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やじうまミニレビュー トンボ鉛筆「MONO zero」
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~ピンポイントで消せる、ペン型消しゴム
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Reported by
本誌:伊藤 大地
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やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利グッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
青・白・黒のストライプのロゴが入った消しゴム、通称「MONO消し」は、消しゴム界の横綱、だれもが知っているド定番の製品だ。消しゴムというと、MONO消しに限らず、四角い形が一般的。その形状から、どうしても“面”で消すことになるため、細かい文字や数字を消すと、本当は消したくない周りの文字まで消えてしまうという問題があった。そんな問題を解決する、シャープペンのようにノックして繰り出すタイプの製品が出始めている。その1つが、ペン型MONO消し、「MONO zero」だ。
メーカー | トンボ鉛筆 |
製品名 | MONO zero |
購入価格 | 367円 |
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左が角型、右が丸型
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1回プッシュしただけではわずかしかゴムが出ない。このため、強い圧で消してもゴムが折れにくい
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ペン立てに入れても角型と丸型との区別が付きやすいように、色分けがされている。青が角型、赤が丸型
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バリエーションは、消しゴムが直径2.3mmの円筒形になっている「丸型」と、2.5×5mmの長方形になっている「角型」の2種類。デザインのバリエーションは3種類あるが、MONO消し伝統の「青・白・黒」のストライプ型を選んだ。
実際に使ってみると、「ピンポイント消し」のキャッチフレーズ通り、消す範囲を細かくコントロールできるのがとにかく気持ちいい。特に丸形は、鉛筆で字を書くのに近い精度で消すポイントを指定できる。それに対し角形は、ノートや手帳、帳簿類など罫線に書かれた文字をまとめて消すのに向く。
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7mm罫のノートに「家電Watch」と書いて、丸型を使って「a」だけを消してみた
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「ピンポイント消し」に成功。ただし、強い筆圧で書いた部分は、わずかに芯が残っている
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使う前は、繰り出した消しゴムが折れてしまうことを懸念していたが、その心配はいらない。ゴム自体がかなり固めであるのに加え、1回、ノックしてせり出してくる消しゴムの長さが0.7mmとごく短いため、簡単には折れないようになっている。
消す能力そのものについては、やはりペン型でない、普通のMONO消しには劣るようだ。ゴムが固いせいもあるのか、特にシャープペンを使って、強い筆圧で書いた部分に関して、消しきれないところがあった。
全体的な印象としては、従来の消しゴムを置き換える存在ではなく、より精密さを要求される作業に使う、別の道具のような印象だ。学習や事務用途よりむしろ、むしろイラストレーター、デザイナーなど、プロフェッショナルが使う道具に近い。
個人的におすすめしたいのは、角型を手帳用の消しゴムとして使うこと。手帳カバーについたペンホルダーに収納できるので、書き直すたびに消しゴムを引っ張り出す必要がなくなる。私は当分、手帳用として使うことになりそうだ。
■URL
トンボ鉛筆
http://www.tombow.com/
製品情報
http://www.tombow.com/products/mono_zero/index.html
2009/02/17 00:01
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