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ゼピール「化粧品用冷蔵庫」

~冷えた化粧水が気持ち良い、化粧品専用冷蔵庫
Reported by 本誌:阿部 夏子

ゼビール「化粧品用冷蔵庫」
 夏本番を迎えて、冷蔵庫を購入した。といっても今回購入したのは、食品を入れるための冷蔵庫ではなく“化粧品専用の冷蔵庫”だ。というのも、我が家は南西に向いた角部屋で、夏の間の気温は軽く40℃を超えてしまう。帰宅すると外より室内の方が暑いのは当たり前という状態なのだ。去年の猛暑で口紅はフニャフニャに溶け、香水は酸化して香りが変わってしまった。

 去年の二の舞は踏むまいと、購入したのがゼピールの「化粧品用冷蔵庫」だ。必要とする事情があったのはもちろん、3,980円という価格も購入の決め手になった。メーカー希望小売価格はオープンプライスだ。インターネット上では会社情報などを見つけることが出来なかったが、ヨドバシカメラのネット通販で購入できる。

 本体サイズは218×271×283mm(幅×奥行き×高さ)で、片手で持てるほどのサイズ。本体のフタは上に開く方式で、前面のボタンで操作する。特徴的なのは、電源方式が2種類用意されている点。家庭にあるコンセントのほか、車のシガーソケットに差して使えるアダプタが付属するのだ。夏の車内の温度上昇を考えるとなかなか便利そうな機能だ。


製品パッケージ
パッケージ側面。化粧品専用の冷蔵庫だ
本体背面

製品側面
フタは上側に開く
フタがガバッと開くので中のものが取り出しやすい

内部に仕切りなどはない
アダプタの差し込み口。AC100V用、DC12V用の2つが用意されている アダプタは家庭用のコンセントと、車内で使えるシガーソケット用の2種類が付属する

 庫内温度は10~14℃の間でキープされ、前面の液晶部分でその時の庫内温度が表示される。化粧品に合わせた、やや高めの保管温度なので、食品用の冷蔵庫として使うのには向かないだろう。

 “化粧品専用”として工夫されているなと感じたのが、本体が縦長の構造で背の高いボトルが楽々入ってしまうこと。ふつうの小型の冷蔵庫では中段に仕切りがあったりして、なかなかうまくはいらないものだ。その点、化粧品用冷蔵庫では化粧水のボトルが縦に、7本は入ってしまう。小型のメイクグッズを置ける棚が設けられていたり使い勝手はなかなか良い。


底に敷くネットが付属する ネットを敷いたところ。電源を入れるとすぐに庫内の壁が冷たくなってくる

電源を入れると正面の液晶画面に庫内の温度が表示される 電源を入れて15分ほどたった時の庫内温度は21℃だった。普段は10~14℃の温度に保たれる 化粧品のボトルを縦にそのまま入れることができる

 実際に使ってみると、暑さで化粧品の劣化を防ぐという本来の目的はもちろん、化粧品そのものが冷たくなっているのが気持ちよく、快適だった。

 お風呂上がりのほてった肌に、冷たく保管された化粧水でパッティングすると、開いた毛穴がキュッと引き締まる感じで、夏の肌にはかなり気持ちいい。冷蔵庫で化粧水を冷やした時に比べると、冷たさが緩やかで、12℃前後の保管温度がちょうど良い。特にオススメなのがシートタイプのパックを冷やして使うこと。冷たいパックが肌に密着して、至福の時間が味わえる。

 仕切りが少ないのでメイクグッズ全てを収納する、というわけにはいかないが収納グッズとしても有効に使えそうだ。本体サイズがコンパクトなので、いつものメイクスペースにすぐに導入できるのも良い。


大きめのボトルでもスッキリと入れられる 小物入れには口紅やクリームタイプのアイシャドウなど細々したメイクグッズを収納 冷やして使って特に気持ちよかったのがシートタイプのフェイスパック

 というわけで、今年の夏の対策は万全! とおもいきやよくよく説明書を読んでみると心配な一文が……「庫内温度:10~14℃(外気気温が32℃より高くない時)」とあるではないかっ! 今のところは日陰に置くなどして大丈夫なものの、これから先のことを考えるとちょっと心配だ。車で使う場合は特に注意が必要だろう。最近の猛暑を考えるともう少しスペックを上げて欲しい。

 化粧品1本を買うぐらいの価格で導入できるので、自宅に置いてあった口紅が溶けてしまった経験がある方には文句なしにおすすめしたい。





URL
  株式会社電響社
  http://www.denkyosha.co.jp/



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2008/07/24 00:08

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