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ケユカ、乾燥機でほぼ縮まないニット ブランド刷新「小さな不便」解決
2025年9月8日 09:05
2025年に設立25周年を迎えるKEYUCAは、ライフスタイルブランドから「ライフソリューションブランド」へのリブランディングを実施。これまで以上に生活者が抱える課題に寄り添い、日常の「小さな不便」を解消する商品開発を強化していくという。
さらに25周年を記念して、9月12～9月24日に全品10%オフとなるキャンペーンを全国のKEYUCA店舗および公式オンラインショップにて実施する(KEYUCA会員が対象、一部商品除く)。このほか、リブランディング後の新製品として、タンブル乾燥が可能なニットや、きれいな姿勢をサポートするインナーを年内に発売予定。
両開きゴミ箱、パッキン一体型で洗いやすい弁当箱が人気
KEYUCAは、1974年に創業した河淳が2000年にスタートさせたブランド。河淳がホテルやスーパーといった店舗什器などを製造するBtoB事業で培った商品開発のノウハウを、家庭の暮らしに活かしたいとの思いから2000年にKEYUCAが誕生した。
家具を中心としたインテリアブランドとしてスタートしたKEYUCAだが、2020年にはアパレル事業を本格始動させ、ライフスタイルブランドへと拡大している。
商品開発において重視しているのは、「買ってよかった」と実感できるものづくり。価格の安さだけでなく、実際に使ったときに満足感が得られる本質的な価値を追求しているという。
人気商品のひとつに「両開きダストボックス」がある。フタが両開きのため、キッチンカウンター下などの限られたスペースにも設置しやすいほか、静かに閉まる設計や耐久性の高い金属パーツを使用している点などが好評だという。
また「楽に洗えてふんわりランチボックス」は、パッキンとフタが一体型になっており、パッキンを外す必要がないため洗いやすく、汚れも溜まりにくいのが特徴。ネイルをしている人や子供でも開けやすい、上から外すロック構造もうれしいポイントだ。
「ちょうど良い商品が見つからない」困りごと解決へ
今回、同社が実施した調査では、日常生活の中で困りごとや小さな不便を感じる人は約7割で、特に片付けや調理、収納、掃除において不便を感じているという。
また、日常的に使う生活雑貨のちょっとした困りごとについては、「諦めている」「何もしていない/使い続ける」との回答が半数以上で、困っていても使い続ける理由は「ちょうど良い商品が見つからない」ためだという。
このように暮らしの小さな困りごとが未だ未解決であることを踏まえ、ライフスタイルの提案だけでなく、生活の課題解決に向けたソリューション提案を行なっていくライフソリューションブランドへとシフトしたKEYUCA。
今後は、使い捨てられる「生活消費財」から、使い続けることで生活の質を向上させる「生活投資材」の開発に取り組むことで、ものづくり企業としての責任を果たしていくとしている。
洗濯乾燥OKなニット、無理なく着られる姿勢サポートインナー
同ブランドが新たな課題解決のために着目したのが「ニットの課題」。手洗いが必要であったり、平干しが推奨されていたりと、衣類のなかでも気を遣うニットの取り扱いを楽にするため、「タフニット」を開発した。
タフニット素材は、ネットなしでタンブル乾燥を10回行なっても、ほとんど縮まないため手入れが容易だ。このタフニット素材を採用したトップスやワンピースを10月下旬から投入予定としている。
9月13日に新発売となるのはレディース向けの「肩ラクラク姿勢サポートインナー」。半袖タイプと8分袖タイプの2種類で、サイズはM/L/LLの3サイズ。カラーはグレーベージュとチャコールグレーの2色。価格は半袖タイプが2,970円、8分袖タイプが3,630円。
背中心を後ろ側に引っ張るパターンの採用により、自然と胸が広がり、首や肩、背中の姿勢をサポートする。補正力の強いインナーは毎日使いづらいと考え、多くの人が無理なく着続けられる絶妙なサポート力に仕上げた。フェイスパックでスキンケアを行なうように、日常的に取り入れられる製品を目指している。
素材は360度に伸びて動きやすいレーヨンを採用。薄手のため重ね着がしやすいほか、吸湿性や保温性にも優れており、秋冬に使いやすいという。
また、補正インナーには「見えたら恥ずかしい」という印象のカラーが採用されていることもあるが、本製品では2色のKEYUCAオリジナルカラーを採用。グレーベージュは白いトップスの下に着ても透けにくく上品に着ることができる。チャコールグレーはちらっと見えてもおしゃれなカラーとしており、デザイン性と機能性を兼ね備えたインナーに仕上げている。
