ニュース

台数/金額ともにトップシェアを獲得! シャープのプラズマクラスター扇風機

（2015/3/16 14:56）

シャープのプラズマクラスター扇風機と除湿機、イオンファンなど。全て2015年モデル

　シャープは、プラズマクラスター扇風機の2015年モデルを発表した。高機能タイプから、エントリーモデルまで全5機種で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は12,800～32,800円。

　いずれも同社独自の高濃度プラズマクラスター7000を備え、エントリーモデル1機種以外は、静音性が高く、省エネのDCモーターを採用する。シャープでは、2013年、2014年とDCモーターを搭載した扇風機カテゴリーにおいて、2年連続トップシェアを獲得している。

プラズマクラスター機器事業部副事業部長冨田昌志氏

2013・2014年度と金額/数量ともにトップシェアを獲得している

リビングファンタイプとコンパクトタイプを用意する

　シャープ健康・環境システム事業本部プラズマクラスター機器事業部副事業部長冨田昌志氏は「夏場の空気の悩みに応えるだけでなく、健康という付加価値がお客様に評価頂いた。特にコンパクト扇風機の市場においては、市場を創出したと自負している」と語る。

　ハイポジション・リビングファンタイプとしては、「PJ-E3DG」「PJ-E3DS」の2機種をラインナップ。店頭予想価格は順に27,800円、24,800円(いずれも税抜)。

PJ-E3DG

PJ-E3DS

　アサギマダラ蝶の羽ばたき方と羽根のくびれ形状を応用した「ネイチャーウイング」を採用しており、7枚の羽根で14枚羽根相当のなめらかな風を届けるという。

　上位機種の「PJ-E3DG」では、部屋の温度・湿度に合わせて、自動で風量をコントロールする「センサー自動モード」、高温･高湿状態を光と音で知らせる「みはり機能」を備える。

　本体サイズは共通で、370×820～1,110mm(直径×高さ)。重量は約5.8kg。風量切換は32段階で、プラズマクラスターイオンの適用床面積は約10畳。消費電力は最大20W、最小4.1W。

アサギマダラ蝶の羽ばたき方と羽根のくびれ形状を応用した「ネイチャーウイング」

くびれとうねりによって心地良い風を創るという

上位機種には高温･高湿状態を光と音で知らせる「みはり機能」を備える

エントリーモデルの「PJ-E3AS」

　DCモーターを搭載していないエントリーモデルとして「PJ-E3AS」も用意する。店頭予想価格は12,800円前後(税抜)。

　本体サイズは369×355×690～840mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約3.4kg。風量切換は3段階で、プラズマクラスターイオンの適用床面積は約10畳。消費電力は最大47.5Wで、最小27W(いずれも60Hz値)。

　持ち運びに便利なコンパクトタイプとしては、「PJ-E2DBG」「PJ-E2DS」の2機種が用意される。店頭予想価格は順に32,800円前後、22,800円前後。

コードレスモードを備えた「PJ-E2DBG」

ヘッドは上下左右に移動する

コードレスモードを省略した「PJ-E2DS」。左からホワイト系、ブラウン系

　アホウドリの翼形状を応用し、直進性の高い風を発生させる「ネイチャーウイング」と、ヘッドが上下左右に移動する「3Dターン」を採用したコンパクトタイプの扇風機。手軽に持ち運びできるので、寝室やキッチンなど、本体を移動させて使える点が特徴。

　上位機種の「PJ-E2DBG」では、最大14時間の連続運転ができるコードレスモードを備える。充電時間は約6時間で、風量を最大に設定した場合の連続運転時間は約2時間。また、自動で風量をコントロールする「センサー自動モード」、高温･高湿状態を光と音で知らせる「みはり機能」も備える。

持ち運びに便利な本体サイズ

アホウドリの翼形状を応用し、直進性の高い風を発生させる「ネイチャーウイング」

生乾き臭を消す「衣類消臭モード」も備える

　PJ-E2DBGの本体サイズは270×550～670mm(直径×高さ)で、重量は約3.2kg。風量切換は8段階で、プラズマクラスターイオンの適用床面積は約10畳。消費電力は最大13.5W、最小2.2W。