社団法人日本冷凍空調工業会(JRAIA)は、2006年の冷凍空調機器の出荷台数を発表した。国内向け家庭用エアコンの総出荷台数は752万394台で、前年比0.5%増と、ほぼ横ばいだった。
第1四半期(1~3月)の出荷数は、前年同期比6%増の163万7,437台、第3四半期(7~9月)は同8.5%増の227万8,996台と、それぞれ好調だった。しかし、第2四半期(4~6月)は同7.9%減の260万8,701台、第4四半期(10~12月)は同0.7%減の99万5,260台と、低調な数字となっている。2006年の夏は、暑くなる時期が遅く、気候の影響を受けたと見られる。
またエコキュート(CO2冷媒給湯器)の、2006年の出荷台数は32万2,979台で、前年比66.1%増と、順調な伸びを見せている。
■URL
社団法人日本冷凍空調工業会(JRAIA)
http://www.jraia.or.jp/
冷凍空調機器の統計データについて
http://www.jraia.or.jp/statistic/index.html
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( 本誌:正藤 慶一 )
2007/02/06 12:39
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