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コクヨ「IDeo(アイデオ)」

~ちょっとおしゃれなIDカードホルダー
Reported by 本誌:阿部 夏子

コクヨ「IDeo(アイデオ)」秋田道夫氏、柴田文江氏デザインのIDカードホルダー
 最近は日本の企業でも、IDカードを首からぶら下げながら仕事をするところが増えているようだ。電車の中でも下げたままでいるサラリーマンをよく見かける。我が編集部は……というとIDカードは存在するものの、首から下げている人はほとんどいない(本当はいけない)。首から下げることをしないのは、外出が多いから外し忘れてしまう、首が凝るからなど様々な理由があるが、中には「かっこわるいから」なんていうのもあるようだ。

 そう…会社から支給されるホルダーはビニール製で、かけひもは青でいかにもサラリーマン然とした安っぽいもの。これではなかなか使う気にもならない。そういう人が多いのか、文房具メーカーのコクヨからデザインにこだわったネームカードホルダーが発売されている。今回はちょっとこだわりたい人向けのカードホルダーを紹介したい。

 コクヨ「IDeo(アイデオ)」は、デザイナーの秋田道夫氏と、柴田文江氏がデザインを手がけたIDカードホルダーで、2種類のラインナップが用意されている。


秋田道夫氏デザイン「HUBSTYLE」

秋田道夫氏デザイン「HUBSTYLE」
 まず秋田道夫氏がデザインを担当したのが、「HUBSTYLE(ハブスタイル)」というライン。ハブスタイルという製品名はビジネスの中心(HUB)という意味が込められているという。メーカー希望小売価格は4,095円。Amazon.co.jpでの購入価格は3,685円。

 革製のものと、布製のものが用意されているが、今回は革製のものを購入した。カラーバリエーションは黒と白のシンプルな2色。ストラップ、本体共にレザーが採用されており高級感を感じる作りだ。製品情報ページによるとディレクターやマネージャーなどの管理職を意識して作られたものだという。

 カードケースに収納できるカードは2枚までで、対応するカードのサイズは名刺サイズといわれる91×56mm(幅×高さ)とIDカードサイズ86×54×0.8mm(幅×高さ×厚み)の2種類。厚みのあるICカードなどにも対応している。


製品パッケージの裏には秋田道夫氏デザインだということがしっかり記載されている カラーは黒と白の2色が用意されている
カードケース部分

カードケース裏面
カードケースの裏側。カードを取り出しやすいように切れ込みが入っている カードを落とさないようにジップが配置されている

 この製品は優れたデザインもさることながら、機能も普通のカードホルダーとは差をつけている。非接触型カードに便利なのが、ストラップとカードケースの間についている約50cmのリール。カードをケースから抜き出さなくても、あるいは首を無理に近づけなくてもカードを指定の場所まで伸ばせるので、1日に何度もID認証を行なうIT企業で働く人にとってはかなり便利な機能だろう。


装着イメージ
装着イメージ

カードケースの上にはリールが設置されている 非接触タイプのカードでもそのまま使うことができる
首を近づけなくてもいい

 また、ネックストラップには、強い力で引っ張られるとストラップが外れる事故防止のパーツが採用されている。


ネックスラップの接続部分。強い力で引っ張ると外れるようになっている
リールとの接続部分

縦型のカードケースの装着イメージ
 革製の本体に加えてリールも搭載されているので本体はやや重いかなと思ったのだが、実際にしてみるとそれほど重みを感じない。特にスーツを着用する人にはピッタリとマッチするデザインで、シンプルな中にも高級感が感じられる。

 ちなみに個別ごとのパーツ販売も行なわれている。IDケースも縦型、横型などいくつか種類があるのでそれにも対応できるようになっているのだ。実は編集部のIDカードも縦型なので縦型のケースも併せて購入した。メーカー希望小売価格は1,995円だ。

 カードケースの入れ替えは、ストラップの接続部のホックを外せば簡単に行なえる。カードケース以外にもネックストラップ、リールなども単品で販売されているので、ネックストラップだけレザーに替える、なんて使い方もできそうだ。


カードケースとストラップの接続部
簡単に外すことができる
別売りで購入した縦型のカードケース

柴田文江氏デザイン「SMOOTHSTYLE」

柴田文江氏デザイン「SMOOTHSTYLE(スムーススタイル)」
 柴田文江氏がデザインを担当したのは「SMOOTHSTYLE(スムーススタイル)」というラインだ。デザイナーや、ショップスタッフなどをターゲットとして作られたという本体はプラスチック製で、今までのカードケースとは違った印象。厚みのあるケース部分は角部分は丸く加工されていて柔らかい印象を与える。

 メーカー希望小売価格は1,890円。Amazon.co.jpでの購入価格は1,701円だ。

 クリエィティブ系の職種の人をターゲットにしているだけあってカラーバリエーションは5色と豊富。黒と白以外のカラーは淡いながらもインパクトのあるカラーで、さすがにデザイナーが手がけただけのことはある。今回はその中から白とグリーンを購入した。


製品パッケージ裏面。柴田文江氏デザインと記載されている 製品本体。購入したのは白とグリーンだ
製品裏面

 カードは本体裏をスライドして入れ替えする。ここのスライドが少し固めで、両手を使わないと開けられない。カードを出し入れして使う機会の多い人にはこのタイプのカードホルダーは向かなそうだ。逆に、カードを落とす心配がないので、非接触型カードへの使用には最適な製品といえるだろう。

 ネックストラップ部分は円形に加工されたポリエチレン製。HUBSTYLEと同様に、ストラップには事故防止用のパーツが搭載されている。リールが搭載されているのも一緒だ。


本体裏面からカードを取り出す 開閉はスライド式なのだが、やや固めで両手を使わないと開けられない リールが搭載されているのは一緒だ

リールの形は「HUBSTYLE」に比べるとシンプルですっきりとしている ストラップの接続部。事故防止用に強く引っ張ると外れるパーツが採用されている
パーツを外したところ

デザインだけでなく使い勝手もマル!

 会社で、ここぞとばかりに個性を見せつけるというのはどうかと思うが、両ライン共に、「あ、この人モノにはこだわりたいタイプなんだな」という思わせる程度のデザインで、とてもバランスが良い。個性を主張しながらも、押しつけがましさがないのだ。非接触型に対応したリールが搭載されているので、電子マネーにも便利だろう。コンビニにも手ぶらでいける。

 デザインだけではなく使い勝手も一緒にグレードアップできる工夫が随所に感じられる。カードケースは、基本的に会社で支給されているものなのでそこまでの必然性がないが、その意味でプレゼントしても喜ばれそうな製品だ。





URL
  コクヨS&T株式会社
  http://www.kokuyo-st.co.jp/
  製品情報
  http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/ideo/



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2008/04/22 00:08

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