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シヤチハタ「ハンコベンリ」

~実印があっという間に朱肉いらずの“シヤチハタ”に
Reported by 本誌:伊藤 大地

シヤチハタ「ハンコベンリ」
 シヤチハタといえば、朱肉がいらない簡易印鑑の代名詞的存在。誰しもお世話になったことがあるだろう。“宅急便”や“ホッチキス”などと並んで、広く「固有名詞=一般名詞」となっている例でもある。

 ただ、シヤチハタは同じ印影のものが大量生産されているため、公的な書類に使用できないなど、“簡易”であるがゆえの不便さもあった。実印や銀行印といった重要な印鑑こそ、失敗が少なく、サクッと手軽に押せるシヤチハタのようなものが欲しいと思っていたのは、私だけではないだろう。

 そうした普通の印鑑を“シヤチハタ化”してしまうアクセサリが、今日紹介する「ハンコベンリ」だ。希望小売価格は525円。オフィスデポにて、同額で購入した。

 このハンコベンリは、一言で言うと、朱肉とその乾きを抑えるキャップが一体化した印鑑ケース、ということになるだろう。一口で印鑑と言っても、さまざまな形状、大きさがあるがハンコベンリが対応するのは、印影が丸形と楕円形のもの。丸形印なら直径10~12mmまで、楕円形のものであれば10.5~12mmまで対応する。さらに、パッケージにはストッパーのような役割を果たすシールが2枚入っており、これを使えば直径9mmまでなら大丈夫だという。

 仕組みは意外に単純。といっても言葉で説明するのはなかなか難しい。ケースの内部では印面とケースに据え付けられたスタンプ台が常に接触している状態になっていて、押印時に圧がかかると、そのスタンプ台のフタがパカッと外れ、印面がニュッと出てくる、そういった仕組みになっている。


普段使っているシヤチハタの製品と比較したところ。普通のシヤチハタと比べるとサイズは大きめだ。左から「Xスタンパー」、「キャップレス9」、「ハンコベンリ」
印鑑の位置を設定するネジ
本体にはロックがついているので、カバンに入れて持ち運ぶ時には便利

キャップが朱肉になっている 実際に印鑑をセットしたところ

 さっそく、普通の印鑑を入れてみたのだが、なかなかうまくいかない。どのくらい深く印鑑を差し込めばいいのかわからないのだ。始めは深く差しすぎて、印鑑を押そうとしても周りのフチがジャマして押せない。次に浅めにすると、今度はスタンプ台がうまく印面にくっつかない。多くの印鑑に対応する汎用品のため、目安がなく、自分で微調整しながら差し込むしかない。

 しかも、はじめのうちはインクの流量が多めで、ちょっとベタつく。ようやく馴染んだのは、15回ほど押印と調整を繰り返した後のこと。このあたりは普通のシヤチハタに比べると面倒なのは事実だが、いろいろな印鑑に対応する汎用品なのだから、仕方のないところだろう。


多くの印鑑に対応する製品のため、印鑑のセットは微調整が必要になる 他の製品と押し味を比較したところ。一片が欠けてしまっている 複数回連続で押すと調整が効く。これは左から5回連続で押したところ

 調整が終わった後の押し味は申し分ない。押印用のゴムマットなどを使わなくても、くっきりキレイに押せる。普通のシヤチハタほどではないが、失敗率は格段に低い。もちろん朱肉を使わないので、使用後にティッシュペーパーで拭き取る必要もないし、手が汚れることもない。

 たった500円ちょっとで、印鑑がシヤチハタ化するのには驚いた。インクの面を密封する仕組みや、印鑑の差し込み具合を調整する機構など、よく考えたものだと思う。ぜひ、一度試して欲しいアイデアグッズだ。





URL
  シャチハタ株式会社
  http://www.shachihata.co.jp/index.php
  製品情報
  http://www.shachihata.co.jp/catalog/lineup/060/003/007/



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2008/09/09 00:00

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