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家電製品ミニレビュー オムロン「ケアセルフ 腰いーきもち HV-F011」
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~腰の疲れに特化した低価格低周波治療器
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Reported by
清水 理史
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● 腰に疲れを溜め込まないために
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オムロンのケアセルフ 腰いーきもち HV-F011
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どちらかというと、腰より肩、むしろ首の方がコリが激しい体質なのだが、マッサージ店などで施術をお願いすると「腰も張ってますねー」などとよく言われる。
実際、疲れがピークに達した頃に、重いものを不用意に持ったりすると、いわゆるギックリ腰になることがあり、2年に1回くらいは身動きが取れなくなることがある。
本来なら、運動するとか、ストレッチをするとか、体を動かすことで予防すべきなのだろうが、なかなかそれができないのが現状だ。
そこで購入したのが、オムロンの低周波治療器「ケアセルフ 腰いーきもち HV-F011」だ。ちょっとした時間に利用することで、腰に疲れを溜め込まないようにしようというわけだ。
メーカー | オムロン ヘルスケア |
製品名 | 腰い~きもち HV-F011 |
希望小売価格 | 3,360円 |
購入場所 | 楽天市場 |
購入価格 | 2,400円 |
● 部分特化で低価格を実現
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ケーブルを伸ばした状態。1m強ほどの長さ
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このオムロンの「ケアセルフ」という商品だが、実は今回の「腰いーきもち HV-F011」に加えて、「肩いーきもち HV-F010」と「足いーきもち HV-F012」という製品もラインナップしている。
通常、低周波治療器というと、肩、腰、足など、いろいろな部位に対応したモードを搭載し、1台でいろいろな場所の治療ができるようになっているが、このケアセルフシリーズは肩、腰、足のそれぞれの部位に特化した製品となっているわけだ。
もちろん、いろいろな場所に使えた方が良いのは確かだが、特定の部位に特化することで低価格を実現しているのがケアセルフシリーズの特徴だ。一般的な低周波治療器は高性能なもので15,000円前後、基本的な機能の製品でも4,000~5,000円前後はするが、このケアセルフシリーズは実売で2,500円前後と、かなりお手軽となっている。
低周波治療器を使ってみたいと思っている人の入門用には最適な製品と言えそうだ。
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本体。シンプルでコンパクトなデザイン
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背面
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パッド部分。大型のジャンボパッドが付属する
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● シンプルでコンパクト
実際に使ってみると、腰に特化しているだけあって、操作がシンプルで使いやすい。
使い方としては、一般的な低周波治療器と同じで、まずはケーブルでつながれた粘着パッドを治療したい場所にペタッと貼り付ける。
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粘着パッド
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ペタッと貼り付けることができる
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その後、治療を開始するのだが、本体に用意されているボタンはわずか4つのシンプルな仕様。電源ボタンを押してから、モード選択ボタンでモードを選び、好みに合わせて上下の強さ調節ボタンで調節するだけで利用できる。
モードといっても、腰用に特化しているだけあって、後述する「もむ」と「おす」などの複数モードを組み合わせた「腰」モードと、ジワーという感じで治療する「もむ」モード、グググッという感じで治療する「おす」モードの3種類のみ。基本的には組み合わせの「腰」モードでおまかせの治療をするのが手軽なので、操作に迷うことがないのがメリットだ。
強さは5段階に調節が可能で、モードランプの点灯速度で判断できるようになっているが、どちらかというとソフトな印象の治療だ。最強の5にしても痛みを感じるようなことはなく、心地よく利用できる。
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操作はシンプル。電源を入れてモードを選択。強さを調節するだけ
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人によっては低周波治療器の感覚が苦手という場合もあるが、本製品の場合、非常に微弱な刺激から使えるので、ソフトなマッサージが好みの人にも向いているだろう。意図せず筋肉が大きく動くようなこともないので、本や雑誌などを読みながら使っても支障がない。
ただし、逆に強い刺激が好みの人の場合、若干、物足りなく感じる可能性もある。筆者もその一人だが、もう1~2段くらい強い刺激があっても良さそうに感じた。
なお、本製品は手のひらサイズとコンパクトなうえ、単四乾電池2本で動作するので、利用場所を選ばないというのも大きな特徴の1つだ。さすがに移動中に使うことは好ましくないが、本体をポケットに入れたままソファなどでくつろぎながら利用することなどもできる。
動作も自動的に15分で停止するので、気持ちよくなって、ついウトウトしてしまった場合でも安心だ。
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腰の部分に当てて使ってみた
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座った状態でも利用できる
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● 腰以外にも使える
腰用で安いといっても、できればいろいろな場所に使いたいと考える人もいるかもしれない。
というわけで、腰だけでなく、肩や背中などでも試してみたが、もちろん問題なく利用することができた。ただし、冒頭で紹介した「肩いーきもち」や「足いーきもち」には、それぞれ独自のプログラムによる肩用、足用のモードが用意されている。やはり、部位に併せて専用の製品を使った方が良いだろう。
いずれにせよ、ソフトな刺激の低周波治療を手軽に楽しめるのが、この「ケアセルフ 腰いーきもち HV-F011」の特徴だ。家での利用はもちろんのこと、会社などに置いておいて、ちょっとした空き時間のリフレッシュなどに使うというのに良さそうな製品だ。
■URL
オムロンヘルスケア株式会社
http://www.healthcare.omron.co.jp/index.html
製品情報
http://www.healthcare.omron.co.jp/product/hvf011_1.html
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2008/10/10 00:01
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