”デザイン、そして日本市場のニーズをくみ取った専用設計で、本誌編集長だけでなく多くの読者の心を射止めたシャークのEVOFLEX S30。「国内市場に新しい風を巻き起こしてくれそう」(28才・男性)「掃除機市場を変える予感がする」(38才・男性)など、今後の製品展開を含め将来性に期待する声も少なくなかった。

溜まったゴミはボタンをワンプッシュするだけでフタが開き、捨てられる

他の付属品も豊富。左から付属品収納用バッグ、「ロング(45cm)フレキシブル隙間ノズル」「抗アレルゲンホコリ取り用ブラシ」「ミニモーターヘッド」「布団ツール」

実際に使ってみると、そうした特徴の他にも、頭に響いてこない抑えられた稼働音や、溜まったゴミの捨てやすさ、DuoCleanのモーター(ブラシ)による勝手に前へ進んでいくような軽さなど、長く使い続けたくなるポイントがいくつも見つかる。EVOFLEX S30がもつ“掃除力”の高さのおかげで、ユーザーのスキルとしての“掃除力”も上がるような気がしてくる。シャークの登場で2019年の掃除機市場がどんな変化を見せるのか、楽しみだ。

必要十分な機能で、誰でも簡単に使えるロボット掃除機も

シャークのロボット掃除機「EVOROBOT R72」

シャークが日本市場で人気を集めている製品はコードレススティッククリーナーのEVOFLEX S30だけではない。ロボット掃除機「EVOROBOT(エヴォロボット) R72」の注目度も高まっている。2018年11月に発売されたばかりだが、家電大賞2018のロボット掃除機部門では3位に入る健闘を見せたほどだ。

Wi-Fi通信や空間認識による動作アルゴリズムの最適化、といったようなスマートな機能はもたないものの、リモコンを使ったスタートとストップ、充電ドックへの帰還命令、さらにはスケジュール実行などが可能で、付属の「BotBoundaryストリップ」を使って進入禁止ゾーンを設けることもできる。

また、ブラシロールにはセルフクリーニング技術が用いられ、絡みついた髪の毛や糸くずなどを掃除中に自動で除去。さらに大容量のダストカップは水洗いができるなど、掃除機としての高い使い勝手を実現している点も注目だ。

難しい設定をすることなく、普通に使えて、普通に部屋をきれいにしてくれるロボット掃除機として人気のこの製品も、EVOFLEX S30とあわせて検討してみてはいかがだろうか。

付属のリモコンでスタート、ストップ、ドックへ戻すなどの操作が可能

障害物に当たると方向転換し、自動で隅々まで掃除してくれる