家電大賞 2023-2024 特別企画PR

高評価続出に納得!! 清掃力とメンテナンス性。自動化を極めたロボット掃除機「Roborock S8 Pro Ultra」

「家電大賞 2023-2024」のロボット掃除機部門で銀賞に輝いたRoborock S8 Pro Ultra

毎年恒例の家電アワード「家電大賞 2023-2024」において、強力なライバルひしめくロボット掃除機部門で銀賞に輝いたのが、「Roborock S8 Pro Ultra」。読者のみなさんの選出理由としては、「ゴミ収集、モップ洗浄、乾燥などの自動化機能」「強力な吸引力と水拭き」「賢いマッピング、回避性能」あたりが多かったようだ。

ロボット掃除機のフラッグシップモデルとなると、ロボロックに限らず他社製品も吸引力が高いのは当然として、水拭きにも対応し、充電器を兼ねたドック側にはゴミ収集やモップ洗浄などの機能が搭載されているのも珍しくない。マッピングや障害物の回避性能についても、センサーやAI技術の進化により各社継続的にブラッシュアップしてきているはずだ。

そんななかでも銀賞を獲得するということは、他にはないRoborock S8 Pro Ultraならではのより優れた部分があるはず。同モデルをしばらくお借りして、読者から多数の高評価を獲得した理由を探ってみることにしよう。

4wayの全自動ドックで「手がかからない」「やることがなくなる」

選出理由のコメントのなかで特に目立っていたのは、「本体の充電」「ゴミ収集」「本体タンクへの給水」「水拭きモップの洗浄・乾燥」といった複数の機能を全自動で行なう「4way全自動ドック」に関する部分。全自動ロボット掃除機の決定版的な位置付けにあることを選出理由に挙げる読者が多かった。

「ゴミ収集やモップの洗浄、乾燥、給水まで任せられるので、やることがほぼ無くなる便利さ」

「水拭きモップの洗浄や給水などの手のかかるメンテナンスまで全自動化がとても嬉しい」

Roborock S8 Pro Ultraのドックは、内部にセットされた紙パックで約60日分のゴミを溜めておける。ロボット掃除機本体の帰還時などに適宜ゴミを吸い上げてくれるため、本体側のダストボックスに触れることは基本的にない。2カ月くらいたったところでドック内の紙パックを取り出し、ゴミ箱にポイするだけなので、手が汚れたりホコリを吸い込んだりせずに済むのだ。

ドックは汚水タンクと清水タンクと、ゴミ収集する紙パックを内蔵する。タンクはハンドル付きで持ち運びやすい

また、Roborock S8 Pro Ultraは水拭きにも対応しており、本体底面には大きめのモップが装着されている。機種によってはユーザーの手で本体内蔵タンクに給水しなければならないが、Roborock S8 Pro Ultraはここもメンテナンスフリー。ドック側に用意されている清水タンクにたっぷり水を入れておけば、しばらくの間はそこから自動で給水されるのでほとんど手がかからない。

しかもモップの洗浄と乾燥も自動だ。ここで注目したいのは、自動でありながら手洗いのような「本格的な洗浄」をしてくれるところ。Roborock S8 Pro Ultraはドックから給水して水洗いするだけでなく、ドック側にモップ洗浄用のブラシを備えており、これが左右に動いてしっかりきれいにしてくれる仕組みになっている。

ドックの奥右側にあるブラシが左右に動いてモップを洗浄する

何度かフローリングの廊下を水拭きしたあとで確認してみても、新品と変わらないきれいさを保っていて、しかも乾燥機能のおかげでサラサラだった。これまでだとモップを手洗いしたり、汚れによるヘタりが気になったりして水拭きの頻度を最小限にしたくなっていたが、これなら毎回のようにガンガン水拭きしても良さそうだ。さらにモップ洗浄で汚れてしまったドック自体もセルフクリーニングと乾燥の機能がついていて、まさに至れり尽くせりだ。

強力なゴミ吸引、振動させながらの水拭きで「仕上がりが高次元」

続いて多かった声が、吸引力や水拭き性能の高さについて。「吸引力が非常に強い」という実ユーザーと思われる人の感想や、「掃除の仕上がり、水拭きレベルなどが高い次元」にあって「床掃除がすごく楽」になるという実感のこもったコメントがあった。

「床掃除がすごく楽にきれいになります!」

「噂どおりほぼ掃除から解放された。毎日モップがけされた床は本当に気持ちいい」

吸引力の高さは、Roborock S8 Pro Ultraのウリの1つでもある。ロボロックのロボット掃除機史上最大という6,000Paもの吸引力を誇っており、カーペットの隙間に入り込んだ細かなホコリや砂なども取り除くという。本体底面のゴミ取り込み用ブラシを2本構成にした「デュアルラバーブラシ」になっていることも、吸引能力アップに貢献しているようだ。

最大6,000Paの吸引力と「デュアルラバーブラシ」が強いゴミ吸引の秘密

筆者の自宅はフローリングの他に、畳やカーペットが混在していて、ロボット掃除機にとっては少し難しいかもしれない環境だったりする。そんなフロアで掃除を実行してみると、5段階ある吸引力設定のうち2番目に弱い「バランス」でも完璧に掃除してくれた。

そのうえで水拭き性能も高い。ただモップを移動させるのではなく、1分間に最大3,000回という高速な振動も加えることでガンコな汚れも除去できるのがRoborock S8 Pro Ultraの特徴だ。強度(振動の多さ)と水量は「ソフト」「標準」「強力」の3段階、水拭きする往復の回数などを表すモードは「お急ぎ」から「超強力」までの4段階あり、掃除の頻度や汚れ度合いによってカスタマイズしながら水拭きできる。

試しに水量を多めに設定しても床がびしょびしょになるようなことはなく、掃除後数分もすればカラッと仕上がるライトさ。それでも裸足でフローリングを歩いてみれば、きっちり水拭きされた気持ちのいい床になっていることが実感できる。

いつの間にか廊下にできていた染みを狙って、エリア掃除で集中的に水拭き掃除させてみると、その痕跡がほとんど残らないほどにまできれいにしてくれた。水拭きのみの掃除だとゴミ吸引の大きなモーター音がなく、せいぜいモップ振動の抑え気味のモーター音しかしないので、夜間でも気にせず実行できるだろう。

ゴミ吸引は5段階の強さから選択可能。水拭き強度は3段階、往復回数などを表すモードは4段階で切り替えられる。エリア清掃で廊下の染みエリアを集中的に水拭きしてみると、水拭き後はすっかりきれいになっていて、結構びっくり

正確にマッピングしつつ障害物を回避する賢さ

読者からは「ライバル製品と比べてもマッピングや障害物回避の性能が高い」といった声も多かった。本体が備えるカメラやセンサーによって、周囲の状況を把握しながら掃除するのはどのロボット掃除機にも共通しているが、Roborock S8 Pro Ultraはそのなかでも高い精度を実現しているようだ。

「特にマッピング、障害物回避機能は他社を圧倒していると考えております」

「AIの性能や掃除能力などロボット掃除機もここまで来たかと感嘆した。いつの日か「そういえば昔は人間が掃除してたよね」と言う日が来るのではないかと期待してしまうほどの進歩の速さ」

Roborock S8 Pro Ultraは空間認識や物体の認識・回避のために、LDSレーザー、3Dストラクチャードライト、カメラ、赤外線イメージングシステムなど複数のセンサーを搭載している。これによって室内を正確にマッピングし、家具や壁への衝突、階段など段差での落下を防止するのはもちろんのこと、コード、布、紙くず、ペットの排泄物など11種類の障害物を認識・回避(※)することができるという。
※100%の認識・回避を保証するものではありません。幅5cm高さ3cm以上の物体を回避します。

初回の掃除時のマッピング。椅子を認識した場所にはちゃんと椅子のアイコンが表示されている。段差のある場所は自動で進入禁止エリアに設定される

でもって、正確なマッピング以上にびっくりしたというか、掃除中にふと気付いたのが、耳慣れた衝突音が聞こえないこと。ロボット掃除機といえば、側面にある衝突センサーで壁や障害物にぶつかったことを認識して方向転換する仕組みになっていることもあるが、Roborock S8 Pro Ultraはそうした衝突音がほとんどない。だいたいはギリギリのところでぶつからず、スムーズに掃除しているのだ。

余計な衝突音がないおかげか動作中の音は耳障りに感じにくい。ガシガシ衝突センサーをぶつけながら掃除していくようなパワータイプのロボット掃除機とは違い、普段の振る舞いからして「賢いなあ」と思わせてくれる。

また、賢さという意味では、カーペットを認識して進入しないようにしたり、その部分だけモップを持ち上げて水拭きしないようにしたりと、床の材質に応じて掃除方法を自動で変えてくれるのもポイント。実際にはカーペットだけでなく畳も認識してモップを持ち上げるようになっていて、畳をむやみに痛めることがない。フローリングでは目地の向きに沿って掃除させる設定もでき、「絶対にゴミを残してなるものか」という断固とした強い意志を感じる……。

カーペットや畳ではモップを持ち上げて、フローリングではモップを振動させながら掃除。フローリングの目地の向きを設定すると、それに沿って掃除するようになる

こうした精度が高く、動きの賢さによって「掃除が早く、きれいに仕上がる」という印象をもつ読者は少なくなかった。

ところで、本体にはカメラやセンサーを搭載していることから、プライバシーに関わる情報が他に利用されてしまうかもしれない、みたいな不安を感じる人もいるのではないだろうか。しかしその心配も無用だ。物体認識などに利用されたデータはすぐに削除され、厳格な世界的認証機関として知られるテュフ ラインランドによるセキュリティ関連の認証も取得していることから、安心して日々の掃除に活用したい。

新生活に高性能なロボット掃除機を

他には「デザイン性が高い」「高級感がある」といった読者コメントもかなり多かった。ブラックと濃いグレーの統一感ある落ち着いたカラーリングがそう感じさせるのかもしれない。実際、洗練された製品デザインは、世界的に著名なデザイン賞である「レッドドット・デザイン賞2023」を受賞している。

4wayの全自動ドックで手間がかからず、ゴミ吸引や水拭きなどの掃除性能は最大限に高まっており、しかも賢い効率的な動きで掃除が早く終わる。実売が20万円前後とフラッグシップ機らしい値段ではあるものの、読者からはその性能に比して「リーズナブル」「バランスがいい」という意見が圧倒的だった。この春からの新生活で家事をもっと楽にしたい、というときにはぜひとも候補の1つに挙げたい製品だ。