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イデア、蜂の巣構造で直進的な風を送るサーキュレーターファンなど
～2013年春夏の展示会レポート
（2013/1/30 14:51）
イデアインターナショナルは、2013年の春・夏に販売する製品の展示会を開催した。会場には、同社が扱う雑貨製品などが多数展示されていた。本誌では、家電製品を中心にご紹介する。
蜂の巣構造で直進的な風を送るサーキュレーターファン
会場でもひときわ目立っていたのが、サーキュレーターファン「aero sphere fan」だ。球形に近いユニークな形をしたサーキュレーターファンで、蜂の巣のような筒状の穴によって、直進的な風を送ることができるという。
本体は側面からみると滴のような形をしており、スタンドを取り外しての使用も可能。スタンド使用時は、3段階での角度調節にも対応する。
操作スイッチは本体背面に設けられているほか、リモコンも付属する。運転モードは強/弱/中の3段階で、30分/1時間/3時間のオフタイマー機能も備える。
スタンド部分を含まない本体サイズは211×271mm(直径×高さ)で、重量は1,020g。本体カラーはブラックとホワイトの2色。電源はACアダプター。2月下旬発売予定で、希望小売価格は8,400円。
最大6時間の連続使用が可能な充電式コンパクトファン
「ポータブルファン」は、リチウムイオンバッテリーを内蔵したコードレスで使えるファン。デスクの上などで使うことを想定し、サイズはコンパクトにし、電源はUSBを採用している。
運転モードは強/弱/リズムの3段階。満充電時で最大約6時間(弱)の連続使用できる。ファンには送風能力の高いシロッコファンを採用し、小型ながらパワフルな送風が可能だという。
そのほか機能面では、底部の折りたたみ式のスタンドを使って本体に角度をつけられるほか、首振り機能も搭載。アロマオイルを染みこませることで、香りを広げながら送風できる「アロマアタッチメント」も付属する。
本体サイズは110×260mm(直径×高さ)。本体カラーはグリーン、ホワイトの2色。4月下旬発売予定で、希望小売価格は8,400円。
載ると自動でディスプレイが出てくるコンパクトな体組成計
「オートディスプレイ ちいさい体組成計」は、その名の通りコンパクトなサイズが特徴。本体サイズは193×135×27mm(幅×奥行き×高さ)で、重量はわずか610g。ディスプレイは、普段は本体に内蔵されており、本体に人が載ると自動で出てくる仕組み。
機能面も充実している。本体で計測できるのは、体重、体脂肪率、耐水分量、筋肉量、推定骨量、基礎代謝、内脂肪レベルの7項目。5人までのデータ登録が可能で、データ登録後は本体に載るだけで、自分のデータが呼び出されるという。
電源は単四形電池4本。本体カラーはホワイト、レッドの2色。2月上旬発売予定で、希望小売価格は3,990円。
パタパタクロックをデジタルで表現したアラーム時計
イデアインターナショナルでは、様々なタイプの時計を展開しているが、その中でもひときわユニークだったのが、昔ながらのパタパタクロックを再現した「LCDレトロアラームクロック」だ。
パタパタクロックとは、数字が書かれた板を回転させて時刻を表示する機械式の時計。数字が半分ずつ書かれたたくさんの板が内蔵されており、内部の筒が回転させることで、上下の板で構成された文字盤で時刻を表示する。1970年代に人気が出た製品で、最近ではすっかり見かけないが、独特の仕組みやデザインが好きだというファンも多いという。
イデアでは、このパタパタクロックをデジタルで再現。2枚の板で少しずつ時刻が変わっていくところも再現するなど、かなり細かいところまでこだわっている。
壁掛けにも対応するLサイズと、小型のSサイズの2機種を展開している。いずれも電波時計で、時刻合わせの必要などはない。
サイズが大きい「LCDレトロアラームクロックL」の本体サイズは、252×70×142mm(同)で、重量は655g。電源は単三形電池2本。ホワイトとオレンジの2色が用意される。希望小売価格は6,825円。
「LCDレトロアラームクロックS」の本体サイズは140×83×65mm(同)で、重量は210g。電源は単三形電池2本。ホワイトとオレンジ、レッドの3色が用意される。希望小売価格は3,990円。
