エイデン、埼玉・三郷に「ishimaruららぽーと新三郷店」をオープン

　家電量販店の持株会社であるエディオンは、子会社のエイデンが、埼玉県三郷市に「ishimaruららぽーと新三郷店」を9月17日にオープンすると発表。同時に関東エリアにおける同社のストアブランドを、「ishimaru」に統一する方針を明らかにした。

　「ishimaruららぽーと新三郷店」は、同日にグランドオープンする商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと新三郷」内のテナントとして、2階フロアに出店する。所在地は埼玉県三郷市新三郷ららシティ3丁目1-1。最寄駅はJR武蔵野線新三郷駅。駐車台数は3,000台。

　店舗の売り場面積は940坪(約3,100平方m)。取扱商品は、家電、情報・通信機器、TVゲーム、おもちゃ、自転車。従業員数は50名。営業時間は午前10時から午後9時まで。

「ishimaruららぽーと新三郷店」がオープンする三井ショッピングパーク ららぽーと新三郷の全景(イメージ図)

「ishimaru」ブランドのロゴ。旧石丸電気のマークとは違い、エディオンのロゴを使用する

　エディオンはまた、現在複数のストアブランドで展開している関東地方の21店舗を、11月下旬までに「ishimaru」のストアブランドに統一する方針を発表。複数のブランドが存在することによる重複コストを削減し、店舗力の結集と営業強化による認知度の向上を狙う。

　さらに、10月1日には、エイデンの社名を「エディオンEAST」、同じくエディオンの子会社であるデオデオの社名を「エディオンWEST」に変更する。各会社が蓄積したノウハウや活動成果をエディオンに結集することで、グループ一体となって地域に密着した営業を行なっていく目的があるという。

　エディオングループでは、関東エリアの収益基盤の確立を目的として、2月に同エリアの店舗を運営する「石丸電気」「東京エディオン」をエイデンに吸収合併している。また10月には、デオデオがミドリ電化を合併するなど、組織の再編が続いている。

デオデオを「エディオンWEST」、エイデンを「エディオンEAST」に社名変更。前者では関東地区の「ishimaru」と名古屋地区では「エイデン」、後者は関西地区の「ミドリ」、中国・九州地区の「デオデオ」というストアブランドを運営することになる