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「家電大賞2019」洗濯機部門受賞! パナソニックななめドラム洗濯乾燥機「NA-VX900A L/R」
「洗濯を楽にしてくれた」の声に応え、商品担当者に聞く受賞の理由と使いこなし
提供:パナソニック
2020/07/06
1年間に発売された白物家電の中から、読者投票のみで“ベスト オブ ベスト”を決める、家電Watchの読者にはおなじみの家電アワード「家電大賞 2019」。今回この「洗濯機部門」を受賞したのが、パナソニックのななめドラム洗濯乾燥機「NA-VX900A L/R」だ。
読者の投票理由からは、現在のななめドラム洗濯機に求められている機能が見えてくる。「NA-VX900A L/R」商品担当者に読者からのコメントを直接投げかけながら、なぜ大賞受賞に至ったのか? 使いこなしのコツはあるのか? を探りたい。
ななめドラム洗濯乾燥機(NA-VX900A L/R) 商品紹介
「洗濯を楽にしてくれた」という購入者からの感謝のコメントが受賞を後押し
「NA-VX900A L/R」の家電大賞2019洗濯機部門への投票時に記入された読者のコメントを拝見したところ、実際に購入したユーザーからの投票が多く、製品に対する満足度が非常に高いようです。「洗濯が楽になった」、「使える時間が増えた」、「生活を変えてくれて感謝している」といった“感謝票”も数多く寄せられていました。
パナソニック ドラム洗濯機マーケティング担当 堀田亜希子氏:お客様からのそういったコメントは非常にありがたいです。我々の調査でも、共働き家庭が増えて家事の分担は増えているものの、そのぶん夫婦で家事に“共疲れ”しているパターンが多いとわかってきました。我々としては日々、洗濯を通じてお客様の豊かな生活のお手伝いをしたいと考えて開発に取り組んでいますので、この製品を使っていただくことでお客様が今まで洗濯にかかっていた時間をほかの有意義な時間に使っていただけたら、メーカー側の人間としてはとても嬉しいです。
家事の時短で、時間的にも精神的にもゆとりを作り出したことへの感謝ということですね。それにしても、いろいろな家電がある中で、投票時に“ありがとう”と言われる製品も珍しいと感じました。「NA-VX900A L/R」を「うちの相棒」とか「私の親友」と家族で呼んでいるというコメントもありました。
堀田氏:家電の中でも毎日のように使う製品は冷蔵庫と洗濯機ぐらいですが、じっと存在している冷蔵庫に対して、洗濯機は毎日こちらから意識して働きかける製品であるという面もあると思います。衣類は実際に自分で着るため、仕上がりへのこだわりに洗濯機が応えられたかどうか、日々対応力も試されます。お客様のこだわりに沿った結果が出せていることで、ご評価いただけたのではないかと思っています。
製品が、毎日結果を出し続けた結果の受賞ということですね。
液体洗剤・柔軟剤の自動投入の便利さに多くの人が気が付いた
機能の面では、「液体洗剤や柔軟剤の自動投入が便利すぎてもう手放せない」という意見が大変多くありました。
堀田氏:我々の行なっている「NA-VX900A L/R」の愛用者調査でも、ご購入者の8割以上の方が液体洗剤・柔軟剤の自動投入を魅力に感じたと回答されています。逆に言うと、これまで洗剤と柔軟剤の投入がいかに手間だったか、ということだと思いますね。
液体洗剤・柔軟剤の自動投入はパナソニックが他社に先駆けて搭載した機能です。
堀田氏:パナソニックでは、早い時期からこの機能を搭載してきた分ノウハウの蓄積もありますし、しっかりとした性能試験を行なっていますので、使い勝手でも性能でも、十分自信を持っておすすめできるので高い信頼をいただけると思います。実際、液体洗剤や柔軟剤は製品ごとに適切な使用量や粘度が違いますが、パナソニックでは日本で市販されている液体洗剤や柔軟剤ならそのほとんどをお使いいただけます。
分け洗いの面倒さも乗り越える「タオル専用コース」の衝撃
タオルをふんわり仕上げる「タオル専用コース」や、黄ばみを除去する「約40℃つけおき(普段着)コース」などの効果にもコメントが多く、「衝撃だった」、「感動して知人に勧めている」などユーザーの驚きが伝わってきました。この反応は期待通りだったでしょうか?
堀田氏:このタオル専用のコースや黄ばみ除去のコースは、お客様の生活に寄り添った機能を開発したいと考えて搭載した機能でしたが、実は皆さんからいただく反応は想定以上でした。というのも、特にタオル専用コースは、発売前から性能には十分自信を持っていたのですが、どれだけの方がわざわざ分け洗いをしていただけるか……という不安があったからです。
タオル専用コースは今治タオルのタオルメーカー「IKEUCHI ORGANIC」のタオルソムリエの方に監修いただき、プロの技を再現したコースで、こうした開発へのこだわりをお客様に認めていただけたようで、とてもうれしかったです。約40℃つけおき(普段着)コースも約3時間でしっかりと黄ばみを落とすことができますので、ご好評をいただいています。
吸収性が良くふっくら仕上げる「タオル専用コース」。開発者がこだわった使い心地の良さにユーザーも高評価。清潔性が求められる昨今、タオルの洗濯枚数も増えており、この機能が各家庭でより活躍しそうだ
タオル専用コース篇【パナソニック公式】
「要らなく見えて、使ってみたら実は便利」なスマホ連携機能
面白かったのは、Wi-Fi接続した「NA-VX900A L/R」を外出先などから遠隔で洗濯の操作をしたり、詳細な設定が行なえるスマートフォンの専用アプリ「スマホで洗濯」についてのコメントでした。「最初は使わないだろうと思っていたが、使ってみたらとても便利だった」というコメントが多数寄せられました。実際、アプリの機能はかなり充実していますが、ここまで充実させたのは何か理由があったのでしょうか?
堀田氏:我々は、家事そのものや家電の操作が、生活の中にスムーズに溶け込むことが今後のトレンドになっていくと考えています。スマートフォンはすでに生活に欠かせないものですし、我々としても新しい生活を作っていきたいという思いで開発を行なっています。お客様のお話を伺っていると、「スマホで洗濯」を自分のライフスタイルに合わせて自分なりの使い方をしていただけていて、我々としても驚くことが多いです。もっと研究を重ねて、こんなお役立ちもできるというご提案ができるよう、さらに開発を進めていきたいと思っています。
「スマホで洗濯」には洗濯の仕方をカスタマイズして「わが家流プラス」として登録する機能がありますが、本体のカラーパネルで設定するよりも調整や変更も手軽で活用しやすそうです。複数のコースをアプリ上に登録でき、家族間でシェアすることも可能なので、ユーザーの方がうまく自分なりの使い方をされているというのも納得できます。
洗濯の終了を通知したり、液体洗剤の製品名をリストから選んだりといった操作のほか、洗剤の残量をチェックするなど本体のモニターとしても使える
スマホで洗濯篇【パナソニック公式】
DINKSからファミリー、シニア世帯まで幅広い層に人気
投票結果を見ると、共働き家庭から高齢者の方まで幅広い層からの評価が得られているようなのですが、メーカーとして「NA-VX900A L/R」の開発時に意識されたのはどんなユーザー層でしたか?
堀田氏:液体洗剤・柔軟剤の自動投入や乾燥機能で手間が省けるところが特長の機種ですので、メインは子育てや共働きで忙しいDEWKS(子供のいる共稼ぎの夫婦)の方を想定しています。
子育て世帯には温水泡洗浄による高い洗浄力を評価していただいておりますし、ペットのいるご家庭には、ニオイの原因菌まで洗い落とす「約40℃においスッキリコース」も大変好評です。
もともと基本性能が高いところに除菌ができるコースや嫌なニオイをすっきり落とすコース、黄ばみを落とすコースなど、さまざまな温水泡洗浄のコースを搭載していることで、使い方にかなり幅が出ているわけですね。
堀田氏:さらに言えば、ななめドラム洗濯乾燥機は取り出しやすさにもこだわった商品ですので、シニアの方にも優しい製品です。ヒートポンプ乾燥で、干す手間が軽減できる点も大きいと思います。
シニアがぬれた重い洗濯物を干すという重労働から開放されるという点では、共働き世帯にゆとりを生むのとはまた別の意味で生活を変えてくれるわけですね。
ドラム式としてはすっきりしたサイズでありながら、ドラム槽は幅も奥行きもしっかりある。斜めに設置されているので洗濯物も取り出しやすい
パナソニックの高い洗浄力を実現する「ジェットバブルシステム」。洗剤は「泡」にすると汚れにアタックする面積が多くなり、いままで落ちにくかった汚れが落ちやすくなる。高濃度の洗剤液を「泡生成ボックス」へ送り、高い水圧で泡を生成。7本のシャワーで泡が繊維の奥まで素早く浸透し、汚れにアタックする
泡洗浄篇【パナソニック公式】
黒カビ抑制に対する高い清潔性はユーザーからの強い要望で充実
「約60℃槽カビクリーンコース」が新搭載されていることを評価しているコメントも見られました。確かにかなり清潔性にこだわられていますね。
堀田氏:清潔性やお手入れに関する内容は、お客様からの関心が非常に高い部分です。特に槽の黒カビは95%以上の方が関心があると答えられているので、我々も力を入れて開発しています。
洗濯槽の黒カビは、洗濯槽に洗剤のカスや汚れがたまり、そこに菌の胞子が付着すると発生します。ですので、毎回その汚れを落とす必要があり、「NA-VX900A L/R」ではすすぎ工程で自動槽洗浄、脱水時に噴射される水を利用して槽の外側を洗浄、さらに洗濯終了後にドアを閉めると黒カビ発生を抑えるナノイーXを放出するという、3段階で黒カビ発生を抑えています。
かなり念入りに黒カビ発生を抑えているわけですね。基本的には自動で手入れされると考えて良いでしょうか?
堀田氏:定期的なお手入れとして、コメントにいただいた「約60℃槽カビクリーンコース」を月1回運転していただくと、さらに黒カビの発育を抑制できます。これまでは黒カビ抑制のお手入れには塩素衣類用漂白剤などの専用の洗浄剤が必要でしたが、「約60℃槽カビクリーンコース」はスチームを発生させて黒カビを抑制でき、洗浄剤を必要としないのがポイントです。
約2時間と比較的短時間でできる作業ではあるのですが、専用の漂白剤が必要ないため、「スマホで洗濯」を使って家にいない間にお手入れが完了できるので、さらに時間を有効活用していただけると思います。それでも万が一黒カビが発生した場合は、専用の洗濯槽クリーナーで槽洗浄を行なっていただけます。
ドラムお手入れ篇【パナソニック公式】
「熱交換器自動洗浄」と簡単な糸くずの手入れで乾燥機能が長持ち
徹底した除菌機能ですね。手入れといえば、ななめドラム洗濯乾燥機の場合、乾燥機能を使ったあとの糸くずの手入れがどうしても必要ですし、長く使うとだんだん乾燥機能が低下してくる印象があります。その点も対策されているのでしょうか?
堀田氏:乾燥機能を使っていると、どうしても糸くずはたまりやすくなります。乾燥時に出る糸くずをキャッチする乾燥フィルターや、洗濯時に出る糸くずをキャッチする排水フィルターは取り出しやすい位置でお掃除しやすい形状になっていますし、「NA-VX900A L/R」の場合はヒートポンプのユニット部分に「熱交換器自動洗浄」の機能を搭載しています。
これはヒートポンプユニットにたまった糸くずを毎回洗い流すという機能で、糸くずがたまることで乾燥効率が低下することを防げます。この、ヒートポンプ乾燥の命の部分をきちんとお手入れすることで、長い間、高い性能を保ってお使いいただけるようになっています。
本体内部の熱交換器は自動洗浄で毎回キレイに。定期的に必要な糸くずの手入れも、たまった糸くずをサッと取ることができ、掃除がしやすい
タオルは専用コースがお勧め。柔軟剤も省いて吸収性もアップ
洗濯時に気をつけたい、洗い方のコツはありますか? まとめ洗いと分別洗いには仕上がりに差があるのでしょうか?
堀田氏:できるだけ手間を軽減していただきたいので、まとめ洗いをしていただいても大丈夫な洗濯機として開発していますが、やはりタオルは別で洗っていただいた方が仕上がりは良いと思います。というのも、タオルはほかの衣類と一緒に洗うとどうしてもパイルが倒れがちだからです。「タオル専用コース」は、できるだけパイルをつぶさずにふっくらと洗濯して乾燥することにこだわっているコースです。タオルのみを「タオル専用コース」で洗っていただくと、ふんわりとした風合いを実現できます。
また、タオルは柔軟剤を必要以上に使いすぎると、実は水をはじいてしまうという特性がありますので、「タオル専用コース」の場合、自動投入機能を使う場合は、柔軟剤は投入されません(手動投入では、柔軟剤をお使いいただけます)。パイルを立たせ、ふんわりとした風合いと吸水性を保つこのコースなら、タオル本来の持つ肌触りや吸水性をより生かせると思います。
ほかにもさまざまなコースが用意されていますが、例えばしっかり洗って念入りにすすぎを行なう「パワフル滝(洗い・すすぎ)コース」が敏感肌の方に便利、などユーザー側が自分に合うコースを見つけると、このななめドラム洗濯乾燥機「NA-VX900A L/R」の満足度がさらに上がりそうですね。
衣替え前にはしまい洗いで黄ばみ予防。寝具のダニ退治も可能
他にもユーザーの方にぜひ使っていただきたい機能はありますか?
堀田氏:コメントにもいただきましたが、温水泡洗浄による「約40℃つけおき(普段着)コース」や、「約40℃つけおき(おしゃれ着)コース」の利用がまだの方には、高い黄ばみ除去の効果をぜひ実感いただきたいです。私自身も「NA-VX900A L/R」を実際に使用していて、その効果を実感していますが、黄ばんでしまったものが白くなるのは爽快です。
また、衣替えの時期に「約40℃おまかせコース」で「しまい洗い」をしてからしまうと、黄ばみを防いで来年もキレイに着ていただけるのでお勧めしたいです。
なるほど、いま着たい服の黄ばみを除去するだけでなく、しまう前の工夫にも使えるわけですね。季節ごとに役立ちそうです。
堀田氏:通常の洗濯では落ちにくいものを除去できるという意味では、「ダニバスターコース」もぜひご活用いただきたいです。これからの時期はダニが繁殖しやすい季節ですが、ダニは生命力が強く、寝具に潜む生きたダニには50℃以上の熱を20~30分あてないと効果がありません。
そのため、「ダニバスターコース」はまず最初にヒートポンプ乾燥の約65℃の温風によるプレ乾燥でダニを死滅させてから、その死骸やふんがアレル物質として残らないようにしっかり水で洗い流すという工程を行ないます。これにより、アレル物質(ダニのふんや死骸)除去率99%以上を実現しています。
洗濯するだけではダニは取れない、という事実は衝撃ですが、これだけしっかりケアできれば安心ですね。
堀田氏:除菌など、安心という意味ではナノイーXの機能を生かした「花粉ケアコース」や「除菌・消臭コース」も便利に使っていただけます。花粉ケアコースでは衣類についた花粉を90%以上抑制しますので、頻繁に水洗いできないコートなどに特にお勧めです。
また、「除菌・消臭コース」では、槽を回転させずに使うこともでき、帽子やぬいぐるみなど水洗いできないものも除菌・消臭できますので、ぜひ試してみていただきたいです。
ダニバスターコース 洗浄比較実験【パナソニック公式】
洗濯が「その先の楽しみにつながる」次世代の製品にも期待
読者のコメントに「生活の質が向上した」というコメントがいくつもあったのですが、様々な機能の説明をお聞きして意味がわかってきました。すでに十分多機能ですが、将来的に洗濯機にさらに搭載したい機能や課題があれば教えてください。
堀田氏:理想としては、洗濯が、楽しみややりがいを感じるような作業にできたらと思います。洗濯は汚れたものをキレイにする作業ですので、マイナスからゼロに戻すという印象が強くあります。いつか、洗濯機でそのマイナスをプラスにできたら良いなと思います。ただ洗濯して、キレイになったことへの満足感だけではなく、その先の楽しみにつながるような製品作りができたらと思っています。
確かに、掃除や洗濯など「面倒」だと感じる家事自体が、楽しみな作業になれば理想的ですね。洗濯機が、服に価値をプラスするという考え方はしたことがありませんでしたが、「NA-VX900A L/R」の多機能さを見るといつか実現するかもしれないと感じました。