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やじうまミニレビュー 岩城ハウスウェア「ウォータードリップコーヒーサーバー 8644-CL」
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~水出しコーヒーが手軽に楽しめるコーヒーサーバー
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Reported by
清水 理史
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● おいしいアイスコーヒーをご家庭で
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岩城ハウスウェアのウォータードリップコーヒーサーバー。水出しコーヒーを手軽に作れるコーヒーサーバーだ
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夏になると我が家の冷蔵庫には缶コーヒーが大量にストックされる。理由は単純で、冷たいコーヒーを手軽に飲みたいからだ。
朝一番のコーヒーだけは、妻がドリップしてくれるのだが、さすがに日中は手間がかかるうえ、こう暑いとそもそもホットコーヒーを飲む気になれない。もともと甘いコーヒーが好きなだけに、夏はもっぱら冷やした缶コーヒーをガブガブと飲んでいるというわけだ。
とは言え、たまに喫茶店やコーヒーショップでアイスコーヒーを飲むと、その香りとコクに感心し、家でも楽しみたいなぁと思えてくる。そこで手に入れたのが、この岩城ハウスウェアの「ウォータードリップコーヒーサーバー」だ。水出しコーヒーを手軽に楽しめるコーヒーサーバーで、メーカー希望小売価格は2,100円だ。だいたい、定価で販売されていることが多いようだ。
● シンプルで場所を取らない
このウォータードリップコーヒーサーバーは、文字通り、水でコーヒーを抽出するタイプのコーヒーサーバーだ。
通常、コーヒーはお湯を使って抽出することが多いが、これをお湯ではなく水で行なう。水で抽出すると、コーヒーからカフェインやタンニンが溶け出しにくいという効果があるようで、苦みの少ないスッキリとした味に仕上がるのが特徴だ。
本体は水タンク、フィルター、ポットという大きく3つから構成されており、水タンクに入れた水を少しずつフィルター内のコーヒー粉へとたらし、抽出されたコーヒーをポットに蓄えるというしくみになっている。
お湯を使わない関係で電源もスイッチも存在しない非常にシンプルな構成で、サイズも高さ約270mm、底面の直径が約125mmとさほど場所を取らない。これで約4杯分440mlのコーヒーを抽出できる製品だ。
水出しタイプのコーヒーサーバーは、通常、もう少し大がかりで、何と言うか、化学の実験道具っぽい雰囲気の製品か、その対極にあるような麦茶ポットのような製品に二極化されるが、本製品はちょうどその中間。しくみとしては上部からの水で少しずつコーヒーを抽出するという方法ながら、構造やデザインは非常にシンプルで、場所を取らないのが特徴だ。
● コーヒーと水を入れ、あとはひたすら待つ
実際に使ってみたが、使い方は簡単で、水出しコーヒー初体験でも簡単に作れた。
まずは、フィルターにコーヒーを入れる。このフィルターは樹脂製で底面が細かな網目状になっており、そのままコーヒー粉を入れることができる。今回は最大の4杯分作るので、側面に刻まれている目盛一杯までコーヒー粉を入れた。
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1.コーヒーをフィルターに入れる
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2.少し水を入れてコーヒーを湿らせておく
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なお、使うコーヒー粉は「中細挽き」のものが推奨されている。粗めの挽き方だと薄くなってしまい、反対に細かすぎるとフィルターがつまってしまうからだ。今回はせっかくなので近所のコーヒーショップでアイスコーヒー用にブレンドした豆を「中細挽き」でお願いして挽いてもらって利用した。
コーヒーを入れたら、ポットへとセットし、そこに水を少し入れ(40mlほど)、あらかじめ湿らせておく。取扱説明書によると、これをあらかじめしておかないと、コーヒーがうすくなってしまうようだ。
ここまでの準備ができたら、最後に水タンクを上部に乗せ、そこに水を注ぎ込めば完了だ。水タンクから「ポタ、ポタ」と落ちた水がコーヒー粉に染みこんでいき、しばらくするとフィルタからコーヒーが抽出されてくる。
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3.ポットにセットして水を注ぐ
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4.しばらくすると少しずつ抽出される
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サイズがコンパクトなためそのまま冷蔵庫に入れておくこともできる
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4杯分のコーヒーの抽出にかかる時間は約2時間。量が少ないということもあるが、製品や抽出方法によっては3から4時間、場合によっては8時間などという場合もあるので、水出しコーヒーの中では、比較的速く抽出できる製品だろう。
ちなみに、前述したように本製品は比較的コンパクトなサイズなため、抽出させた状態のまま冷蔵庫に入れておくこともできる。最終的にアイスコーヒーとして楽しむなら、抽出中の2時間を使って、同時に冷やしておくというのがオススメだ。
● スッキリした苦み
できあがったコーヒーを飲んでみると、実に爽快。スッキリとした苦みというか、後味がとても良い。
前述したように、今回は近所のコーヒーショップの豆を使ったせいもあるが、その店のコーヒーとほとんど同じ味のアイスコーヒーという印象だった。
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抽出完了
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味はスッキリとした印象。コーヒーショップのアイスコーヒーにも負けないおいしさ
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水出しコーヒーというと、翌日のために前の晩に仕込んでおくという印象があったが、これなら朝仕込んで10時、もしくは昼食後のコーヒータイムに十分間に合う。手軽に、スピーディに、おいしいアイスコーヒーが楽しめるので便利。
ウォータータンクのフタはポットのフタとしても使えるようになっているので、抽出後、再び冷蔵庫で保管しておくこともできる。保管しておいても酸化しにくく、味があまり変わらないというのも水出しコーヒーのメリットだろう。
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コーヒーを捨てて洗うだけとお手入れも楽
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お手入れに関しても、逆さにしたフィルターをトントンと叩くようにしてコーヒーをゴミ箱へと捨ててから、普通に洗うだけで済むのでさほど手間はかからない。一見、面倒そうな水出しコーヒーだが、本製品を使えば手軽に楽しめる。夏のアイスコーヒーをよりおいしく頂きたいという人にぜひおすすめだ。
■URL
株式会社岩城ハウスウェア
http://www.igc.co.jp/index.html
製品情報
http://218.224.225.228/fmi/xsl/017_KV157zQ488X4qif7/detail.xsl?-db=026_igc&-lay=web&-recid=1044&-find=
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2008/08/25 00:01
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