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豊國工業「ビアスムーザーII」

~泡立ちのいいビールを手軽に飲めるグッズ
Reported by 林 佑樹

豊國工業「ビアスムーザーII」。呑む幸せを生み出してくれるナイスアイテムだ
 居酒屋で飲むビールの泡立ちを自宅で再現しようとするとどうにもうまくいかない。あの「フワッ」とした泡はなかなか再現できず、中途半端な泡で終わってしまったことがある人は多いと思う。ビールの泡は炭酸のヌケと酸化を防止するためにあるのだが、ほどよく泡立っていると口触りがとてもいい。可能ならば自宅でもその部分は多いに楽しみたい。というわけで、おいしくビールを飲めるグッズを探してみた。そういえばラジオで聞いた覚えがあったなと思い出したのが豊國工業「ビアスムーザーII」である。

メーカー豊國工業株式会社
製品名ビアスムーザーII
希望小売価格オープンプライス
購入場所Amazon.co.jp
購入価格735円


 ビアスムーザーIIはクリーミーな泡立ちのビールを楽しむアイテムだ。使い方を先に説明しておくと、缶ビールに装着してグラスに注ぐだけ。パッケージの側面にある使用方法も3STEPで表記されており、とてもカンタンである。


パッケージ。缶ビールや発泡酒に対応を謳っている。第3のビールもOK
パッケージ側面。使用方法が3STEPで紹介されている
パッケージ背面には注意点が書かれている。末永く使うためにも必ず読んでおきたい

キャップの裏面は多段になっている。これで複数の缶形状に対応しているのだ
 本体は信楽焼とキャップで構成されており、ほとんどの缶ビールに装着可能と思われる。使用方法STEP2にあるように、メーカーによって微妙に缶の形状が違うため、キリンは深く、アサヒやサッポロ、サントリーは浅く取り付けるというようになっている。

 取り付けは少し力を入れる必要があるが、一度やればコツはつかめるし、基本的にほとんどの人がお気に入りメーカーがあると思うので、2回目以降はストレスなく取り付けることができるだろう。


主だった形状はこの2つ
実際に装着してみたところ、メーカーを問わずに取り付けることができた プルトップはしっかりと折ってくこと

 本体に使用されている信楽焼の存在が気になる人がいると思うので、採用されたワケを解説しよう。焼き物の内側にある気泡状の層があり、そこに流れてきたビールは内部の空気と接触して、ビール内の炭酸ガスが細かく発生するというわけなのだ。缶から直接コップに注いだ場合は、おおざっぱな泡立ちとなるが、ビアスムーザーII経由だときめ細かいクリーミーな泡となる。見た目ではあまりわからないのだが、実際に飲み比べていると明らかに違うので手にしたら試してほしい。

 というわけで実際に試して見よう。まず缶に取り付け。キャップ部分には1~3の目印があり、缶の口と1が合うように取り付ける。このナンバリングは泡立ちが悪くなったときのためで、ちょっと泡が立たなくなったなと思ったら、今度は2に合わせるのだ。そうすると乾いている部分にビールが流れることになるので、また泡立ちがよくなるというわけである。


泡立ちのいい秘密は信楽焼にある
ナンバーと注ぎ口を合わせてから取り付ける。それほど厳密に合わせる必要はない

 注意すべき点はかならずグラスを傾けること。立てたままだと泡立ちはあまりよくないのだ。生ビール、発泡酒、第3のビールと試して見たがいずれもマイルドな泡となった。ただ液体粘度の違いがあるので、発泡酒や第3のビールの場合はやや泡の量が減ったと感じたが……おいしいからOKだと思う。また事前の準備としては、グラスもキンキンに冷やしておくと一層おいしくいただけるので、出かける前に缶ビールともども冷蔵庫に入れておこう。


グラスを立てた状態で注いで見ると……
泡が多すぎて残念な結果になってしまう

傾ける角度と注ぐ速度で泡立ちが異なる。筆者はこれくらいの角度での泡がお気に入りだ
ほどよいバランスの泡が発生しておいしそうだ
こちらは缶から直接注いだ直後の写真。泡の違いがよくわかると思う

 使用後のお手入れは洗ってしっかり乾燥させるだけ。洗浄が不十分だとカビが発生しやすくなるので、酔いが覚めたときに洗っておくといい。また使用回数はよく乾かして使えば何度でも使用できるようだ。毎日飲むという人も安心である。

 作業中の糖分補給に大活躍のコーラでも試して見た。コップで飲む派の筆者としてはとても気になるところなのだ。といってもすぐに泡はすぐに消えてしまうので、それほど期待していなかったが、実際に飲み比べてみたところ、泡の口触りが違っていた。


缶形状なので缶ビールでなくても取り付け可能
注いだ直後の写真。微妙に口触りが違っていた

 ビアスムーザーIIは携帯性もよく、自宅以外にも活躍の場を持つ。キャンプに出かけたとき、軒先でだらだら飲むときなどレジャー向けでもある。寒い時期は室内での活躍になるだろうが、花見シーズンなどにもオススメだ。缶ビールも雰囲気を出して飲みたいという人にこそ、似合うアイテムである。仕事の疲れをおいしいビールで癒してもらいたい。





URL
  豊國工業株式会社
  http://houkokukk.aws.or.jp/
  製品情報
  http://houkokukk.aws.or.jp/beer_smoother

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2008/10/31 00:01

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